夜明けの序章 【電子限定特典付き】
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夜明けの序章 【電子限定特典付き】

三月えみ

これは、アルーンに持ってかれますよね‥

ネタバレ
2025年10月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 既に推し作家様の1人にランクインした三月えみ先生の他作品も読んでみたくて、値下げと褐色の彼と目が合ったタイミングでポチッ!
スクロールすると可愛いDK達に、あれ?褐色のお兄さんは??となり、どうやらDK達のお話の後に続いてるとの事でちょっと拍子抜け‥はほんっっの一瞬で、甘酸っぱいDKくん達の恋物語にキュンキュンしっぱなしでした!それぞれのタイトルも◎!
一冊で大人の恋愛も若さ溢れるDKの恋の行方も期待以上の面白さを叩き出して下さってます!

時は高校3年生の三学期、卒業を控え残りわずかな学校生活を送る甲斐と新奈。訳あって期間限定で新奈の家族と住むことに。
男同士の交流会と称してエロに直結した健全な反応。一度始まったら止められない!あとは流されるまま‥といってもいきなり無茶はせずに終了。新菜の可愛い反応に幾度と目が釘付けになる甲斐。

校舎の落書きが大変肝になってくるんですが、このアナログさがまた良くて、なんだか懐かしい気持ちになりました。

ただ眺めているだけの存在から、手の届く所へ。ましてや同じ屋根の下にとなれば、もう!ね~!!
別れ際の列車のホームと非常ベル!とっさにつかむ右手!あ~青ハル最高!
このあと「さよなら遠くの右手」に続き、卒業後恋人として迎える初めてのクリスマス。甲斐は就職、新菜は大学と遠距離。
甲斐の職場のクズ先輩がかなりクセありで、相当巻き添えをくらっちゃうんですが、クズの裏側を覗いてしまい‥。結果それが甲斐くんを突き動かす起爆剤に!あれだけ変わるのを恐れていたのに!もしかしたら自分達も同じ道をた辿ったかも‥というモヤモヤを見事吹き飛ばしてくれました!何か吹っ切れたカッコ良さに成長を感じました!もう最高のクリスマスだね!

かなり満たさた所で、表紙の2人のお話です。甲斐くんの兄でSEの晃一。甲斐くんのAVネタの師匠でもあり、こよなく弟を溺愛。褐色のお兄さんはインドと日本のハーフで、晃一の海外赴任先の年下上司。弟と離れ慣れない土地で人肌寂しくアルーンに甘えてしまう。おっと、これはどっちだ?の解釈一致で良かった(笑)そんなつもりはなかった晃一を、アルーンが本気になるよう仕向けていくんですが、目線と色気とセリフにこちらが陥落です!!夜明けに導いてくれた晃一を手離せないアルーン(喜)後日、日本で波乱の顔合わせやアルーンの強かさニヤリます!
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