やゆさん

なぜこの漫画の存在に気付かなかったのか。
めちゃくちゃ面白いです。
映画のような演出があり、ちょくちょく不穏な語りが挟まるので読み進めるのが少し怖い、、
司書を目指すストーリーだけで十分すぎるほど面白いのでそれだけでも読みたかったです。

巻数もけっこう出ていたので面白いのかな〜と期待して読んだんですが1巻でリタイア。
おひとり様が好きなのはわかるけど、あまりにも周りに対する感謝がない。
家族だったり職場の人間に対する対応がひどく、それでも周りの人に恵まれてるのはやれやれ系主人公あるあるですかね。
人としての深みもなく愛せない主人公でした。
焼き肉や燻製など、異世界感にはないものを魔道具で再現するだけの漫画で、なおかつ期待していた食の描写も特に美味しそうではなかったです。
巻数を重ねたら面白くなるのかもしれませんが主人公が苦手すぎて離脱。

面白い！！！！と、夢中で読み進めていたのですがまさかの最終回、、、、、、打ち切りでしょうか？半端なところだったので残念です、、、

あまりにも無礼な人間が多すぎて貴族の話とは思えないです。ヒーローのレオ様は主人公の妹(悪役)の頭を初対面で鷲掴み。その後怪我をしている主人公の世話を焼くのは良いものの、匂いを嗅いだり客人の前で膝の上に座らせたりやりたい放題。どんなに優しい人でも常識が無さすぎて普通にIQが心配になりました。
主人公付きのメイドは訪ねた先の門番に対してタメ口で悪態をつき、最終的には回し蹴り。しかもギャグっぽい絵柄でサラッと流されたけど、主人公の父親の髭をむしり取ったりしている。なぜクビにならないのか。それを許すような父親ならだいぶ優しくないか？孤児院出身ならなにをしても良いの、、、？
伯爵夫妻も、主人公との初対面時に「あなた本当にセレナさんなの！？あの毒婦と名高い！？」とか言ってるけど、自分の家にあったドレスに着替えさせたのだからそりゃ清楚な見た目にはなるだろうし、それだけで勝手に良い子認定しちゃうのが謎すぎる。それに何度も本人に向かって毒婦呼ばわり。あまりにも薄っぺらいし失礼すぎます…

すれ違いもありつつも終始ふんわりとした空気感でかわいらしいです。
ただ、通行人がたくさんいる店の前やハグしにきてくれた子供の前で着ぐるみの頭をとるのはやめてくれ〜〜〜！という気持ちになりました。笑

書き下ろしは聖夜のみ、ブラザーコンプレックスの小話はカバー下にあります、とあとがきにあったのですが
電子にはカバー下が含まれていませんでした………
続きをもっと読みたい終わり方だっただけにこれが読めないのは残念すぎる………

田中森よこた先生の漫画はもともと大好きなのですが
最近みつけたこの作品、いままで気づかなかったことを悔やみました、、！
ふたりともピュアでかわいすぎる、、何事もなく愛を育んでくれたらうれしいです！
メインカプ以外にもストーリーが動き出しそうでより一層たのしみ！