嫌われ者の令嬢は、私が愛しましょう。~いまさら溺愛してきても、もう遅いです!~
暮田呉子/藍原ナツキ
このレビューはネタバレを含みます▼
異世界転生のよくあるストーリーなのかと思いつつ読み始めましたが、主人公イザベラは実際死んでしまい、その体に転生してきた元OLが入り込んだ。家族や周りから嫌われていると思っていたら・・・実際は好かれていて、違う事が徐々に分かりだし、転生した女性が、イザベラではないけどイザベラとして受け入れないといけないその感情にどう向き合えばいいのか葛藤も見えだしていて面白いです。本当は大切に思われていたのに、少しずつ人を介しての思惑もずれて受け入れられ、最悪となってしまった本当のイザベラが可哀そうでした。王太子も一見人の好さそうな感じなのに、裏がありイザベラを利用していた。ヒーローが、イザベラ一途で可哀そうでした。続きがきになります。