能美先輩の弁明
」のレビュー

能美先輩の弁明

大麦こあら

是非お手元に…

2025年4月19日
単話をちょこちょこ購入していて、最終話ももちろん読んでたんですが、やっぱり通して読みたいなとこちらをぽちりました。
未読のエピソードなどあったり葉山さんの登場シーンも見てなかったし、何より最終話以降のオリジナル描き下ろし?がアガりました!!!! あの!あのあのツンの申し子の様な丹くんの極甘への激変ぶり!! これだけでもうコレ買って良かったわ~~て思う1冊です。

大麦こあらさんの他作品はあまり読んでないのですが、絵が可愛いなとずっと思ってました。でも今作で絵も内容もこれまでのこあらさんに対する認識を超大幅にアプデした感じ!! まず2人の背景が大学の哲学科?! 自分まったくその方面詳しくなく(著名な哲学者の名前くらいは聞いたことあるって程度)それだけでも未知のカテゴリーに自分も触れてる気になっちゃったりして妙な満足感笑
そして画力! 可愛いのは可愛いけど顔だけじゃ無いんですね。ファッションもオシャレに描くのとても上手。2人のエチシーンも体の描き分け上手いしホントに体がキレイ~、ゴツゴツしてない柔らかな線がふたりの顔に凄くマッチして読んでて引き込まれます。
内容は能美先輩メインで進んでいきますが、唐突に丹くん目線も入ってきたりして冒頭からそこまでツンしかない丹くんの本音が垣間見れたりします。

体の関係が先になってしまったふたりだけど、ゆっくりゆっくりお互いへの「あれ?コイツって…」みたいな気持ちに何度も出会い本当にゆっくり恋をしていく、というもう読んでて何度も何度ももだもださせられるお話です。
エロいシーンもあるんだけど(いや、なんならエロはホントにエロいんだけど)こーゆーのが「ほっこり」っていうのかな? みたいな笑 とにかく大好きです。買いの1冊です、お手元にぜひ。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!