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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


投稿レビュー
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何度も読み直したくなる作品。2025年3月26日小・中学と仲良くしていた友人の和耶と
久しぶりに再会した諒雨。
再会した彼に抱いたのは、少しの違和感だった。
記憶にある友人の印象と目の前で酒を飲む友人の姿には
ズレを感じていた。
それは、自分の知らないところで起きていた和耶の
過去に原因があり、衝撃と共に後悔する諒雨。
諒雨と和耶は何かと一緒にいることが多かった。
ある時、諒雨が和耶を振り払うまでは。
贖罪と心に宿した隠し事が諒雨と和耶は
交流を深めるが、各々の思考が、
次第に和耶を追い詰める。
「おれは諒雨が好きだ」
「でも、諒雨は……」
後ろめたい心と人間の欲深さが表現する仄暗さと
拗れていく世界観が魅力的の一作。
私がこれまで読んだBLで一番好きかもしれません。
どのような結末を迎えるかは
是非、ご自身でご確認ください。 -
初めて途中で読むのを放棄しました。2025年3月25日まず、担当の俳優から「欲求不満だから抱かせて」に対して、自らマネージャーに立候補した立場だとしても「この子には、居場所は他にないから」と抵抗なく受け入れるのかが疑問でした。
また、体の関係を持つまでの心情描写は特に見られず、展開が早すぎる気がします。
そもそも、序盤からイチャイチャシーンを入れたら、山場も何もないじゃないですか。
ストーリーもこれといってなく、終始イチャイチャしていた印象です。
印象に残ってないので、ネタバレのしようがありません。
買ったからにはと、途中からセリフも読まずページをスライドして終了です。
残念ながら、これまで読んだBLの中で一番魅力を感じられませんでした。いいね
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知ってる顔に「あなた、誰?」と言われたら2023年6月25日とある噂のあるお宅で、とある理由から家政夫バイトをする高校生・哲。ある日、本邸の離れで暮らす少女・志津に出会い、過ごすうちに惹かれていく。
「笑ってるアンタが好きです!」
告白すると
「次の出勤日に会いに来て」
と不思議な返答が。
哲は言われた通りに志津に会いにいくが、
そこで言われた言葉は
「あなた、誰?」
知ってる顔に「誰?」と言われた時の衝撃は本当に大きい。親しくしていた関係なら、尚のこと辛い。
「どうして?」と読み進めると想像もしてない展開に引き込まれた。
個性溢れるキャラクターが続々登場するので、続きが気になって読んでいましたが、話が進むにつれて胸が苦しくなったのを覚えている。
人の心の温かさが恋しくなる。
大切な人やペットに優しくしたくなる。
そばにいて。どこにもいかないで。
そんな作品。 -
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どこもかしこも良き!!2023年6月25日男性が苦手の蛍。渚と出会った時も反射的に避けてしまうが、その後男性に絡まれてるところを渚に助けてもらい、初対面の対応の謝罪を込めて自分から会いにいく蛍。
「オネエ」に見えた渚だから縮められた距離だったけど、実は……。
ギャップがいい。
外もイケメン。中身もイケメン。
しっかり蛍ちゃんを見ているのも良き。
蛍ちゃんが良い子だから渚くんが惹かれるのもわかる。
そして、TLで見かける爆乳ではなく、(大きいけど)美乳なのがまた良き!!
自分が女性だからか、あの自然で滑らかな曲線に見惚れる。
渚くんの気持ち、わかるわ。
これは触りt(殴)
とにかく、2人ともが可愛いから読みたくなる漫画。
この先が楽しみで仕方ない。
早く次巻が発売されないかしら? -
慈愛に満ちた物語。2023年6月25日物語は吸血鬼の噂がいると囁かれるその学校。そこに在籍する学年トップの奨学生であるユキは、周囲から孤立した存在だった。
しかし、そんなことはお構いなしに接するのは代表監督生のジーン。孤立した存在と憧れの存在。周囲から奇異な目を集める組み合わせだが、それよりも注目を集めるのは吸血鬼にでも襲われたかのような傷害事件が発生する。
物語が進むにつれ、ユキも吸血鬼騒動でジーンから話を振られるが、彼は語る。
「吸血鬼という種にもーー生きるためにのどうしようもなさがあるはず」
恐ろしい存在だとしても、一方的に悪いものと決めつけない彼の優しさが物語を突き動かす。
思春期ならではの激動や慈愛からくる行動が詰まった作品で、また過程が丁寧に描かれており、だからこそのめり込んでいく。
自分は愛する人をここまで慈しむことができるだろうか。
それが問われる作品。
何度でも読み返したい。いいね
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サクサク読めるし、つい読み直したくなる。2023年6月23日妹に勧められ読み始めたこの漫画。タイトルの通り、BLになりたくない男の子が主人公で、BL世界についての知識を詰め込み、いかにBL世界に染まらないよう過ごすかを描いている。
読むまで知らなかったBLのセオリーがここに。
「へぇ、そうなんだぁ」
「てか、これもフラグなのか」
と思っていたら、これでもかとフラグをへし折る!! 回避する!!
そりゃそうだ。彼にとっちゃ死活問題。
そんでツッコミは秀逸なのがツボ。
読者によっては、「絶対BLになる世界 VS 絶対にBLになりたくない男 VS 絶対BLに堕としたい読者」の三つ巴ができている様子。
読者の感想を読むのも楽しい作品。
また、この作品には最後に主人公とは別視点の漫画が楽しめる。
それは、本編の4コマ漫画感とは違うタッチのショートストーリー。
違う面も楽しみたい方は購入をお勧めする。 -
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疑心暗鬼を楽しみたい方にオススメ。2023年6月20日日向の高校生時代に失踪した親友・空が見つかったと知らせがあり、向かった先は斎場だった。
当時所属していた美術部の仲間と通夜に参列した際、不穏な話を耳にする日向。
空は失踪していたわけではない。
失踪したと思われた8年前、既に死んでいた。
しかも、その遺体は美術室の壁に埋められていた。
日向の中にある疑惑が過ぎる。
「それじゃ、美術部の人間が殺したみたいじゃん」
話を聞き、体調を崩した日向が立ち寄った部屋で失踪直前に空が描いていた絵を見つける。
追うように入室した先輩の篠原がその絵を見て何かに気づくが、日向が席を外した隙に何者かに襲われてしまう。
助けを呼ぼうとすると、日向までその場で襲われてしまうが、気づけば空が失踪する直前に遡っていた。
何故、親友は死んだのか?
親友の絵に何が?
主人公が親友を助けようと動いた結果が、主人公を傷つけ、猜疑心を植え付ける。
気になって試し読みしたら、きっと本編を購入してるはず。いいね
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