レビュー
今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


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偉大な文豪たちの意外な素顔に、爆笑必至!2025年10月5日真面目で格調高いイメージの文豪たちの、そのイメージをぶち壊すびっくりエピソードに大笑いしながら読みました。著者の「現場からは以上です」や「谷崎、おまえ…」などの一言も楽しい(笑)。この作品は、自宅で読むのを強くお勧めします。でないとニヤニヤ笑いが止まらなくて、不審者に見られちゃう(笑)。
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ジョブズ自身が全面協力した唯一の自伝2025年9月14日スティーブ・ジョブズの自伝は数あれど、ジョブズ自身の全面協力で書かれたものは本書だけだそうです。なので、本人提供のプライベートでの写真やエピソードも多く、とても楽しめました。ジョブズ本人や家族だけでなく、彼を取り巻く(あるいは取り巻いていた)数多くの人々からのさまざまな証言から多角的に描き出される「素」のジョブズは、実に難解で複雑な人格の持ち主です。時には並外れた天才。またある時には理解不能な奇人。側で見ているには面白いけど、これが同僚や上司では辛くてやり難いし、恋人や夫や父親だと耐え難い時もあるでしょう(特に娘のリサに対する、気まぐれかつ身勝手な愛情の示し方は、本当に理解に苦しみます)。この伝記は、そんなジョブズの全てをさらけ出しています。読み終わった後は、「カリスマ的変革者」ジョブズのイメージが大きく変わること、間違いなし!
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ザ・バブル(笑)!2025年8月19日何もかもがバブル期を思い出させて、懐かしい気持ちになりました。当時は、若くてかわいい女の子にはコンパニオンという選択肢があったし、コンパニオンを何人も雇うような展示会や新作発表会などがいくらでもありました。不景気が続く今では信じられないほど、景気も気前も良かった。そんな時代もあったのね…と懐かしみたい方におすすめ!
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昭和を懐かしみたい方に2025年8月12日絵もストーリーも、いかにも昭和の少女漫画って感じで懐かしい♡昭和に青春時代を過ごしたアラフィフ・アラカンの方々におすすめします。
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昭和を感じさせる作品2025年7月28日一話完結で読みやすいのですが、内容は一話できちんと完結していないものが結構あって、ちょっとモヤモヤ。最終話の終わり方も、唐突すぎ。タイトルを何故「やどかり」にしたのか、正直なところよく分かりません。かなり昔の作品なので、絵の雰囲気とか価値観とか、さすがにいろいろ古いのは仕方ないですね。昭和を懐かしみたい方には良いかもしれません。
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続編「悲しみの歌」と併せて読んでほしい2025年7月27日かつて九州大学医学部で行われた、アメリカ人捕虜の生体解剖事件を題材にした作品。軍部の思惑や医学部内の権力争い、そして「自分を押し流す運命のようなもの」に流されるまま、生体解剖に関わった人々。そしてその「取り返しのつかなさ」に気づいた時にはもう遅いのだ…。この作品の存在を初めて知った10代の頃から、このタイトルの意味を折に触れては考えている。海に垂らした毒が、どんなに薄まってもその存在を無いものにはできないように、どんなに長い時が経過しても過去の罪は(風化はしても)消えないということだろうか。「海と毒薬」とは、「時の経過と、過去に犯した罪」と同じ意味なのかもしれない。この事件のその後を描いた続編「悲しみの歌」を読んでから、特にそう思えてならない。
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タイトルも内容も衝撃的。覚悟して読んで。2025年7月10日衝撃的なタイトル通りの、衝撃的な内容です。他の方のレビューでも指摘されているように、飼い猫を○す場面などの残酷な場面もあり、色々な意味で読むのには覚悟が必要だと思います。精神疾患、アルコール依存や薬物依存、長期のひきこもりなどの問題を抱えた我が子に、親はどう向き合えば良いのか?答えは一つではないし、しっかり向き合っても現状の打開に繋がるとも限らない。各話の終わりも希望の持てる終わり方は少ないので、人によっては読みながら苦しくなるかも。
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あんまり素直に笑えないんだよね…ごめん2025年7月2日くぼた先生の作品は好きなものが多いのですが、この作品はあんまり…。セリフが多く、ごちゃごちゃとしていて見づらいのと、回りくどく理屈っぽい言い回しが多くて疲れます。基本は「ちょっと風変わりな母娘」のコメディなんですが、私にはあまり面白く思えませんでした。強いておすすめはしません。
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ロマンチックな作品も良いですね2025年7月1日くぼた先生と言えば独特のセンスが光るコメディ作品のイメージですが、本作のようなロマンチックな作品も味わい深いです。ちょっと(いや、かなり?)変わったヒロインの過去が、ほほえましくも切ない。この作品の後は、続編の「朝も昼も夜も」もお忘れなく。
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母は強し…いや、母「が」強し(笑)!2025年6月30日どこまでも天真爛漫でかわいいるかちゃんより、どこまでも傍若無人・天上天下唯我独尊のるい子さんの自由すぎる暴走っぷりが好きです(笑)!他の誰にも真似できない、くぼた先生だけの独特のギャグセンスが思う存分楽しめます。お腹の底から笑いたい時におすすめ!
