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今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • みずぽろ

    一色美穂/水口尚樹

    知識がなくも面白い
    2025年9月28日
    根性とか、超〇〇級レベルとかいう設定が苦手で、滅多にスポーツ漫画は読まないが、タイトルを見て「どういう意味?」と試し読み。水球についてまったく知らなくても、面白く読めた。登場人物たちがこれからどう成長して行くのか、話がどう展開して行くのか、楽しみ。
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  • 幻談

    幸田露伴

    幻想奇譚
    2025年9月28日
    「五重塔」の幸田露伴が、幻想ものを書いていると知って読んだ。おどろおどろしい描写はひとつとしてないのに、不思議がただ不思議として伝わってくる。「雨が降っている」というそれだけの言葉に、静寂の中、雨が降りしきる音が聞こえてくる。文豪とはかくなるもの、という短編。
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  • 星食い

    坂田靖子

    古典的なファンタジー
    2025年9月28日
    異世界訪問も、人外との接触も、最近のファンタジーに見るのとは違う。最近のものばかり「ファンタジー」として読んでいると、ユルくて退屈と感じるかもしれないけれど、良い意味でクラシックな、本来のファンタジー作品と思う。
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  • 川果町よろづ奇縁譚

    四宮しの

    すんなりは読めない
    2025年9月28日
    話の底に、「名前」がキーとして横たわっている奇談。「名前」にそもそもが始まって、「名前」によって事が展開し、「名前」によって落着する。個人的には好きな雰囲気の奇譚だが、ちょっとわかりにくい。とりあえず1度読んで流れをつかんで、2度3度目で、ああ、なるほど、そういうことか、と納得する感じ。
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  • 諸星大二郎劇場 第6集 アリスとシェエラザード~騙し絵の館~

    諸星大二郎

    コミカルな怪奇もの
    2025年9月28日
    「暗黒神話」や「孔子暗黒伝」のような作品が好きな人には「う~ん……」だろうけど、諸星的ユーモア世界を楽しめる人には、なかなか面白いシリーズと思う。いかにもホラー、という話はなくて、いずれもかるい気持ちで読める短編集。これからの展開も期待できそう。
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  • 新装版 くらやみにストロボ

    ハヤカワノジコ

    せつなさと、初々しいしさと
    2025年9月21日
    「好き」には種類があって、「フツー」ではない「好き」は気づかれてはいけない……という片想い中の想い、両想いになってからの想い、それぞれのゆらぎ。独特の透明感のある、ゆっくり読みたい物語。
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  • 新装版 二代目!地獄ブラザーズ

    tacocasi

    頑張る二代目たち
    2025年9月20日
    冥界十王二代目たちの恋愛模様……と言っても、どろどろした部分は全然なくて、ほのぼのとした中にそこはかとなくせつなさが漂うハッピーな青春物語、という感じ。恋する者たちそれぞれに一生懸命で、皆可愛い。
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  • 新装版 うしみつどきどき古書店譚

    tacocasi

    こんな古書店が近くにあったら……
    2025年9月20日
    BLカテゴリーにある作品だけれど、BL要素はさほど濃くない。古い古書店兼質屋の不思議な主と、そこに下宿する主人公と、質屋をを訪れる不思議な客たちの話。ふんわりとした怪しい雰囲気を楽しめる。
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  • この貧しき地上に

    佐藤史生

    "自分"に帰るための迷宮探索
    2025年9月20日
    表題作を含む4編を収録した短編集。やはり表題「この貧しき地上に」とその続編「青猿記」が秀逸。
    現実と幻想、外宇宙と内宇宙をめぐる迷宮の物語。このような作品をもっと読みたかった……今なら、どんな物語を描かれただろう?
    夭折されたのが本当に残念。
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  • 出禁のモグラ

    江口夏実

    シリアスとギャグと
    2025年9月20日
    「鬼灯の冷徹」とギャグのトーンは同じだけれど、こちらは人間のほの暗さが浮き出していて、実際にトラウマのある人にはなかなかきつい話が並んでいると思う。登場するキャラクターに、「まあ、人間も捨てたものじゃないかもね」となっている感じ。
    ちなみに私は「行動原理・食」のイケブクロさんと、「行動原理・かっこいい」のナベシマの憑き猫コンビのファン。
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  • やどり木

    佐藤史生

    40年前?
    2025年9月7日
    収録されている3篇が、いずれも40年も前に描かれたということに驚かされる。
    確かにクラシックといえばクラシックな作品なのだが、感性は全然古臭くない。ことに表題作のSFは、読み込まないとわかりにくい部分があるし、絵の好みもはっきり分かれると思うけれど、食わず嫌いで避けられるには実にもったいない。もっと広く読まれて欲しい……。
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  • 魔女と猫の話

    四宮しの

    優しいタッチとストーリー
    2025年9月7日
    ふんわりとした絵とストーリーという、お手本のようなファンタジー。
    どれもありがちな話なのだけれど、優しくて、ささくれた気分の時に読むと癒されます。
    出てくる猫たちがまた、ユニークで可愛い。
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  • 骨董猫屋

    鷹野久

    猫の可愛らしさ
    2025年9月7日
    しゃべる猫あり、しゃべらない猫あり。ちょっと不思議な世界の、ちょっと不思議な猫たちの、ちょっと不思議な話。
    とにかく猫が可愛いです。猫を愛でよ、と言わんばかりの動作や表情に癒されます。
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  • マンアライヴ

    G・K・チェスタトン/南條竹則

    チェスタトン好きのためのチェスタトン
    2025年9月7日
    事件と見えたできごとについて、本当はなにが起きていたのか?……を裁判仕立てで解いてゆく、その展開と緊張感が面白いのだけど、誰が被害者を殺したのか? なぜ? どうやって? という謎解きとは違うので、それを期待して読むとつまらないと思う。同じ英国でも、クリスティやカーとは、まったく系統の違うミステリー。
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  • 知りすぎた男

    G・K・チェスタトン/南條竹則

    論理遊び
    2025年9月6日
    「大きい魚はつかまえたら戻してやらなきゃいけません」という第一話に始まる、後の作品「ポンド氏の逆説」を彷彿とさせる短編集。フーダニットの意外性とか奇抜さを期待すると「今ひとつ」となるだろうが、普通のミステリーにはない、論理遊びの面白さを楽しめる本と思う。
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