泣かないシュクレと甘いキス 分冊版
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泣かないシュクレと甘いキス 分冊版

南華つくる

四ノ宮好き!

ネタバレ
2025年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙に惹かれてクリックした作品。製菓学校時代の同級生二人の物語。
四ノ宮は奨学金で学校に通う苦学生、かなり尖っている上ひねくれ者。対する七尾は人当たりの良い好青年、両親揃ってパティシエでもあるサラブレッド。
絵に描いたような善キャの七尾に毒を吐きながらも、その飛び抜けた才能は認めていた四ノ宮。だというのに、七尾は誰にも告げず突如学校を辞めてしまった…。
その数年後、二人はゲームセンターで偶然再会。四ノ宮はお客として、七尾はまさかのスタッフとして。
何だかんだで宅飲みすることになった二人。七尾が退学してしまった理由も明らかに…。

まず作画が良い。四ノ宮は睫毛が長く美人さん。個人的には学生時代の坊主頭が好みだったな(美人顔+坊主頭のギャップ萌え)…。
そして現在はゲームセンターのスタッフとして働く七尾。全く製菓と関係ない職種に就いている理由、それを四ノ宮に語ります。
まさかの小麦粉の接触性アレルギー。それでも工夫しながら乗り越える人々もいるけれど、自分は精神的にも肉体的にもそこまでの覚悟を持てなくなってしまったと。
お酒も入ってか、次第に素直な気持ちで語り出す二人。「七尾が作るケーキが好きだった」と呟く四ノ宮、実はケーキだけでなく、学生時代から七尾自身のことが!好きな子に意地悪をしてしまうタイプですね。また、七尾の方も当時から四ノ宮を意識していたことが段々とわかってきます。甘酸っぱい…。
作画もストーリーも◎、私はやはり四ノ宮が美人さんで好きです。ボブヘアからショートヘアにした彼も良き!
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