フォロー

0

フォロワー

0

総レビュー数

6

いいねGET

32

いいね

21

レビュー

今月(4月1日~4月30日)

レビュー数4

いいねGET25

シーモア島
ベストアンサー0
いいね0
投稿レビュー
  • 大好きな君へ願うこと

    塩田キョウカ

    どうして上手くいかなかったのかと思うけど
    ネタバレ
    2025年4月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙を見た瞬間に一目惚れ、絶対これは自分の「好き」だと思って開いた1ページ目で心撃ち抜かれたことを覚えています♡絵もストーリーもものすごく好みで大好きです!思わぬ出来事で関係が上手くいかなかったりすれ違ったりして、心は寄り添っていたはずなのに期せずして離れることになった2人の関係の切なさに涙しました。序盤の、久しぶりに会った朔の願いに戸惑いながらも応える賢志からもまさに「心は寄り添っていたのに」上手くいかなくて離れてしまったやるせなさを二人から感じて泣きました。私は読みながらすぐ泣くので、キョウカ先生の作品も泣いてばかりです。「持ち掛けたのはお前からでも…」のくだりは、心に突き刺さりました。これはやっぱり、過去に自分達ではどうしようもなく上手くいかなかった哀しみですよね。だからといって、大人だしじゃあまたよろしくとは簡単にいかない、目の移ろいから賢志の心の内もわかります。遠くで頑張る朔を応援したかったんでしょうね。朔の選択には驚きましたが、迷いながらの活動ならきっと地元に、賢志の元に帰りたかっただろうなと共感です。地元サイコーですもんね。違ったらごめんなさい。九州住みではありませんが、方言も共感しやすく大好きです♡賢志と別れた後に朔が見つけた神社の絵馬の場面(やっぱり大好きだからこそ遠くても応援していたかったんだ)と、ラストの2人の絵馬の絵で心が温かくなりました。心はひとつだったんだなあと♡定期的に読み返しているのはやっぱり空気感と物語が大好きだからです。これから、たくさんキョウカ先生の物語を読んでいきたいです♪
  • 恋のカタチは四角形【描き下ろしおまけ付き特装版】

    塩田キョウカ

    少し切なくて優しい幸せな気持ちになる物語
    ネタバレ
    2025年4月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 単行本発売おめでとうございます!この作品と出会うことができてとても嬉しく思っています♪前作が大好きで今作も短話で追っていましたが、通しで読める単行本はやはり没入感が違いますね♪心さんの複雑な思いも後からわかりますが、充也さんの努力や空回りと上手くいかない哀しみに共感して泣き、心さんの心情の変化や過去の傷と切なさ、折り紙のエピソードなどは、今気づくなんてなんてことなの!と双方の視点から見て泣いてしまいました。キャラや設定や絵の好みはもちろんですが、私の場合いつも数ページ見た時の直感で好きな作品が自動的に決まってしまうのですが、キョウカ先生の描かれる物語の空気感がドンピシャで、本当に大好きです♡そして少し切なくて思わずふふふと笑ってしまう温かなストーリーと絵も大好きなので、ふと読み返したくなるいいお話だと私のお気に入りになりました♡次回作も手がけてらっしゃるようなので応援しております♪
  • 【単話版】天稟

