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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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  • GS美神 極楽大作戦!!

    椎名高志

    あらゆる作品の中で最も好きな好きな主人公
    2024年12月28日
    作品タイトルはGS美神だけど、本当の意味での主人公はおそらく横島くん。でも横島くんの煩悩全開で自分の弱さ卑屈さを決して否定せず自ら認めながらも何とか貧弱な現状の手持ち能力で奮闘するところが、他の作品の主人公たちとは絶対的に違うところで、そんな横島くんがとても好きでしたねー(話が進むにつれ強くなっていきますが) 絶チルも勿論愛読していてあちらの少年マンガらしい主人公&ヒロインも好きでしたが、後々まで記憶に強烈に残るのはやはり美神さん&横島くんでした。本来の最終話になる予定だったスリーピングビューティーの回はGS美神の各キャラの魅力が最大限に発揮された話で神回です!
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  • 48歳で認知症になった母

    吉田美紀子/美齊津康弘

    脳が壊れているのは外から見て分からない…
    ネタバレ
    2024年6月6日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 私も長年介護の仕事をしてケアマネとなり、且つ自宅で両親の介護も現在進行形でしています。読んでいて涙が止まりませんでした…。認知症が人から理解されがたいのは脳の機能が壊れていてもそれは外見の変化がないためです。これが骨折とかなら腕にギプスを着けていれば骨が折れているから重いものは持てないな、と人から症状を理解してもらえるでしょう。作中のお母さまは認知症の初期の頃、壊れゆく自分に恐怖を覚えながらも必死に日常を保とうともがいてました。そのタイミングでご家族は良かれと思って引っ越しをしますが…認知症患者にとって最悪の結末となってしまいます。住み慣れた環境を変えてしまい、且つ昔の家は見える範囲内に、しかも引っ越し先の家主はお母さまのことを嫌っていて…。でもご家族のことは責められません。認知症という症状の特性を知らなければこの決断になるでしょう。お母さまの昔を知る家族だからこそ今の姿は受け入れがたく突き放すか暴言になってしまうか、、いま私が両親を何とかかろうじて在宅介護出来ているのも仕事で得た知識経験があるからです。それがなければきっと何でこんなことも出来ないんだと行き場のない感情を私もぶつけていたはず。作中のお母さまは残念なご最期となられてしまいましたが、話の結末には少しだけ救いがあり、原作者の方は今もケアマネとしてご自身の経験を基に同じように悩み苦しんでいる多くの方を救ってらっしゃっているのだと祈らずにはいられません。
  • 逃げ上手の若君

    松井優征

    これはしっかり少年漫画でジャンプ作品!
    2024年4月23日
    ジャンプマンガと歴史モノって基本的に相性悪いだろうという先入観がこの作品を見るまであったが、とんでもなかった。

    一次資料を深く読み込み研究したであろう上で、そこから話やキャラに松井先生が膨らませて味付けして見事に少年ジャンプの少年マンガになっていてビックリ!

    そのおかげで歴史マンガにありがちな話が難しい、登場人物が覚えにくいということはなく、特にキャラは史実ベースから特色のところを膨らませて個性付けしているので皆一様に覚えやすい濃いキャラばかり。

    話のテンポもよく、歴史モノである以上は最終回がどのあたりかも予想がつくが今のペースで進めば変に長くなりすぎるということもなくまとまりそう。

    このレビューの時点でまだ15巻だが、その中でも心震える名シーンも複数あり、歴史モノはちょっと…と敬遠しがちな人にも、少年マンガとして是非オススメ!
  • 帝乃三姉妹は案外、チョロい。

    ひらかわあや

    三姉妹の表情見てるだけで楽しい!
    2024年4月23日
    最初の頃はホントにこの三姉妹がチョロいのか…?と思わせる見た目と性格だが、話が進むにつれてタイトルに偽りなくチョロかった(笑)

    でもそれは相手役の男の子がポンコツながらも一生懸命さ優しさ、相手のことを深く考えた献身的なサポートなど、好きになるであろう要素もちゃんと描かれているのがいい。

    最近は三姉妹の気持ちがどストレートに表情に出まくり、その表情が豊かすぎて、それを見ているだけでも面白い!
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  • プロレススーパースター列伝【デジタルリマスター】

    梶原一騎/原田久仁信

    キエ~~!ホゲェ~~~~!!
    2024年3月28日
    ネットで調べれば経歴から何から何まで分かってしまう今の時代、未知の強豪外国人なんてどのスポーツでも死語になってしまいましたが。この作品は3割~4割くらいの事実の上に6割くらいのファンタジー増し増しな話を乗っけて当時の外国人スターレスラーの強さの秘密を我々の想像力を膨らませてくれました。フィクションとノンフィクションのさじ加減が絶妙で当時はみんな信じてましたよ!ハンセンが引退してしばらくしてから再来日した際に週刊プロレスがインタビュー記事の中で「ウエスタンラリアットはサンドバッグに腕を叩きつける猛特訓の上に編み出されたと聞きましたが?」と質問すると「それってマンガの話だよね!(笑)」とハンセンが答えていて本人も熟読するくらい影響力があった作品だったと再認識。でも当時のスターレスラーはそれだけ話を盛れるくらいにスケールの大きい都市伝説や逸話に溢れていたってことですね。他の方もレビューされてますが、やはりブッチャーの話はファンタジー具合が素晴らしく神回です!
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  • エリア88

