このレビューはネタバレを含みます▼
ち◯ぽーんち◯ぽーんって、読んだとき、電車の中で吹き出しそうになった（笑）ピンポンだろ！ってつっこみも小さくて（笑）
前作と毛色は違う。こちら、確かオススメいただいた作品で購入しておいたものだと思う。
面白かったね、笑えた。でも、内面のモノローグが詩的で、ゆっくりと変化していることがわかる。
佑みたいに、自分勝手で話を聞かなくて、肯定されることが当たり前で自信はあるけど、何か掴めていない悪気はないだろうが図々しいのに、憎めない人っているよね（笑）
徳かな（笑）
なんか、育ちのよい坊っちゃん系に多い気がする（個人的感想）。
自分の世界や空間に侵食される。嫌なのに何故か入れてしまう。それは、もう恋だよね。無自覚だけど。
しっちーは省エネで、「それなりに」生きてきた。
でも、結局、性自認がなかったんだな。
自分のためだけの曲。人に聴かせないのは、自分から閉めているからなんだよなぁ。佑にこじ開けられるのが、嫌だったのは、本心を突かれるから。
でも、開けさせられた。世界が変わって、「それなり」を越えて楽しさを知る。
それは佑も同じだな。
ラブコメに自分探しが入って、なかなか面白かった。
エチはありますよ。
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