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ネタバレ

2025年7月1日

このレビューはネタバレを含みます▼ 犬神様と生贄に差し出された（というか自ら進んで生贄になりに行った）蛍のお話。神様と生贄って設定はBLでは良くあるけど、博士先生のストーリーは一味違います。
神様の住んでるところは都会のタワマンだしヘリで迎えにくるし、ブランドショップに行ったり高級クラブで遊んだり、俗っぽいにも程がある。お店の人もちゃんと“神様”って認識してるのも笑えます。
一見　自分勝手で横暴な神様だけど、作ったご飯をひっくり返すのも部屋を散らかすのも、“犬”の行動と思えば納得です。素直じゃないけど、なんだかんだ蛍のことが大好きな神様。蛍と神様の繋がりを知ると切なくてウルッとしました。神様は生まれ変わってまた会えるのをずっとずっと待ってたから、長く待たされたことや蛍が自分のことをわからない事にイライラして意地悪してしまったのかもなと思いました。
やっと巡り会えたのに、ペットアレルギーって診断は辛すぎる〜。そして断腸の思いで蛍を故郷に帰したのに別の犬飼ってるって、そりゃ神様怒って当然ですわ。神様というより、終始犬みが強くて面白かわいいです。
エチに関しては博士先生の18　禁版はさすがの一言。