このレビューはネタバレを含みます▼
すごく面白くて、ラブラブで多幸感ある、楽しい作品!
鬼が9割占める世界で、希少で滅多に会えないヒトは「鬼を惑わす」とも言われ、迷信で気味悪がられてるため、ヒトの七生はバレないように過ごしていたのに、鬼の中でも鬼みの強い巨ツノの穂高にバレてしまう。以来、ヒトが発する甘くて良い七生の匂いが、鬼みの強い穂高を惹きつけ、味わいたい強い衝動で穂高にいつも迫られ、触れられるとヒトの防衛本能でメロメロになるのを繰り返す日々に。食べたい本能なのか、好きだから食べたいのか?鬼独特のヒトと違う性質や異種同士の共生の世界で、葛藤や追いかけっこが繰り広げられながらも、終始ラブラブでスキンシップが多くて、コミカルで温かいお話。鬼圧、鬼ごみ(人混み)や鬼前(人前)とか、鬼世界の設定も色々面白い。負けず嫌いでちょっと迂闊な七生は可愛く、強い鬼で巨ツノの穂高は割と理性的な所があり頼り甲斐があるのも格好良く、他のキャラも皆んな個性的で楽しくて魅力的。ずっとこの世界を堪能したいくらい面白くて温かい作品。オススメです!