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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 鏡花あやかし秘帖 完全版

    今市子/橘みれい

    すでに購入している方は重複注意
    2019年2月28日
    上巻の収録作品は「琥珀の記憶」「まれびとの鱗」「霧の一丁倫敦」「しのだ」「鳥は空に、魚は水に」「仙果亭異聞」です。
    『鏡花あやかし秘帖』の4本と『鏡花あやかし秘帖 華』の1本、描き下ろしは1本かな。

    下巻の収録作品は「乱れる花の吐息にも似て」「震える家」「水底の視線」「帝都の銀狼」「通り雨」。
    『鏡花あやかし秘帖 月』の2本、『鏡花あやかし秘帖 華』の2本、描き下ろし1本です。

    こういう重複作品を含むものは「一部重複している」の注記だけではなく、無料立読みの範囲に目次を必ず入れるべきだと思いますけどね。
  • 千年万年りんごの子

    田中相

    文句ナシの良作
    2017年1月8日
    りんごの栽培を生業とした村に息づく土地神信仰など民俗学的な要素を軸にしたファンタジーで読みごたえ抜群です。
    感情の機微も細やかに描かれていて、思わず涙してしまいました。
    絵もとてもキレイ。特に不思議な現象が起きたときや自然現象なんかの描写には引き込まれました。

    単行本も買います。
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  • マンガで読む名作 アンナ・カレーニナ

    大瀧晶/トルストイ

    漫画化は難しいのか
    2010年5月18日
    この作品はアンナのみに焦点が当てられており、これをそのまま『アンナ・カレーニナ』の話だと思ってしまうとそれは間違いです。
    長編なので忠実に再現することにはムリがあるのかもしれません。

    キティ夫妻にあまり触れていないため、アンナとの対比が弱く、幸福なのか不幸なのかが読み取りづらいと思いました。

    また、絵がアンナ・カレーニナのイメージではなく、アンナの情熱的な美しさや、キティの可憐さが伝わりませんでした。

    原作を知らない方は、映画を借りることをオススメします。
    原作を読んだ方は、アンナに焦点を当てた作品だということを前提に、ヒマつぶし程度に読まれては。

    個人的には、アンナを表現しきれていないと感じました。
  • 賢者の石(6)楽園の疵

    秋乃茉莉

    過去が明らかに!
    2009年10月1日
    主人公ロレンツォが、祖国キプロスとどのように別れることになったのか、なぜ、ベネチアで賓客扱いをされるようになったのか。

    シリーズを通しての背景が明らかになります。


    1~5も読んでいますが、大前提となっていたロレンツォの過去が描かれていて「なるほど。そうだったのか」と合点がいきました。

    他の話に比べて、穏やかな雰囲気の展開に癒されます

    賢者の石1~5まで読んだ方には、ぜひ読んでいただいて「そうだったのか」と納得してほしいです。

    また1~5を読んでいない方が、この6を最初に読んでもストーリーにはすんなり入れるのでオススメです。
  • 緒方克巳心霊ファイル

    山本まゆり

    学生霊能者が主役
    2009年9月15日
    このシリーズ大好きです。
    主役の緒方くんは学生霊能者。
    これが等身大の(というかどこにでもいそうな)学生さんで、すんなりストーリーに入れます。

    ホラーですが、引きずる怖さはないため、構えずに読める良作です。
    同級生のキャラクターも多彩で、しかも、味のあるキャラクターで楽しませてくれます。
    霊能者である緒方くんのお母さんは豪快でサッパリしたキャラクターで好感度高いです。

    数話で完結なので、少しずつ読み進めるのもアリです。

    単行本と違い、1話分が細かく分けられていて、なんとなく短い気がしてしまいますが、読んでほしい作品です。
  • 殺し屋さん

    タマちく./一條マサヒデ/春輝

    くすっと。
    2009年9月3日
    くすっと笑えます。

    少しズレた殺し屋さんが主人公。
    立ち読みしたのはダイジェスト版なのかと思い、パック買いしたら、ずっとあの4コマ風(コマ数は4つではありませんが)でした(笑)

    なるほど!こういうのもアリか!と読み進めていますが、これは良い時間潰しになります

    次が気になって止まらなくなることもないし、だけど、ちょっと読みたいという良いポジションのマンガです。

    中毒性があまりなかったので評価は3ですが、おもしろいのでハマっているマンガを読み終わった頃、一息つきたいときの購入をオススメします。

    絵がキレイで好きかな~。
  • ヒキ

    南国ばなな

    こわっ!!!
    2009年9月3日
    絵がキレイなホラーだったので、うっかりパック買いしちゃいました

    すごいスピードでヒキこまれます。
    一気に読みました。

    本当にこわい・・・!

    いま自分が見ている現実は脳によって作り出された偽物で、本当の世界はまったく違うかもしれない。
    一度は考えたことあるんじゃないでしょうか?

