回游の森
」のレビュー

回游の森

灰原薬

好き嫌いの分かれそうな内容です。

2017年9月29日
解説文にもありますが、何らかのフェティシズムを抱えた人達、又は腹の中に何かーー怒りとかやるせなさとかーーの、持って行きようの無い感情を抱えた人達の短編集です。各話、少しづつのキャラクターや場所の繋がりがあります。
ただのハッピーエンドではありませんので、読み手を選びます。かなりふるいに掛けられます(苦笑)。
「応天の門」から入りました。作者買いです。絵の上手さは折り紙付きだと思います。試し読みが無いので、購入は二の足を踏むと思いますが...。個人的にはオススメです!(`・ω・´)
作者さんは違いますが、「センチメントの季節」が大丈夫だった人は大丈夫かも。
爬虫類しか愛せない男性の話が、一番好きです。
ここのレビューが全てではありませんので、気になる方は、他サイトのレビューも参考にしてみて下さい^^*
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