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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


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ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版
作者様買い 読んでよかった2024年10月5日凄いな。これが十年以上前にBLとして書かれた小説、一穂ミチ先生がその頃から群を抜いていたことは想像に難くありません。
兎に角読ませる。BLであることも忘れて先が気になり読み続けました。全ての登場人物にスポットがあてられ、それぞれが大切な人生を生きていると感じられる。
ただ一つ、和章の゙事情がありきたりで彼の感情が予想通りだったのが物足りなさの゙原因に。もっと丁寧に深く和章の歪んだ感情を読みたかった。
でも大満足な作品。夜11:00時の重めのドラマにピッタリ!!いいね
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うまい凄い面白い2024年2月25日作者買いです。イエス・ノーが番外編含め面白い作品で、技量というか全てにおいて頭一つ抜けてる作家さんだなと改めて思い、ユーチューブでオススメされてたこちらを次に読もうと決めて購入しました。一穂ミチ先生の作品は正直面白いけど攻めにも受けにもキャラクター的に沼ることは無いのです。多分好みのタイプじゃ無いのです。でも読み始めたら面白くて文章も上手くてサブキャラも魅力的で読む手が止まらないです。ホントに不思議です。天才作家の客観性が私に共感を覚えさせてくれないのかな……。でも続きも読みますよっ。面白いもん。
一穂ミチ先生の文芸作品も大好きですがBLの新作もずっと待ってます。 -
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多様性を混ぜた良作エンタメ2023年7月25日「敬語で旅するの四人の男」でこの作者を知り題名に惹かれ読んだ。面白かった。「敬語…」の主要人物の斎木が度々出て来て斎木ファンには堪らない作品でもあると思う。男性社会で決めつけられてきた女性の在り方に美しいメスを入れるストーリーはわくわくするし、一見無神経とも取れる斎木が無自覚に提示する真理に溜飲がさがるのはやはり気持ちが良い。社会問題に切り込みつつエンタメ性も充分の読み応えある作品でした。この斎木さんシリーズは是非ドラマ化を望みます!!
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和歌をサブタイトルの代わりに!2023年7月19日一人の歌人の半生がえがかれた半ばノンフィクション小説。誰もが知る大企業の御曹司、通う学校、家族と住む自宅…
少し調べれば誰でもわかってしまう程、自分のことは何も隠さず赤裸々に小説に記している。全てに恵まれた御曹司の本当に裕福な生活は読んでいて興味深いし、その裏の葛藤も素直に書かれている。ゲイであることが一番の葛藤として書かれてはいるが、それだけではない悩みもきちんと伝わってくる。大人の小説というより今青春真っ盛りの若者に刺さる素直な小説。サブタイトルのように配置される和歌こそが全て。いいね
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期待してたものとは違ったが……2023年7月13日映画「怪物」を観て改めて「銀河鉄道の夜」を読みここへ辿り着きました。目次の「カムパネルラの恋」の章に特に期待してたのですが……。まあ、そうですよね、二次創作みたいなのを期待した私が変だっただけですね。内容は、宮沢賢治の遺稿などをまじえ改めて作品を掘り下げる真面目なもので興味深く読めました。特に中原中也(宙也と名乗る)が自分の詩を挙げながら宮沢のことを語るのは面白いです。エンタメを求めなければ勉強になる読みやすい解説だと思います。
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