    新谷かおる

    未だにこれを超える感動はありません!
    2023年8月28日
    個人的には数あるマンガの中で最も感動し最も涙した作品です。初めて読んでから30年近く経ちますが未だにエリア88を超えるマンガには出会っていないです。戦場という極限状態のなか、金のためでなく名誉のためでなく、戦いを通じて静かに描かれる友情。そしてどこまでも一途な主人公とヒロインの愛。主人公とヒロインが艱難辛苦を乗り越えてようやく再開したときに主人公が発した言葉。どの作品にも主人公とヒロインの愛の言葉は存在しますが、このセリフほど主人公の愛の強さ深さ哀しさを表現したものはないでしょう。少女漫画風の画風で戦争モノというのは好みの別れるところかもしれませんが…。エースコンバットなどのゲームにも多大な影響を与えた作品で、戦闘機のラインナップやステージに明らかにエリア88の影響があり、プロデューサーもそれを認める発言を攻略本のなかのインタビューでしてました。
  • 魁!!男塾

    宮下あきら

    他の数々のバトルマンガとは明らかに違う!
    2023年8月28日
    言わずと知れたジャンプ黄金期のバトルマンガ。初期の頃の軍国主義学園ギャグマンガ路線もかなり面白いので、そのままいってほしかった気持ちもありましたが…

    ジャンプコミックスをはじめバトルマンガは数多くあれど、男塾は明らかに他とは違うと当時から感じていました。

    それは印刷所泣かせだったと言われた常用漢字でない字ばかりの名前の必殺技や中国拳法の流派、さらにそれに加えて民明書房のもっともらしいウンチクをつけられたら、ネットもなかった当時は誰もが皆、男塾キャラ達のガチの強さを信じてましたよ。

    あまりに読者が無条件に信じてしまったので、作者の方から「これはシャレだと気づいて!」と「ゴルフの語源はもちろん呉竜府」みたいなのを出したあたりからようやく民明書房とその本の数々が架空の存在であると分かったくらいに、言われなければわからないほどの中国拳法のリアリティでした!

    今見ても普通の人では思い付きもしないだろう技や流派の名前、宮下先生の画力が産み出すいかにも凄そうな敵の数々…伝説のマンガであることに間違いはないでしょう!

    数々の続編では民明書房も最初からギャグ全開のモロバレですが、また我々を本気で騙してしまう技や中国拳法を見てみたいものです…
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  • アラサーOLハマーン様

    いわさきまさかず/矢立肇・富野由悠季

    溢れるキャラ愛と原作愛が面白さの根元
    2023年7月25日
    Ζガンダム~ΖΖガンダムの登場キャラたちがハマーン様を中心にサラリーマン生活を過ごすというお話。各キャラの名セリフやキャラ付けは自然なカタチで?社会人生活の中に溶け込んで良い味を出している。

    キャラ設定で原作と唯一違うところがあるとすれば、ハマーン様はしっかり者OLに見えて実はポンコツという点だが、そこがこの作品の最大の魅力!

    絵柄も丁寧で話のテンポも良く難しいことを考えずとも自然と面白く感じる。

    この作品を見ると、ガンダムキャラでサラリーマンをきちんと務めることが出来そうなのはハマーン様とブライト艦長くらい?カミーユとか社会人としてはヤバい奴です;;そこがある意味原作通りで面白いのですが(笑)

    榊原さん、飛田さんご本人達が声をあてられたCM動画も必見!
  • キン肉マン

    ゆでたまご

    努力!友情!!勝利!!!
    2020年9月11日
    おそらく週刊少年ジャンプ作品の基本「努力、友情、勝利」を最も初期に確立させた作品では?キン消しはじめ数々の社会現象まで引き起こした40代以上には説明不要の金字塔。

    突っ込みどころを軽く集めただけでネタ動画一本簡単に出来てしまうくらいだが、それを軽々と超えてしまう熱さと勢いのストーリー!連載再開後の話も、読者はこういう展開を望んでいた!という面白さと懐かしさで盛り上がっている。

    読者応募の超人がそのまま作中に登場するなんて唯一無二の要素があるマンガはキン肉マンだけですね。
  • 機動戦士ガンダム

    富野由悠季/美樹本晴彦

    本来描きたかった内容はこちらだったり!?
    ネタバレ
    2020年8月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 後半になるにつれ、アニメとは大きく異なる部分が出てきます。アニメでは匂わせる程度だったアムロとセイラさんの関係もより大人な描写があったり…(苦笑) この作品を読んだ後に、アニメ的には続編のΖガンダムを見ると、ファーストガンダムで本来描きたかったのはこちらの小説の内容だったのでは?とさえ思えてきました。
  • 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争

    結城恭介/矢立肇/富野由悠季

    後書きまで是非見て下さい
    ネタバレ
    2020年8月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 大筋はOVAとほぼ同じ流れですが…ハッキリとした描写ではなく、ほんの一言のセリフを最後に挟んだだけなのですが、OVAと大きく違うところが1ヵ所あります。

    それをどう受け止めるかで評価の別れるところだと思いますが、それについては作者の方の後書きに書いてあることもきちんと読んでいただければ、と思います。私はその後書きの内容にはとても共感しました。OVAを見た方ならば私と同じ感想、気持ちとなる方も多いのでは、とも感じます。
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  • 機動戦士ガンダム0083 REBELLION

    夏元雅人/矢立肇/富野由悠季/今西隆志/サンライズ

    原作よりも全てのキャラがより魅力的に。
    2020年8月29日
    主人公のコウ、メインヒロイン(?)のニナ、宿敵のガトーはもちろん、シーマ、ケリィ、他の全てのキャラといっても差し支えないほど、どのキャラも原作より元々の個性を際立てて、より魅力的にさせつつ、見せ場も多くなっています。

    更に夏元先生お得意の色々な外伝作品のキャラも出て来て、外伝キャラたちの後日談的な要素もガンダムファンにはたまらないです!随所に各ガンダム作品への、各キャラへの愛を感じずにはいられません、とても面白く完結が楽しみな作品!
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