夢でもよし~君と、夜明けを待つ~
」のレビュー

夢でもよし~君と、夜明けを待つ~

アユ・ヤマネ

絵柄に誠実さを感じたら読んで損はない。

ネタバレ
2025年7月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 元カレの理不尽な裏切りを消化出来ないまま左遷された清崎。そこからの立て直しには、蒼君とタビと農園と年月がどうしても必要だったのでしょう。そのどのひとつも欠けてはならなかった。そしてその全てが彼の生きる力、血肉となっていく様子が、台詞で説明されるわけではないのに、じんわりとこちらに伝わってきます。

一朝一夕で描かれるBLが多い中で、ひときわ四季の移ろいを感じる良作品です。
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