レビュー
今月(5月1日~5月31日)
レビュー数0件
いいねGET0件
シーモア島


投稿レビュー
-
没入できない2019年11月17日最初はストーリーに勢いがあったので独特の文体も許容範囲かなと思い読んでいましたが、だんだんと設定の綻びや誤字脱字が気になりはじめ、話が停滞しはじめたあたりからはその文体にも我慢がならなくなってきました。文体は、拙くクドいです。
地の文で使う語に統一感がなく幼児語などが入り混じります。地の文に「耳に」と「お耳に」等が規則性なく混在します。馴染みの薄いオリジナル?擬音の多様があります。句読点多い。体言止め多い。大人のセリフにも「おぃしぃ」といった表記があります。単語を変えただけの同一文体の短文の繰り返しが多様され「これ一文にまとめればよくない?」となることしばしば。ここぞというときに効果的に使うとかなら気にならないのですが、、
他にも一度気になりはじめると癖が強いので読み進めるのがつらくなってきました。
ページ数多いのは上記の理由でストーリーテンポが悪いのと一文ごとの改行が多いからだと思います。
良くも悪くもweb連載仕様の文章といったかんじなので、一作品として販売するにはプロの編集さんや校正が必要だったのではという感想。
キャラは嫌いじゃないしお話ももっときちんと整理して過不足を見直せば魅力的なものになりそうなのに、、、ということで星少なめです。すみません。 -
-
-
-
-
-
-
-
-
作家買いの方は要注意2015年1月13日好きな作家さんですが、少し前の作品から薄々感じていた雲田はるこさんの影響が表題作では色濃くなり過ぎていて、気になって読み進め難いほどでした。完全に馴染んでいればまだ良いのですが、コマによって元々の絵柄と雲田風の絵柄が混在していて気持ち悪い…
表題作は戦後を背景に、カクテルと身分違いをモチーフにした物。「戦後」「カクテル」と言う設定に縛られて?振り回されて?テンポ悪いままクライマックスもなく最後の方で慌ただしく纏めた感じでした。全体的に残念。
もう一作の方は、梅松作品って感じで個人的にはとても好きです。幼馴染が成長と共に立場逆転、下克上された方がコンプレックスこじらせ、拗ねてかわいくなっていきます。「水泳」「プール」のモチーフが終始うまく生かされている点、いいなーと思います。最後のシーンめちゃくちゃかわいい。
作家買いしたのに表題作では作家さん本来の良さが見失われていて残念でした。短編が良かったので星は4つに。 -
-
-
-
between the sheets~ビトウィーン・ザ・シーツ~【電子限定おまけ付き】
満足。2014年2月12日良いです。
テンポよく流れるように巻末までお話が進みます。BLやH要素抜きに読んでも物語が楽しい。大人の駆け引き、大人の持つガキっぽさ、二人の関係性の移り変わり、関係が深まるにつれ見せはじめる新しい表情、小さな諍いや脇キャラとのやりとり…ともすればクドくなりそうなストーリーの途中に小さな笑いも交え、バランス良く最後までスルスルと楽しめます。
社長のイケメン具合とバブリーなクサさの加減が良い。高史の仕事顔とH顔、素の顔のギャップが無茶苦茶愛らしい〜
絵も終始崩れることなく、きれいでかわいくて読みやすいです。一巻全頁使っての完結なので長さも有り満足度高いです。これは買って正解!!