歌う猫のバズ
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歌う猫のバズ

猫手三

号泣してしまった。

ネタバレ
2025年11月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ あまりにもかわいらしい猫ちゃんとどこまでも優しくて熱い男が起こした奇跡みたいに眩い輝きを放つストーリー。

かつて栄光を掴んだ男が再起を目指すだけのストーリーではない。
奇跡みたいな存在が奇跡みたいな存在と出会って始まる物語は偶然なのか?
必然だったのかと思えてしまう。

主人公はどこまでも良い奴だから良い人達に恵まれてる。
孤独で苦しんでいたのも無理に縋らなかっただけで決してただの落ちぶれではない。
猫ちゃんと出会う資格が有ったんだ。

出会いは必ず別れが有る。
それもまた必然だ。

悔い無く生きて楽しく過ごす日々。
本当に贅沢で幸せな時間。
そこにこそ傍から見ていて感動してしまうのかも知れない。

こんなにもズルい猫漫画は本当にけしからん。
押しつけがましくないのに色々と思いだして号泣してしまった。

素敵な作品だった。
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