やましさの熱に抱かれて 【電子限定特典付き】
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やましさの熱に抱かれて 【電子限定特典付き】

ウノハナ

ありがとう、神様。奥村様。ウノハナ様。

ネタバレ
2025年12月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作家様買い。
とんでもなく綺麗な表紙を見た瞬間、一ヶ月待つことなど出来なかった。きまジャガでウノハナ先生の大ファンになってから手当たり次第読んできたけど、10年以上前の作品を読んだ時も作画の美しさに吃驚し最新作でも吃驚し…って何回驚くんだ。でもそれくらい劣化知らずの作家様で感動を覚えます。

こちら今の時期に読むのにピッタリの作品でした。時はXmasシーズン、場所はドイツのクリスマスマーケット!冒頭から何というロマンチックさ。
そこで出会った2人の美しい日本人、天才脳外科医の奥村と製薬営業トップMRの東湖。
お互い3日間の恋人ごっこでは足りず帰国後も付き合うことになる。でも東湖の方には後ろめたい過去があり、全力で奥村に飛び込むことが出来ない。大事な人に出会うことで過去の過ちが枷になり苦しむことになる、なかなかにしんどい話の始まりです。

秘密が意味合い的に2つというのがまたウノハナ先生読ませます。1つはこれだけを見るなら客観的にも特に問題ではない。奥村も賢いからちゃんと解る。ただもう1つは…。どうしても言いたくなかった東湖の気持ちも分かるし、知った時突き放してしまった奥村の気持ちも分かる。これらが時間差でくるのでずっとハラハラでした。かつ2つ目の秘密を打ち明けた後離れてしまった時は、仕方ないとはいえ辛くて辛くて東湖と共に泣いてしまった。辛いのは奥村こそなのにごめんね。

東湖も後に自分でも言っていたけどジェットコースター並に気持ちが揺れ動いていたのが痛いくらい伝わってきました。奥村に愛し愛される喜びと比例するようについてくる罪悪感。それらに押しつぶされそうになっている姿に自業自得と言い放つ気にはなれず、東湖が幾度となく口にする「神様」に私がなれたなら、「ゆるす」と言って抱きしめるのに…なんて思ってしまうほどでした。

奥村さん。私の中ではあなたは神様。東湖を許してくれて、今の東湖を愛してくれて本当にありがとう!
2巻通してヒリヒリしっぱなしだった分ハピエンが飛び上がるほど嬉しい。これほど嬉しいのは久しぶりかも。出会いと同じドイツでのラストも最高。あまりの感動にホットワイン売りのおばちゃん、可愛いマグカップ、可愛いのか微妙なぬいぐるみ(笑)、何を見ても泣けてくる。
やはりウノハナ先生は天才です。
最高のクリスマスプレゼントありがとうございました!
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