「春と夏となっちゃんと秋と冬と僕
」のレビュー

春と夏となっちゃんと秋と冬と僕

佐岸 左岸

究極に恋をしている

ネタバレ
2026年8月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんて2人なんだろ。
めっっちゃくちゃよかった。
とりあえず3周したけどあまりによくてまだ興奮してる。
「オールドファッションカップケーキ」が大好きで、先生のデビュー作のこちらもずっと読もうと思いつつ4コマ形式って感情が途切れちゃわないかなって心配していたんです。杞憂でした。
2人の高2の7月から高3の7月までのエピソードが絵日記のように綴られているので、季節の移ろいに沿って2人の恋模様も気持ちが乗ったまま眺め続けることができます。それらは全部萌えの塊です。帯に偽りなしです。
2人が可愛くて可愛くて時々ドキッとするくらい切なくて、ああどうしよう今の自分のテンションに語彙が追いつかない。

最初は、こーりゃ惚れたもん負けだシマ、今後もナツオをメロメロに甘やかしデロデロに溺愛し続けるがよい。と思っていたんだけど、違った全く同じくらいお互いが大好き同士だった。
何なら押して押して押し倒したのがナツオの方だったとはやはり男前ナツオ。小柄だが周囲に振り回されない自分軸をしっかり持っており、反対に少し女々しいシマを丸ごと受け止め、時に喝を入れる。
やや口が悪くてガキ大将みたいなイメージもあるんだけど、でもほっぺがね、「#なっちゃん屋さん」になりたかった当時のなっちゃんのぷくぷくほっぺが高校生の今も何かにつけ姿を現すんですよう。きゅーん。
この「なっちゃんやちゃん」可愛すぎてシマと共に萌え死んだ。
シマはね、生まれた時からナツオしか目に入ってないのではと思うくらいナツオラブ。テンパった時出る「なっちゃん」呼びが可愛い。とにかくナツオを好き過ぎて、「#七草」でのモノローグのように、いつか失ってしまうのではないかという切ない感情が常に心にある感じ。繊細な子なんですね。
皆様のレビューでも佐岸左岸先生の「言葉選び」を称賛する記述が多く見られますが、私も心から同意です。宝石のような言葉たちがそこかしこに散りばめられています。
レビュータイトルも「#光」より引用しました。
2人を表す言葉にこれ以上のものはない。
本当に素晴らしかった。

そして柴犬タマジローがシマとナツオに負けないくらい可愛い。
特に第1話と第7話の表紙の表情がたまらんかった〜!

佐岸左岸先生のデビューコミックスは萌えの嵐でした!
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