誰か夢だと言ってくれ
」のレビュー

誰か夢だと言ってくれ

みっしぇる

10冊読む間に感想変わりました

2025年11月2日
11月の土日24時間限定完全無料の恩恵にあずかり読みました。
こちら今まで何度も目にしていたけど、申し訳ないけどいつも表紙の時点でたぶん自分には合わないと見送っていた作品でした。
勘は当たるもので読み始めてすぐ「やっぱり違った…」と。ファンタジーが過ぎるのと、小夜の顔も声も動きも煩過ぎるのがダメで4巻で苦痛がピークに。このまま離脱か…と思いながら惰性で読んだ5巻の衝撃ターンで覚醒し、その後は夢中で読みました。
10巻というのは私の中ではかなりの長編で、キャラが増えようが(兄cpとか)同じようなエピソードの繰り返しだとキツイものがあるけど、その点ep.26の場面転換は私にとってかなり好転となりました。カップルの恋物語的にも、樹✕小夜より晴人✕雨竜より、やはり私は現寿✕夢路の切ない話が一番好きです。樹の溺愛ぶりもかなりよかったけどね!
最初の方ではこちらの作品で涙を流すことになるとは思わなかったなあ。嬉しい誤算です。苦手だった小夜もだんだん健気で可愛く見えてきて。ちび小夜とちびうりゅもめちゃ可愛かった。
しかし1日に10巻というのは、家のことあれこれやりながらだと時間的になかなか厳しいもんですね。ものすごく残念なのが最終巻の半分ほどでタイムリミットが来てしまったこと。12時過ぎても読めていて、お、このままいけるのかなって思ってたら突然読めなくなっちゃった。もう少しだったのに〜。でも悔しいという感情が出てくるほど、この作品に対する想いが最初と違うことが嬉しくもありました。
秋晴れの休日に外出もせず漫画を読み続ける1日…最高でした(笑)
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