このレビューはネタバレを含みます▼
高校三年生の空と、建築士の烏丸の話。コウキ。さんは「君の夢を見ている」は好きだけど「アヒルくん〜」は合わなくて、本作どうかな〜読み応えありそう!って買ってみました。読み応えはたっぷりあって、230Pに色々ぎっしり詰まってて、何回かに分けてじっくり読めた。烏丸が、空の将来を考えて逃げたのは好きな展開で、俺のことは忘れて幸せになってくれって健気受け大好き。空は大型年下従順溺愛ワンコ。高校生なのにちゃんと待てるの偉い。三条のために体を売ってたらしいのとか、弟がやたら烏丸好きなのに最後の方空の味方になってたりとか(この兄弟の説明があまりない)、突然そんな発展途上国に行けるのか?手続きは?とか、色々ハテナがあってあまり楽しめなかったのも正直なところ…。でも孤独を抱え合ったモノ同士が結び付くのは好きです。