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「社会人あるある」がギュッと詰まってる!2025年6月22日ほっこり、ゆるーい感じの絵で癒されます。社会人経験が少しでもある人なら、みんな経験するような「あるある」がてんこ盛り!思わず「ふふっ」となる話が多いですが、中にはちょっとしんみりする話や、「なるほど…」と頷きたくなる話もあり、どれを読んでも楽しめます。タイトルからも分かるように、登場人物のネーミングが超分かりやすいのも、個人的にはツボです(笑)。ちょっと肩の力を抜いて楽しみたい方におすすめ!
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みんな、ただの「良い人」でした(笑)!2025年6月9日まだ本作を読んだことのない方、ご安心ください。ホントに!全然!いびってこないんです!いかにも意地悪顔の義母&義姉たちですが、みんなただの良い人たちです!紛らわしいんだよ、みんな(笑)!顔と中身が一致しないにもほどがあるでしょう(笑)。美冶が学校デビューしたことで、更に登場人物が増えましたが、みんな基本的に良い人(たぶん笑)です。今のところ、テーマはほっこり家族愛と友情がメインですが、いずれ恋愛話も出てくるのかな?これからの展開も楽しみです。
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プロのカウンセリングは、やっぱりすごい!2025年6月7日妻であるさるころさんがどんなに言っても変わらなかった夫・ノダDのキレ癖が、プロのカウンセリング後に少しずつ、でも確実に変わっていくのが驚きでした。性格や行動、考え方を変えられないのは「本人の努力不足」と考えがちですが、必ずしもそうではなく、そもそもの根本の問題点が何なのかを「正しく知る」ことと、その解決法への「正しい」アプローチが大切なんですね。勉強になりました。カウンセラーの山脇先生のコラムもとても面白かったです。
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楽しく読んではいたけれど…2025年5月10日リアルタイムで読んでいた時は、鯛子が好きで応援していました。バレエを通して鯛子が出会うさまざまな人たちが、みんな個性豊かでそれぞれに魅力的だし、彼らとの出会いを通して人間としてもバレエダンサーとしても成長していくのが楽しみでした。「一人で踊れるダンサー」を目指すところまでは良かったけど、「世界」を目指し始めてからちょっと設定に無理を感じるように。いくらなんでもバレエの世界はそんなに甘くないんじゃ…と思ってから、あまり楽しめなくなりました。踊るシーンはどれもとても美しくて素敵なんですけどね。
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母と子のなんとも奇妙な関係2025年2月12日淡々と、また時にはユーモラスに綴られる、ルピック家の末っ子「にんじん」とその家族の物語なのですが、母親とにんじんの関係がなんとも奇妙。兄と姉には優しいのに、にんじんに対しては冷たく、にんじんにだけメロンを食べさせないとか、嫌な仕事(狩の獲物の息の根を止めるとか)を押し付けたりなど、どう考えても○待なんですよね。しかも作者ルナールの実体験を基にしているというから、驚きです。昔から毒親は存在したんですね。この翻訳は少し古さを感じますが、レトロなイラストにマッチしていて、その古い感じが逆に良い味を出していると思います。
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これを読まずして少女漫画を語るなかれ!2025年1月23日アニメをリアルタイムで見ていた世代です。懐かしいなぁ!今読んでも、何度読んでも、やっぱり面白い!個性的で魅力的なキャラクターに、スケールが大きくてドラマティックなストーリー…「少女漫画はこうでなくっちゃ!」と思う要素がてんこ盛り盛り(笑)!愛蔵版が電子コミック化されているので、普通のコミックにはなかった巻末のおまけページが嬉しい。しかもその内容が、山岸涼子先生との対談とか、安野モヨコ先生のエッセイとか、豪華すぎ!