身分差に終わった恋を、今さらですが。
」のレビュー

身分差に終わった恋を、今さらですが。

渡鍋ぽんず/STUDIO ZOON

すっごく気になる作品です!

ネタバレ
2026年5月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 隣国に政略結婚で嫁いだ王女「オリヴィア」は、最低で最悪なゲスの王太子に初めから愛想を尽かしていた。離縁する為かすかな抵抗でアレコレ模索するも空振りで、気付けば10年の歳月が流れていた。
何歳で嫁いで等の表記がないので今いくつになるのかはわからないのですが、回想で髪が短い事や、王女ではありえない奔放で子供っぽい行いから、幼なさの残る年齢だと推察いたします。護衛騎士だった、現在騎士団団長は10年前と比較すると随分渋くなっておられる感じ。
王女が結婚するまで多くの時間を共に過ごした二人は、秘する想いもハッキリとはしないまま、言葉もなく見つめ合うのだけれど・・・そして、自分の運命に逆らえるはずもなく離ればなれになる。

・・・と、悲哀の様相が漂う中、作画の大胆なデフォルメと王女のぶっ飛んだ発言などで、コマは終始笑いがこぼれる感じの展開です。作れる料理は〝ゆで卵〟とか。
劇画タッチの内容とギャグ要素満載の展開に読者は翻弄されてしまいます(^^)
魔法などのチートがない世界観も新鮮。(ただ 刺された傷はどうしたのだろうと気になります)

でも王女だった頃、昼寝用のハンモック・ブランコ・一年中咲く花等々の郊外に立つ小さな家に憧れていたオリヴィアは、連れてこられた騎士団長の家がその夢の世界だった事を知り、騎士の想いに少しづつ気づいていくのです。
幼かった王女より騎士さまの想いが強かったのでしょうか。
『準男爵』という叙爵を受けたのも、彼のかすかな望みが故だったとの事。
事故で亡くなった(コトになっている)王妃の後釜に、オリヴィアの従姉妹の登場などもあり物語は混沌とした様相を呈してきました。
又々 気になる作品に出会ってしまいました。
続きがとっても楽しみです。
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