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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • スロースターター

    市川けい

    キラキラの恋
    2014年1月22日
    男子高校生の恋のお話です。

    通っている学校は違いますが、通学の電車が一緒なキヨとイノは少しの時間を共有することでお互いが一方的な顔見知り状態になります。
    この微妙な距離感にもだもだしました。アドレス聞くのも一々理由がないといけないような気がしたり、友達と言うには相手の事で知っていることは少ないし……。

    前半はキヨの視点、後半はイノの視点中心で話が進みます。

    あまり深く考えずにさらっと読めます。決して内容がないわけではなくて、きちんと心理描写や表情の変化も細かいですし、胸キュンもあります・笑。

    ベットシーンなどのエロシーンはありません。なのでストーリー重視の人やBL初心者の方にオススメします。
  • 狼は魔法を

    懐十歩

    トラウマと向き合う恋
    ネタバレ
    2014年1月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ◆枯れた花に恋の水◆

    ヤクザのような強面がコンプレックスで、その外見と似合わない仕事もコンプレックスな曹介さんは、八田に猛アタックされる日々に辟易しています。つれない態度にも関わらず、一向にめげない八田は臆することなく愛の言葉を注ぎます。
    段々と絆される曹介さん・笑。

    とある男性客との場面で、途中から曹介さんの顔が映らなくなります。けれどその表情は想像出来てしまい、切なくなりました。
    男性は軽い気持ちで発したのだろうけれど、その言葉は塞がりかけた傷を抉るようなものでした。

    『曹介さんは、曹介さんを傷つける人達の言葉ばっか信じるから。そのくせ俺が言うみたいな言葉をいつも欲しがるんですよね』

    客にズタボロにされた後、八田の言葉です。 トラウマは簡単には消えないけど、薄くはしていけるんだなと思った台詞でした。

    私的には曹介さんがシャツを着たのに萌えました。ハイネックからの首元開放に色気を感じます・笑。


    ◆狼に魔法を◆
    ――男から好かれる事が、当たり前に用意されてる女がずるい――

    冒頭の主人公の独白です。
    こちらは男子高校生のお話ですが、すごく切なかったです。

    イケメンだけどホモな永瀬君と、普通で流されやすい井上君。
    ホモだと告げ引かれると思っていたが、逆に意識されるようになり、秘密の関係になります。
    キスはするけど、直接的な接触はしない。手が届く可能性が出てきたことにより、欲も出てきてしまいます。
    結果的に拒絶され、傷を残すことになります。


    ◆狼は魔法を◆
    大学生になった永瀬君の話です。
    割り切った関係では満たされず、運命の出会いを求めていますが上手くいきません。
    大学の先輩である樋口さんと知り合い、ゲイだとバレても顔色一つ変わらず。分かりにくいけれど、裏表のない性格の樋口さんの傍が心地よくなり、友達としての距離を縮めていきます。
    いつものように家に行った時に告白しますが、初めて見る表情に動揺し逃げてしまいます。その後、樋口さんを避け続けますが捕まり、勢い余ってキスされます。しかも周囲に人がいるのに・笑。
    ひと悶着の後、付き合うことになりますが、最後の樋口さんの空気の読めない発言には笑いました。


    二作品ともベットシーンはあまりないですが、きちんとした心理描写おかけで満足出来ました。


    長文、乱文失礼しました。
  • ワルイ恋人じゃダメ?

    桜賀めい

    愛すべきおバカさん
    ネタバレ
    2013年9月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ワルイコトシタイシリーズ第4段です。
    『ワルイコトシタイ』→『悪い子でもイイ?』→『悪い男でもイイ』と続いていますので、未読の方はそちらから読むことをオススメします。
    また他のシリーズの登場人物も出張るので、そちらも読んでおいた方が楽しめると思います。


    今回の内容ですが、『独占欲』がキーワードですね。

    好きと言われた。
    キスもした。
    体も繋げた。
    だけど付き合ってない。
    恋人としての境界線は超えているのに、関係性があやふやなままで、自分の立ち位置がはっきりしないことに不安な永遠。

    相変わらず天然お馬鹿っぷりを発揮しております。傍から見たら只のバカップルなのに・笑。

    また番外編は、君子さんと七王さんが相川家に訪問します。外出中の久遠に対して、メールひとつ送れない七王さん。好きの気持ちは自分の方が重いなんて……。呑気に寝てる場合じゃないですよー。


    短編は男子高校生の青い性です・笑。さらっと読む分にはいいと思います。なのでこちらは☆3つです。


    新しいキャラも出てきて、これからどう関わっていくのか楽しみです。
  • ふしぎ遊戯 玄武開伝

    渡瀬悠宇

    始まりの物語
    2013年9月1日
    大まかな流れとしては、主人公が本の中に吸い込まれて巫女になり、神獣を召喚して願いを叶えるために七星士を探し出すというものです。
    前シリーズで名前だけ出てきた四神天地書の著者(正確に言えば訳)である奥田永之助の娘・多喜子が主人公です。

    時系列的には一番最初の物語になり、前作では語られなかった多喜子の内面が明らかになります。そして、何故『四神天地書』は生まれたのかが分かります。

    また巫女と七星士は災厄のレッテルを貼られており、多喜子は逆境の中でのスタートとなります。国民からは忌み嫌われ、七星士は一筋縄ではいかないですし。
    ですが、多喜子の優しさやひたむきさに七星士を始め、周囲の人々は心を打たれ、段々と変わっていきます。

    この作品のテーマは絆だと思います。
    家族であったり、主従、友人、愛する人など関係性は違いますが、その間にあるのは信頼や愛情です。様々なかたちでの人と人との絆を感じました。

    この作品は前シリーズである『ふしぎ遊戯』を読んでいるかどうかで評価が変わると思います。というのも、結末が前作の中で分かってしまうからです。あとは前作を知っている方には嬉しい演出があったり、懐かしさだったりですねー。勿論、読んでいなくても充分に楽しめます。むしろ読んでいない方が私的にはいいと思います。(ネタバレという面で)

    まだ電子書籍では発売していませんが、玄武編は完結しています。是非、多喜子の運命を見届けてください。

    長文、乱文失礼しました。
  • 俺物語!!

    アルコ/河原和音

    見たことない少女漫画
    2013年7月23日
    ジャンルで言うと『少女漫画』に分類すると思うのですが、これは『新しい少女漫画』という感覚です。
    普通の『少女漫画』は主人公の女の子がイケメンの男の子と恋に落ちる……みたいな内容ですが、この作品は違います!

    まず主人公が猛男というゴツイ男子高校生です。なので、彼の目線でストーリーが進んでいきます。内面も漢気溢れるあまり男子からは慕われますが、女子からは敬遠されてしまうという悲しい現状です。

    イケメン枠は幼馴染みの砂川で、周りの女の子は全部持っていかれてます。(ちなみに勝手に女の子が好きになっているだけで、砂川は誰とも付き合ってません。)

    ヒロインの女の子はふわふわした感じです。しかもお菓子作りが得意というthe女の子です。

    痴漢にあっていた大和に砂川が気付き、猛男が助ける。その御礼に来た大和を猛男が好きになる。しかし大和は砂川が気になるみたいで……

    というのがざっくりした内容です・笑。
    (あんまり言うとネタバレになってしまうので)

    とにかく笑えます。細かいギャグから顔芸まで素晴らしいです!
    笑えるだけじゃなくて、きちんと胸キュン場面や思わずホロリとしてしまうシーンもあります!

    女性は勿論ですが、男性にもオススメの作品です!

    長文、乱文失礼しました。