ありがたいありがたい。その中で一番印象に残ったのは、2巻の巻末に収録されている「読者の皆様」と題した大和和紀先生からのメッセージです。この作品が描かれた昭和の時代、また作品の舞台となった大正時代にあったさまざまな差別や偏見について、「作中のその描写を削除することは、『そういった差別や偏見があったという事実』をなかったことにしてしまう」との配慮から、あえてそのままにしてあるとのこと。今回このメッセージを読んで、価値観や考え方の変化も含めて「時代の変化」について考えさせられた次第です。その意味でも、「この作品を読まずして少女漫画を語るなかれ」と思います。は〜、つくづくすごい作品だな、これは。
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再び夢を追うには遅すぎたのでは…2025年1月11日「一度は諦めた夢を再び目指す」というのはすごく感動的な話ですが、20歳過ぎのバレエダンサーがプリマを目指すのはかなり無理がある設定ですね。現実世界でのプリマバレリーナたちの経歴を調べれば分かることですが、みんな10代の内から世界の舞台で踊っているような人たちばかりです。バレエダンサーとしての成長に一番大切な頃に「ただなんとなく踊っていただけ」の鯛子が、今更どんなに良い指導者とパートナーに恵まれて努力しても、プリマになれるとは思えません。前作に引き続いて読んでいましたが、だんだんと展開に無理を感じるようになりました。それに加えて、以前に比べると作画がちょっと雑になったように思えます。槙村先生の作品には好きなものが多いけど、この作品はもう読まないでしょう。
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思いっきり笑いたい人は読むべしッ!2025年1月8日まだ無料分しか読んでないんですが、次から次へと繰り出されるギャグが面白すぎて、腹筋崩壊するぅ!誰か助けてぇ(笑)!魔女にエルフにゴブリンに…雑かわいい不死鳥にゴーレム…グフッ(思い出し笑い)、その辺の男より男前(?)なリラおばさんとか…!続きが気になり過ぎて、夜しか眠れないだろ!(←笑い過ぎによる一時的な錯乱)これはもう続きを読むしかないね!
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和製シャーロック・ホームズ、見参!2024年12月26日雰囲気がなんとなくシャーロック・ホームズに似てるなぁと思っていたら、作者の岡本綺堂がホームズの翻訳本を読んで思いついた作品だそうです。納得!一話完結なので、一つ一つの話が長すぎなくて読みやすいです。作品の中で描かれる江戸の人々の暮らしぶりや、風俗習慣などもうかがい知れて面白い。時には勘違いしたり、手下と一緒に鰻に舌鼓を打ったり、朝寝坊したり、と人間味溢れる半七親分がなんとも魅力的です。この作品の後は、番外編の「三浦老人昔話」を読むのをお忘れなく!
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日本人なら知っておきたい日本文学 ヤマトタケルから兼好まで、人物で読む古典
古典に詳しい方には物足りないでしょうね2024年12月22日厳密には「日本人なら知っておきたい日本文学の作者と登場人物の裏話」かな?前作の「日本人の知らない日本語」と同じノリで気軽に楽しめますが、日本文学や文学史のお勉強になるほど深い内容ではありません。古典好きな方なら、この本を読むまでもなく知っていることばかりでしょう。まだ古典を学んだことのない小中学生なら、入門書として楽しめるかもしれません。いいね
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「袖ビーム」?そんなん知らんがな(笑)!2024年12月16日日本語学習者の質問が、日本人には目から鱗の連続で、爆笑したり驚いたり。コミックなのでとても分かりやすいし、気軽に楽しめます。日本語教師の皆さま方の日々の努力と苦労にも、一生懸命に日本語を勉強している学習者の皆さま方の努力にも頭が下がります。それにしても「袖ビーム」か…ガードレールの端っこにそんな名前がついていることさえ知りませんでした。日本人にも勉強になりますね(笑)!
