このレビューはネタバレを含みます▼
恋を諦め快楽に忠実に生きる薬剤師の泪と、童貞で恋がしたいけれど女の子が怖い小鳥遊のお話。
今作は他作品のスピンオフとのこと。
前作を読んでいないのですが全く問題なく読めたので気にはなりませんでした。
1巻を一言で表すならば、童貞が遊び人お兄さんに遊ばれて夢中になり、遊び人の方もミイラ取りがミイラになった典型的な話かと。
話の流れはテンプレート過ぎて目新しい展開は無く最後までほぼ予想通りに進んでしまうので、こういう話が好きな人には安心できる仕様となっています。
私も嫌いではないので愛すべきテンプレをしっかり楽しめたのですが、欲を言えばもう少し2人のバックグラウンドが欲しかった。
エチが修正の力もあって大変エッチで眼福ではありましたが、ここは思い切って何回か削って泪がなぜ恋愛を敬遠するようになったのかのエピソードを入れてくれた方が良かったです。
そしたらもっと2人に感情移入できたかな、勿体ない。
2巻では無事恋人同士となった2人の約1年後のお話。
1巻で2人のバックグラウンドの無さに物足りなさを感じていましたが、2巻では泪の先輩藤守のおかげで少し泪の大学時代が垣間見られました。
当時の泪の男を見る目が無かったということかもしれませんが、たしかに藤守が心配したくなるエピソードでした。
個人的には既に取っ替え引っ替えだった彼より、最初に恋愛を諦めた時代の泪が知りたかったかな。
きっかけ的なものがあったのかは不明ですが、まだピュアな時代(笑)が見たかったなぁ。
紆余曲折というほどの大事件があったわけではありませんが、一連の出来事を通じて間違いなく2人の絆が深まったのが見ていてよく伝わってきました。
正直になった泪は可愛い。可愛いのにしっかりエッチ…最高の恋人やん。
まだ修正が甘くて助かりました(笑)
書き下ろしまでラブラブで楽しく読み終えることができました。
2巻まで読んで過不足なし文句なしのラストでしたが、まだ続編があるとのこと。
蛇足にならないことを祈ります。