悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~
白梅ナズナ/まきぶろ/紫真依
このレビューはネタバレを含みます▼
あぁ、ついに完結。どこまでも優しいエミに愛されて愛を知ったレミリアたん。エミの優しさを守るために、どこまでも強くなったレミリアたん。もう一度、そのエミとの邂逅を望みそのために全てを捧げたレミリアたん。たまーに恐ろしい悪役令嬢の表情に戻ることはあっても、自分の矜持のためにはそれすらも飼い慣らして「だってエミならこうするわ」と微笑むエミリアたん。エミと再会できてよかったよぉぉぉぉ!!最後は滂沱の涙でエミみたいに物語の完結を喜ぶことができました。アンヘム、君も幸せになれてよかったよ。それでも、その先の物語を望んでしまうファンをお許しください…。だって、エミリアの領地や魔界の復興も気になる話がたくさんある!物語は完結してもエミリア譚はまだまだ続くだろうから、いつか優しい家族の物語が別冊で読めたらなぁ。
追記:最初から読み返して、魅了されていた王子たちよりも義弟がいちばん最悪だったんじゃ…、と今さらながら感じているけれど、他の方の感想にはないのでわたしだけ?
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