    たかせりえ

    一生涯の忘れられない宝物になる
    ネタバレ
    2025年4月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 電子でヒットすれば紙書籍も出るそうなのでもっともっと売れてほしい。たった一枚の宣伝の画像から試読してこれほどまでに引き込まれて即購入した漫画はなく、出会えて本当によかったと思える作品です。
    先生が仰っているように導入部分から本格時代劇の様相と美麗な作画に心撃ち抜かれて夢中になりました。BLらしからぬ無骨な武士たちの描かれ方が大変好ましく、眉目秀麗な主人公達と背景や装飾品もページの隅から隅まで細部に渡って描き込まれており、これほどまでに趣向の凝らされた漫画を見たことがありますでしょうか、まるで画集を見ているのかと錯覚しそうなほど、江戸の風景も細やかで美しいです。
    物語に関しても江戸や武士と介錯人のことなどなるほどと思わせる、図解釈付きの素晴らしい歴史小説を読むような満足感があります。そして心情に迫るシーンは深く、1話の切腹場での介錯人和泉が機転を効かす最期の桜と目白の場面では、罪状は何であれ心神喪失状態の罪人の目に正気を取り戻させ、世は美しいと示して逝かせたことに心が締め付けられました。翌日の場面でわかりますが、和泉は主人公甚介と猫のしっぽ二人の間に何かしらの関係があると思っていたのでしょう。
    甚介と和泉の間に芽生えたばかりの想い、特に和泉はまだ心のうちを明かしておらず「どういう積もりで」と甚介が思うと同様に読む側もどんな意図なのかと感じ「お前に見染れもしたなら」からのくだりで、言葉の美しさに惚れ惚れとし、「一時の徒事と……口上は聞きたくない」の流れで焦燥感と不安に苛まれた甚介の思いに共感してふと涙が出ました。
    明るい家族が居ながらも哀愁漂う甚介の境遇や生い立ちと、和泉の兄の話や憂いを帯びた眼差しから、二人の行く末に影響するような隠された事実が炙り出されていくのではないかという不穏な空気も感じられましたが、作者様がハピエンだとXで発言されているので安心して読み進められそうです。
    二話前編での刀剣押型を二人で拓る場面では、茶屋でのようなぶつかり合う激情だけの関係でなく、心通わせて春の陽の暖かさの如く仲睦まじくなっている様子にホッとしました。無邪気な二人の場面ももっと見たいですし、ここから一波乱はありそうですが二人には早く幸せになってほしいなあと切に願ってます。続きが楽しみです。応援しています♪
  • シャンパンタワーの向こう側

    りんこ/三原しらゆき

    最高の漫画!行間を読む醍醐味があります
    ネタバレ
    2025年4月7日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 今まで読んだ中で断トツ一位でハマっています。煌びやかな世界、みんながお互いを好きで思い遣ってて優しくて、嫌なことをする人が出てこないストーリーも好きです。そして、想像をかき立てる間、手の動き、目の表現から、登場人物がどう受け取ったのか、どう感じたのか、揺れる心が垣間見える部分を読み解いていくのも好きです。煌夜くん優雅ちゃんがカッコ可愛いくて、亜威くんも紫音さんも(サブキャラと言いたくない)他の濃い登場人物達、ちびキャラも可愛くて面白くて……こんなに読み返したいと思った本は他にはありません。りんこ先生、しらゆき先生、素敵な物語をありがとうございます!先が読みたい、でも読んだら完結しちゃうと昨日気づいてアワアワしています。でも3巻を楽しみにしています。この素晴らしい作品がより一層愛され、たくさんの方の目に留まりますように。
  • かわにさざなみ 6 【分冊版】

    澄谷ゼニコ

    めっちゃ楽しみにしてました!2人が大好き
    2025年1月1日
    公開予定でこの画を発見した瞬間、新刊が出る喜びと可愛すぎる2人の姿に思わず叫びました。学生編では気持ちを隠して気づかれないようにするウタが切なくて、せっちゃん早く!とヤキモキするけど、青春してる2人をこのまま見ていたいなーと思ってしまいます。大人編でもさらっとしてるので、この画でせっちゃんの背中にウタがしっかりと両手を回してることに気づいて、によによ💗しちゃってます。(もしかして1巻の服装と一緒?かわいい)この距離感まであとどれくらいかかるのか、まだはっきりとは自覚してないせっちゃんの揺れる表情や心の動きが少しずつ見えてきて、にんまりです。
  • イグナートの花嫁【単行本版(シーモア限定描き下ろし&特典付き)】

    もりもより

    孤独な二人の儚く美しい物語に感じる温もり
    ネタバレ
    2024年12月18日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初レビュー。もりもより先生の大ファンです。美しい物語に夢中になりました!可愛いリタがいじらしく、イグナートの陰のある格好良さが堪りません!今作は山に一人住む半竜イグナートと出会う孤児のリタ、二人の境遇と各々の過去に胸を打たれる物語でした。先生が描かれる緻密で繊細な画はどれだけ眺めても飽きることがないほど美しく、作中の空気感、登場人物達の表情、過酷な物語から心を鷲掴みにされる様なやるせない気持ちになりましたが、徐々に二人が心を通わせていく様子に、ここから物語がどのように進んでいくのか続きが待ちきれませんし、二人が温かく穏やかな日々を過ごしていくことを願ってやみません。
    ストーリーは単話で追っていましたが、発売と同時に単行本を購入しました。元々は表立ってレビューするような人間ではありませんが、思い切って初レビューするほど、この唯一無二の世界観に惚れ込んでいます。前作とともに、私の宝物となりました。これほど素晴らしい作品を描かれる作家先生に出会えて幸せです。