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今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 体感予報【描き下ろしおまけ付き特装版】

    鯛野ニッケ

    似たもの同士の二人
    ネタバレ
    2025年9月27日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最初の感想は「なんて言葉が足りない二人なんだろう」です。一話が終わると同時に最大の誤解が解けたと思いきや、無意識的な不安からか、言葉足らずからか、やはり勘違いが続きます。葉くんは愛されている自覚が足りないし、逆に瑞貴さんは愛情表現が足りません。それなのに何故こんなにも刺さるのでしょうか。最初はというより、割とずっと不躾な言動の瑞貴さんは、読めば読むほど葉くんへの好きが見えてきて愛が溢れているし、むしろその態度すら特別なものと分かるとキュンキュンします。言葉足らずなのに二人ともお互いが好きなので、気持ちが確認できず無意識的にも辛そうな場面がありますし、最新話にもそれがつづいているので、とにかく早く腹を割って話して欲しいと願っています。
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  • 夜明けがいちばん暗い

    山田ノノノ

    一冊に、綺麗に全てが収まっています。
    ネタバレ
    2025年9月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ はじめは斎藤さんのビジュアルが刺さり読んだものの、購入して大満足な作品でした。絵柄が素敵なのはもちろん、作品全体を通して、なんでもないようなカットが後々効いてくる丁寧さは、伏線回収と言いたくなるような鮮やかさです。また特筆したいのは、斎藤さんが気持ちに折り合いをつけていく描写です。元恋人と死別してしまったキャラクターはよく見ますが、切り替えが軽すぎたり逆に引きずりすぎたりしてこれからの二人に不安を憶えることもあるなか、本作では、主人公であるタカヤくん側からの救いと、元恋人側からの救いがちょうど良い割合で描かれていて、斎藤さんが気持ちを切り替えるには充分な描写に、自然とこれからの二人に安心することができました。良くも悪くもまっすぐなタカヤくんの言動への、斎藤さんの冷静なツッコミにもかなりツボを掴まれました。一冊というなかで、登場人物の心情を全て綺麗に拾いきって、話が広がり過ぎてしまうこともなく終わったので、とても満足度が高いです。とはいえ、新しい生活が始まった二人の続くお話を覗くことが出来たら、とても嬉しいです。
  • 毒を喰らわば皿まで

    十河/斎賀時人

    一応、1巻で完結と知っておいて欲しい
    ネタバレ
    2025年9月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 始めは漫画を読み、続きが気になったため原作小説を購入しました。それからは面白さに毎夜読み耽り、むしろ漫画を読むことで出てくる解釈の違いが気になり、下手に漫画を読めなくなるまでなりました。とにかく、1巻を読み終えたあとの余韻がとてつもないです。購入時点で5巻まで出ていたので、続くものだと思い読み進めていましたが、最後あたりに雲行きが怪しく、とうとう終わってしまい。とても大きな喪失感を抱えています…。
    お話はとにかく面白いです。ジャンルに釣られたものの、物語の展開が次々に変わり、様々な人物の心情が織りまぜられた描写は複雑で、復讐劇としての視点だけでも、読み甲斐があります。また主人公周りも濃厚に描かれており、そちらもかなり楽しめました。
    ただやはりそこらの面白さを全て吹き飛ばすほど、1巻完結であったことがショックで、余韻が抜けません。自分の確認不足とはいえ、いきなり最終地点が分かってしまい、衝撃でしばらく2巻を読めそうにありません。1巻で描いた最終地点までの省いた過程を詳細に描いていくのでしょうが、それが訪れるまでに、私がその展開を忘れていることを思わず祈ってしまいます。
    作品自体は本当に面白かったため、気持ちが落ち着いたら続きを読んでいきたいと思っています。
    色々書きましたが、今一番お勧めしたい作品の一つです。
  • ブルースカイコンプレックス