    これは、そんなストーリーです。

    考えさせられてしまう。


    ホラー要素も強く、絵がキレイな分、気味悪く、怖いです。
    が、最終的にはホラーというよりも・・・自分のいる世界を疑ってしまう恐怖のほうが強いです。


    おもしろいですよ。
    夜中にひとりで読むのはオススメしませんが(笑)

    こわいですよ。
    でもトラウマにはならなさそうな怖さです。
  • 金田一少年の事件簿

    天樹征丸/金成陽三郎/さとうふみや

    推理を楽しめる!
    2009年8月21日
    推理ものブームの先駆けマンガ。

    ドラマでもお馴染みの名ゼリフ「じっちゃんの名にかけて!」が毎話登場します。

    犯人がわからないままストーリーが進むため、推理する楽しさを味わえます。

    よく比較されるコナンに比べて、心理描写やトリックも本格的でおもしろい!

    絵については、顔(特に女性)がキレイです。最終話に近づけば近づくほどキレイになります。
    が、全身のバランスが悪く、足や手のサイズが異常に小さいのが気にならないでもない。

    ストーリーがおもしろいため、あまり気にせず読むことをオススメします。


    コナンに比べ、疫病神度は低いです。(死体・殺人遭遇率というか)
  • 霊感商法株式会社

    秋乃茉莉

    読み進めないと・・・
    2009年8月6日
    賢者の石シリーズをきっかけに購入しました。


    最初の10話では、話のおもしろさがなかなか伝わらず・・・。
    おもしろい話なのですが、読み進めるまで、「次の話も読みたい!」という中毒症状は出ませんでした。

    評価は、ペットショップシリーズより高かったのですが、個人的には霊感商法シリーズよりも、ファンタジー要素の強いペットショップシリーズの方が楽しめました。


    絵や登場人物に、古さを感じますが、美しい絵です。
  • Petshop of Horrors

    秋乃茉莉

    読めば読むほどに
    2009年8月6日
    おもしろい!

    タイトルには、ホラーとありますがファンタジーです

    チャイナタウンにあるペットショップで売られる様々な動物(実在しない動物まで売られています!)は、人間の望む姿に擬人化され、言葉も通じてしまいます

    私も動物の言葉がわかれば・・・人と動物の心の交流の物語です。

    基本的に、人間は野生の世界には干渉できませんが、心が通じ合うと、幸せな、ペットとの蜜月が待っているんですね。


    賢者の石シリーズを読んで、これと霊感商法株式会社とのどちらかを読んでみようと購入しました。

    平均評価では、こちらの方が低かったのですが、私はこのペットショップシリーズの方が断然!おもしろかったです


    癒しにもなり、横柄な人間への戒めの物語でもあります。

    すべての物語が‘D’で始まるタイトルになっていて、そのタイトルに込められた意味を物語の中に見いだしながら読むのも楽しいです。


    これはオススメ!
    どんどん話に惹き込まれますよ
  • 先見の井戸

    竹崎真実

    オススメです
    2009年7月17日
    中国のおとぎ話みたいな作品です。

    訓話めいていて、心に残ること間違いなし!です。

    ホラーではないので(その要素は若干ありますが)それを期待しちゃうとNGです。
    が、人間の醜さ・愚かさ・清らかさ、どれも意外と身近に感じられます。

    どんどん話に引き込まれる作品なので、オススメです
  • 朱い沓の花嫁

    竹崎真実

    読みやすい
    2009年7月17日
    良くも悪くも「人間らしい」登場人物がたくさん登場します。

    利益にばかり目が向いてしまったり、自分だけの幸せを考えたり・・・だけど反対に、自分が大切にしたい人を守ろうとする人や、誠実で悪い人に感化されない人もいる。

    人間ってそうですよね。


    短編集なので、サクサク読めます。一気に読み終わりました。


    残酷な展開もありますが、後味は悪くないし、考えさせられる部分もあり、私はオススメです
  • KATANA(4) 七支刀(しちしとう)

    かまたきみこ

    おもしろい!
    2009年7月13日
    襲(かさね)がどんどん人間らしくなり、面白味が増してきています。

    読み進めるほどにおもしろくなり、キャラクターの味も出てくるため、ますます愛着のわく作品です

    ホラーじゃなくて、ファンタジー

    主人公のなんとなく軟弱なところや、あくの強い同級生&家族、刀たちのキャラクターが秀逸です。

    早くつづきが読みたいです
  • 賢者の石(4)オフィウクスの系譜

    秋乃茉莉

    ファンタジー要素大
    2009年7月13日
    シリーズの中でも特別不思議な要素が強い作品です。

    今までは、現代の科学で証明されているようなことも多かったのですが、今回は「えぇ!」と驚くようなこともしばしば

    改めて錬金術師のスゴさを見せつけられました。


    すごくおもしろかったです
  • 賢者の石(3)ゴシックアナトミア

    秋乃茉莉

    学生ロレンツォ
    2009年7月13日
    今作では、ちゃんと学生しているロレンツォが見れます。

    級友と一緒にいる姿が微笑ましく、いっそう彼の魅力に惹かれます

    シリーズを通して読んでいる方には、満足な出来になっています
  • 賢者の石(2)薔薇よりも赤く雪よりも白く

    秋乃茉莉

    妖しく美しい世界
    2009年7月13日
    主人公が賢者の石を探して旅する先々で起こる因縁めいた不思議な出来事。

    どれも妖しく、美しい(そもそも絵がキレイ)世界に惹かれます。

    宗教のしばりや偏見の多かった時代の生きにくさや、科学未発達な時代の迷信・・・それぞれがこの妖しく美しい世界を構築する要素なんだな~と、浸りながら読み進めています。


