このレビューはネタバレを含みます▼
『制服、深夜2時。』なんていいタイトル!「制服」のなかに色んなニュアンスを感じられるあたり、制服のある国で育って良かったと思う。しかも高校生の制服は特別な感じがします。変な意味じゃなくて。その短い期間にしかない一瞬の眩しさみたいなものが純粋に綺麗だなって思う。ヤンキーでもメイクやピアスばちばちで着崩しててもかわいいって思うし。そこには子供から大人になる過渡期からしか生まれない尊い何かがあるのかも。
タイトルだけでなく2人の制服のセンスよい着こなしに表紙と見開きの両方まじまじと見入ってしまった。美し・・
2人ともかなりの美人で若干の不健全さと深夜2時が似合う温度感がステキでした。すでにエロいことしてるのに肝心の想いは喉につっかえてるような感覚や、それをお互い相手に言わせようとする駆け引きがめちゃくちゃ良かった。
「好きな子に嫌われるようなことした」からの「好きな子って誰」あたりのやり取り好き!もはや変化球の告白とわかっててうっすらまだ駆け引き感を残しつつ空気感堪能したいっていうのが、もう!キュンキュンしました。動悸?ここらへんの純粋さとエロさのアンバランス感がすごく良かったです。
あと深夜の謎テンション。高校生のそれと大人のそれは違ってきますよ。大人はね、夜中になるとお酒片手にいきなりお掃除ムーブかましたり1人ファッションショーしたりするの。おや、私だけですか?