このレビューはネタバレを含みます▼
読みホでよめるBLファンタジー。75頁 (放題民じゃないなら、ピク支部を尋ねられたし)
読了の感想は「はぁ、これは上手いわぁ」のひと言。画力だけでなく、キャラの良さも十分にたって引き込まれる。
序盤はこれ、なんだろう?ではじまり、中盤はナゾな?に入っていく。夜のスナックで仕事をしている、優しいリリと童心な学生・紺(こん)の物語。生活サイクルがちがうふたり。いつから一緒にいるのかはわからない。ノートに綴られる絵日記も面白い(いつ書くのだろうか)そして紺の20歳の誕生日、夜の川原でふたりだけのかけっこ。着地はうなだれる切なさ。
ここからはボクの妄想(はじめは reincarnation とよんだが)『カァネイション』を花だと仮定して、何色だろうと考えた。結論は純粋な白。その花言葉は”私の愛情は生きている”
まずは、まっさらで読んでほしい作品。