このレビューはネタバレを含みます▼
ジョゼ先生の作品を読んだ。
このアンニュイな感じ、いいね。
初恋をしたキラキラした高校生時代。
10年経って倦怠期。先のことがわからないのに、選択しなきゃならないなんて、と零した高校生の言葉。
的を射ている。
キラキラ、ドキドキした頃のキスはできない。
当たり前に甘えながら、約束したり反故にされたり。
周りは結婚したり、子どもができたり。
関係を公にしないままきた10年。互いに縛りつけてはいけないと相手を思いながら、日々が過ぎたある日、別れた。
別れてから、思い出す思い出。別れてから、話したいことがたくさん出てくる。
真広の誕生日、休みをとっていたが、既に別れてしまい。
ふと、真広を思いながら海にでかけたら、真広がいた。
この再会は、昔のようではないけれど、新たなキラキラになり、やはり一緒にいたいと思わずにいられなかった。
確たることを、未来を話すことなく、どこかに憂いを持っていた2人。長く付き合うと、多くの人は結婚とか形をみようとするだろう。
それがなかった2人、再度一緒に歩だす先は、きっとこれまでとは違う選択をするのではないか、と期待を覗かせる。なんかね、わかるなぁ。形にできない2人が、自分たちなりの形を選べればいいんだよね、と。
ジョゼ先生は、明確なエチの接合(笑)シーンはない。
事前事後の描写が、生活の中にあることを示している。
ドロップって、綺麗だよね。