    市川けい

    魅力が溢れてやまない2人のお話です。
    ネタバレ
    2025年8月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大好きな作品のひとつです。最初は大人しいと思っていた楢崎くんも、ただの不良だと思っていた寺島くんも、読んでいけばいくほど魅力が溢れて止みません。2人はもちろん周りの子も、良くも悪くも人間味があって、物語の登場人物って、こんなにも掘り下げられるものなんだと驚きました。そのため巻を重ねる毎に新しい一面が出てきますし、2人の考え方にも変化が生まれて、その度新しい壁にぶつかります。中には後味の良いとは言えない別れもあるし、それがのちのち効いてきたりもします。それがとてもリアルで、時々読んでいるこちらもキュッとなることがありますが、随所に見える2人の気持ちの強さがそれを上回って、安心しますし、とても萌えます。一見寡黙でクールに見えて、寺島くんのことを離すとは思えない熱を持った楢崎くん。初読からの印象の差が本当に大きいし、とにかくかっこいい。そして、不良かと思いきや一途で努力家な寺島くん。単体でこんなにもかっこよくて推せる受けの子は初めてです。英語を学ぶ理由も、不器用にも友達を気にかけてあげるのも、こちらもとにかくかっこいい。掛け合わせたら本当に最高な2人になります。なにか2人の間に起こしていると言うより、2人の人生を追っていったら起こった出来事、という風に過ぎていく時の流れも大好きなポイントです。抽象的な書き方しか出来ませんでしたが、これ以上個人名を出したらキリがないほど魅力の詰まった作品です。これからも2人の人生が、長く幸せに続いていくように願っています。
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  • 社内恋愛の相手は俺ですけど?

    ニクヤ乾

    オフィスラブって最高
    ネタバレ
    2025年8月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初っ端タイトル通りの展開で、なんとなく出オチ感があるなと感じてしまったのですが、読み進めていくと全くそんなことなく、2人のギャップで溢れかえりました。オフィスラブってなんでこんなに尊いんでしょうか。自立した大人同士が、表ではしっかり顔を作って、裏では実は甘い関係性というのが本当にたまらない。メッセージに爆弾落とされて、顔には出ないけど心の中は大荒れなのも、杞憂なほどお互いにお互いのことを心配しちゃうのも、ギャグ要素になってはいますが、相手のことしか眼中にないのが伝わってきてキュンとします。同期かと思いきや、実際は年の差があるのも絶妙な設定で、恋人になるとその関係が逆転して、綾川さんが甘えん坊になるのがとってもかわいらしいです。そして、そうさせたのは山岸さん…。最後の見せつけるキスも最高でした。これからも仲良くいて欲しいです。
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  • コワモテの隣人がΩだった時の対処法

    ニクヤ乾

    2巻まで読んだ感想です
    ネタバレ
    2025年8月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 試し読みから気になって、2巻まで購入しました。得意なタイプの受けではなかったのですが、何故こんなにも刺さるのか。何より、晃太くんの特異性アルファ属性がとても良いです。本書での世界観なのか、私は他の作品で見たことがありませんでしたが、まさにそのアホっぽさが、晃太くんにとてもマッチしていて最高でした。一巻が平和でかわいくて、という雰囲気で終わったので、2巻の不穏な引きが気になりますが、続きを楽しみに待ちたいと思います。内容については満足していますが、2巻のページ数を考えると、少し値段が高いように思えたので、2巻の購入を少し迷っている方はセール時に買うのが一番後悔なく読めるかなと思います。なんにせよとても満足でした。
  • その声には抗えない【コミックス版/シーモア限定おまけ付き】

    咲みなん

    実は飛鳥くんが沼でした
    ネタバレ
    2025年7月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 吉野さんのかっこよさが刺さり購入したものの、飛鳥くんもかなり面白い子で最高でした。出会い方が出会い方でしたが、そこからのアプローチは慎重な吉野さんと、どんどん良さが溢れてくる飛鳥くんを見ているのが楽しくなって、気づけば最後まで読んでいました。吉野さんの良さはもちろんですが、それと同じくらいに飛鳥くんの性格やそれに反した目つきの悪さが可愛くて虜になっていきます。夢中で読んだので、完結という言葉が信じられませんが、これからも幸せに過ごしていて欲しいなと思います。
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  • カーストヘヴン

    緒川千世

    extraのレビューです
    ネタバレ
    2025年7月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ これまでの特典と書き下ろしの詰め合わせです。既読の特典内容もありましたが、書き下ろしだけでも大満足でした。特に60ページは、ようやっとありのまま一緒にいるのが見られて、かなり好きでした。素直になれないところは大人になっても変わらないようですが、お互いの好きは溢れて伝わってきます。いつかはふたりなりの幸せを形にできていたら良いなと願っています。
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  • 番未満の僕らはきっと【単行本版】