    つづきが気になる良作です
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  • 賢者の石

    秋乃茉莉

    パック買いして正解
    2009年7月13日
    高レビューだったのでパック買いしました。

    ストーリーのおもしろさと、絵のキレイさにどんどん惹きこまれます

    オカルト&ファンタジーが好きな人なら絶対に楽しめると思います

    かなりオススメ!
  • 賢者の石(5)千の夜の旅人

    秋乃茉莉

    おもしろい!
    2009年7月13日
    時代考証が意外としっかりしているので、背景を理解しながら読み進めることができます

    オカルト、ファンタジーの要素満点で大満足です

    シリーズを通して探し求めている賢者の石の正体が気になり、次々と読み進めてしまいます。

    絵もキレイ
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  • 観用少女プランツ・ドール

    川原由美子

    オススメです!
    2009年6月27日
    観用人形と言っても、着飾って可愛がるだけでなく、愛情を注いで育てなくては美しさの保てないブランツ・ドール。

    ブランツドールに魅せられた人と彼女たちの物語です。

    愛情たっぷりに接したブランツドールの笑顔の可愛いこと・・・!

    目玉が飛び出すほどのお金を払う価値は十分にあるようです。

    マンガも同様にとてもおもしろいです。
    オススメ◎
  • 百鬼夜行抄

    今市子

    魅惑的な妖の世界
    2009年6月18日
    主人公の飯嶋律は、妖(あやかし)の世界に触れる力を持つ。

    青嵐という実父に乗り移った(!)妖怪をボディガードにし、近所に根城を持っていた妖鳥2羽を従え、妖の世界に関わる・・・。

    この妖魔たちのキャラクターが秀逸です。
    青嵐は食欲旺盛で飄々としているが、どこか抜けている。
    妖鳥2羽は、日中は愛らしい文鳥の姿で夜になると山伏のような姿。そして酒盛りが大好き。ちょっぴりドジ。

    文鳥を飼いたいと思ってしまうほどに憎めない可愛さです(笑)

    また、律の従姉妹たち(同様に霊感が強く引き寄せる体質)のキャラクターも魅力的です。

    女性はやはり強いですね。
    従姉妹たちに振り回されながらも“後ろ向きに”がんばる律の姿が微笑ましいです。

    ジャンルはホラーファンタジーです。
    日常の中に“自然と”存在する妖と、“自然に”関わる。
    時には避けたり浄化させたりしなくてはいけませんが、基本的には共存する相手として描いています。


    この百鬼夜行抄を読んでから、夜寝るのが怖くなくなりました。

    妖怪は共存するもので、関わろうとしなければ大抵は害をなさないようです。
    人間に居場所を奪われる現代の妖怪の苦悩も描かれています。


    たまに怖い話もあります。
    が、ほとんどの場合、愛着を覚えるほどです。
    読み終えたあと心あたたまることもあります。

    パック買い、オススメです。
    私は単行本の購入も考えています。
  • 空中飲茶飯店

    かまたきみこ

    中国茶を飲みたくなる
    2009年6月18日
    お茶を運ぶ茶運師(サウジ)になりたての無鉄砲な若者(素直さに好感がもてる)が主人公です。

    絵のキレイさと独特の世界観に魅せられて、話を読み進めるとますます引き込まれます。
    美味しい中国茶が飲みたくなる作品。


    ・環境破壊の進んだ未来の世界
    ・茶運師は憧れの職業
    ・良いお茶は権利の象徴
    ・“来客”と呼ばれる人質が各国から集められ茶を淹れている

    このポイントを押さえて読むと作品を楽しめると思います。

    パック買いでも損はない作品です
  • 五つの箱の物語

    今市子

    繊細で儚げな世界
    ネタバレ
    2009年6月17日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 百鬼夜行抄を読んで気に入ったのでこちらも購入しました。

    へんなやつら・僕らの季節を除いて、すべてのストーリーが、繊細で儚げな世界観で成り立っています。
    不思議なおとぎ話のような物語の中にも、あくの強い魅力的なキャラクターが登場し、話に引き込まれます。

    個人的にBLは苦手ですが、この作品はBLのカテゴリに入るのか・・・?というくらいで苦手な方にもオススメです。
    いやらしい描写もないし、絵の美しさに魅せられる一方です。

    パック買いして損はない作品です。
    百鬼夜行抄が好きな方は、ほぼ確実に気に入るのでは?

    ただし、百鬼夜行抄ほど強烈な魅力を放つキャラクターは多くないです。