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カクテルの数だけドラマがある…なんてね2024年12月14日隠れ家のようなバーに、謎めいた美人バーテンダー、カクテルをテーマにしたストーリー。設定が大人っぽくて魅力的です。お酒がテーマであるだけに、登場人物も当然大人ばかりなので、共感しやすく親近感があります。カクテルそれぞれの由来やレシピなども、とても勉強になって楽しめます。読み終わった後に無性にカクテルを飲みたくなるのが欠点かしら?(笑)彩美さんがステキな上司になっていたのが、個人的には一番嬉しかったな。
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そう、暴力。暴力は全てを解決する(笑)!2024年12月12日X(旧Twitter)でたまたま読んで、気がついたらハマっていました(笑)。こんなシスターに拳や蹴りをお見舞いしてもらえるなら、いくらでも懺悔したくなる。そんな怪しい、いやいや妖しい気分になる作品です(えっ?そんなの私だけ?そんなことないよね?)。悪魔と仲良しだったり、たまに薄いご本をお読みになったり、水着姿もセクシーだったり、薄いご本のネタにされたり。そんなシスターから今後も目が離せないっ!神よ、末永く読ませていただきます…アーメン。
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ほっこりあったかい気持ちになれる作品です2024年12月11日X(旧Twitter)で読んでいました。女の子と男の子が出会って、互いに惹かれ合いながら成長していく…お約束と言えばお約束の展開なんですが、エピソードの一つ一つがほっこりあったかくて良いんですよね〜。絵もかわいくて好きです。
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完璧な女(ひと)に憧れた時もあったけどね2024年12月5日リアルタイムで読んでいました。この作者さんの作品の多くがそうですが、ヒロインが完璧で隙がなく、共感しにくいのが難。サラディナーサしかり、他作品だとジェニーやフランソワーズ、ファラもそのタイプですよね。周囲の人も崇拝者という感じで、崇め奉っているような。正直、羨ましい(笑)。けどマシューやドン・ファン殿下のような、迷ったり悩んだりする人間味あふれるキャラクターが好きな私には、完璧すぎるヒロインは近寄り難くて無理(泣)。絵は華やかで力強くて魅力的だし、ストーリーもドラマティックで非常に読み応えがあります。スペインの歴史に興味のある方には特にお勧めです。
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ずいぶん昔に流行りましたよね〜この本2024年11月23日男と女の行動や考え方などに違いがあるのは「脳の構造」が性別によって異なるから…という観点で書かれた本です。一時期、世界中で話題になったのは、この本を読んでいろいろと腑に落ちた読者が多かったのでしょうね。本の中にある「男脳・女脳診断テスト」で超男脳という結果だった私は、確かにこの本の中で指摘されている「男脳」の行動や考え方の特徴に非常に良く当てはまりましたし、「女脳」だった家族や友人も「女脳」の特徴に当てはまっていて、驚いたり面白がったりした覚えがあります。ただ、著者の主張には著者自身の偏見や思い込みも含まれているように感じる部分もあり、また全ての人に男脳・女脳の特徴が(脳の性別がどちらであれ)ぴったり当てはまる訳でもないと思います。「男女の違いについて、こういう考え方や解釈の仕方もあるよねー」くらいに受け止めるのが良いのかも。
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何気ない日常を、丁寧に丁寧に…2024年11月15日BLと思わせてからの飯テロ漫画&レシピ漫画です(笑)。料理がどれも美味しそうで、しかも小難しくなく、作ってみたくなるものばかり。読むとお腹が空いてくるのが、この作品の唯一にして最大の欠点ですな(笑)。この作品に限りませんが、よしなが先生の作品は登場人物同士の会話がすごく自然なのが好きなんですよね。そして丁寧に描き出される、何気ない日常の中の出来事。よしなが先生の作品のそういうところがたまらない魅力なんです。シロさんやケンちゃん含め、みんな少しずつ歳を重ねていて、現実世界同様に変化していってるのも良い。最後はどう終わるのかしら?最終話が楽しみなような、その日が来るのが怖いような。でもしっかり見届けたいと思います。
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みずみずしい作品集2024年11月14日子供の頃に「なかよし」で読みました。みずみずしく感動的な印象の作品ばかりです。懐かしいなぁ!表題作と、フラメンコの話が特に印象的です。
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懐かしい!2024年11月13日昭和に「なかよし」読者だった世代には超懐かしい、牧村ジュン先生の初期の作品です。初出は1978年らしいので、さすがに絵にもストーリーにも古さを感じます。もうそんなに昔の作品になるんですねー。時が流れるのは早いなぁ。
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何度も読んで、何度でも騙されたい2024年11月5日後の作品と比べても遜色のない面白さ!読者をミスリードさせる手法や、ヘイスティングズの素人目線の意見が時にポアロの推理のヒントになることなど、後のクリスティ作品にも出てくる要素がすでにてんこ盛り。あらゆる意味で「原点」となる作品です。クリスティ作品は順不同で読んでも楽しめますが、やっぱり一作目を読んでおくことを強くお勧めします。
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くノ一・お梛がお江戸の闇を斬る!2024年11月3日エロティックなレディコミ的要素もありますが、基本は勧善懲悪か、しみじみと胸を打つ人情物です。実在の人物や実際に起こった事件なども巧みに織り交ぜながら、くノ一のお梛と相棒(?)の京弥が、江戸に蔓延る悪をたたっ切っていくのが痛快!それにしても将軍様、子供作りすぎ(笑)。
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