    あらた六花

    オメガバの良さ全部乗せ
    ネタバレ
    2025年7月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ とにかく絵柄がかっこいいし可愛いし、ずっと一貫して綺麗でした。オメガバースは正直苦手なところもありますが、コタくんがベータだったからか、夏目くんが好みだったからか、手をとめずに最後まで楽しく読むことができました。自分がオメガであることを隠す子はよく見ますが、隠す上にアルファの振りをしているのは初めてで、夏目くんの意志の強さを感じましたし、それでもやはり本能に抗えずにいる場面は、とても刺さります。一巻の中で全て起こるため、少し目まぐるしくはありますが、Theオメガバものを読みたい時はこれ、と思える良さを詰め込んだ作品だと思います。
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  • ピットスポルム

    三上志乃

    相手を思いやる気持ちでいっぱい
    ネタバレ
    2025年7月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ こんなに相手を思いやっている子を初めて見ました。とても刺さりました。知り合う前から矢野くんのことを想って行動をするし、抑えきれないくらい思いは溢れるけど、それで矢野くんを傷つける方が嫌だから、自分が苦しい方を選ぶなんて、とにかくずっと、すれ違っている間は苦しくて、早く通じ合ってくれとページをめくり続けていました。少ない閲読量ではありますが、おそらく今まで読んだ作品の中で、一番付き合えてよかったねと言いたくなるのが小田島くんです。またこのキャラクター性で勉強ができるのが、新鮮でかっこいいです。そんな彼に好意を向けられる矢野くんは、努力家で、見ているとなぜか私も頑張らないといけない気がしてきます。そんな矢野くんはもちろん、今まで我慢してきた小田島くんには、もっともっと幸せに過ごして欲しいです。続編を楽しみにしています。
  • 何それ愛かよ【単行本版】

    ろじ

    名前のない関係性
    ネタバレ
    2025年7月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 青と碧でかっこいい男の子たちだなと思っていたら、まさかそのふたりのお話が出ていたので、勢いで読みました。本当に読んで良かったです。どこか似た者同士だったからこそ、相手を理解できるし、気にかけてあげられる。どちらも主導権を譲らないスピード感のある会話は、読んでいて面白かったです。青と碧同様そういった行為はなく、あくまでキスまででしたが、それがむしろこのふたりを表しているなと思います。付き合ってるまでは行かないけど、隣にいたい、そんな関係に落ち着いているのが本当に良かったです。ふたりの間に正解が出るまで、もしかしたら出なくとも、ずっと見守っていたくなりました。続くお話が出たらとても嬉しいです。
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  • 青と碧【単行本版】

    ろじ

    やさしい世界
    ネタバレ
    2025年7月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 出てくる人みんないい人ばかりで、なにより主人公の碧くんの性格がとても良くて、それありきの周りの性格の良さなんだろうなと。碧くんが答えを出すまでに時間はかかるけれど、じっくり考えて考えて、その先でやっと思いを告げられた時には、本当に良かったねと安堵しました。むしろ時間をかけていたところが好印象まで思えました。また周りがみんな、2人を応援しているところも安心して見れて良かったです。絵柄もどストライクでした。そういった行為がなくてここまで満足した作品は初めてです。続くお話を楽しみにしています。
  • 滅法矢鱈と弱気にキス

    腰乃

    世界観の作り込みが凄いです。
    ネタバレ
    2025年5月31日
    このレビューはネタバレを含みます▼ オメガバースものは苦手だったのですが、たまたま試し読みしてから、いつのまにか最新話まで購入していました。
    オメガバースが苦手な理由としては、世界観の理解がしにくいことが1番で、どうしても違和感が生まれて入り込めないことが多くあったためです。
    しかしそんな私でも、この作品は世界観に入り込んでここまで読むことが出来ました。こんなにも世界観が作りこんであるオメガバース作品は初めて読んだので、本当に感動しています。
    Ωだけに焦点を当てるのではなく、αの葛藤、さらにβの感情まで織り込んで、多面的に、丁寧に世界観が作られています。
    はじめの横須賀くんの感情も発言も、全て元βであったから生まれたもので、それにあとから気づいて反省できる彼の素直さは、かっこよくもあり好印象でした。最新話から一巻を読み直すと、横須賀くんの発言は静香先生には酷いことばかりでは、と私にも思わせるくらい見方が変わりました。そのくらい入り込めたのは嬉しかったです。
    横須賀くんも然り、静香先生も然り、一貫しているところはそのままで、出会ったことによりいい変化が加わっていくのがしっかり伝わってきて、頑張れと応援したくなります。
    これからも応援していきたい一押し作品のひとつです。