このレビューはネタバレを含みます▼
手作り弁当を交換条件に妄想劇場(ずりぃネタ)へ連れて行かれるリーマンもの。かなり斬新だった。128頁。
結論はレビュー書いておこうと思えるくらい面白かった。星☆3.9
木羽奏助と安西宙人は会社の先輩後輩。木羽はゲイで上司に淡い片想中。そこへ後輩の安西から手作り弁当と交換で夜のズリネタに使わせてほしいともちかけられた。めちゃくちゃ美味しいオカズを食べられる魅力に抗えずOKする木羽(あーチョロい、現実ならセクハラだがここはBL)
毎日濃密なシチュエーションのネタがドヤ顔安西の高解像度な解説で繰り広げられる。
初めての夜から始まり玩具を使うプレイまでバリエーションは豊か、劇場の木羽はどんどん開発される。
しかし現実は昼休みの会議室で楽しそうに話す安西と恥ずかしそうな木羽がランチしている、これはこれでかなりの羞恥プレイ(笑)
そう、ここまでくれば察してほしい。安西は推しに押しているのに木羽の鈍さはスペシャルだった。
序幕はコメディ寄り?だが木羽の恋心をはさみながら物語は最終幕へ向かっていく。