レビュー
今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


投稿レビュー
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高評価は難しいですね。2019年6月21日これは確かに高評価は難しいかもしれませんね。
デビュー当初リアルタイムで雑誌で読んでいましたし、一部だけ単行本持っていましたが、実はハマったことがないのですよね。
なんとなく購入していた…、それは裏を返せば何となく気になりはしていたからだと思います。
話の内容に夢中になって、というよりは単純にイラストに引っ張られていたのだと思います。
今作でも、デッサンの崩れは結構ありますが、ハッとするようなシーンもあるにはあります。(多少昔の方が華やかだった気もしますが)
ちょっと違うなぁと感じるデザインもありますが、ファッションも細部が上手いなと思います。
ただ以前からその傾向がありましたが、お話の面では致命的なことに、主人公に全く共感出来ません。
昔自分はマドンナだったって自分で言っちゃうのか、スゴいなぁとただただ感嘆。
元々批判受けそうな発言なのに、それをカバーできるような主人公の魅力が残念ながら全くない。
だって現在の主人公は何の努力も人の為に役立つこともしていないから…一体誰が好感持つんでしょうか。
同じように私可愛いからって主人公が言ってた作品を読んだことありますが、その娘は努力していて魅力があり、とても説得力がありました。この作品にはないですね。
それにしても舞台がアイドルかぁ…年齢を重ねたら正直そういう世界自体が遠くて恥ずかしくなりそうなネタです。
そんな世界を大人向けに描くなら、もっと深みが必要だと思います。
イラストだけで購入するにも残念ながらもう一歩足りないです。 -
悪くないですが…2019年6月2日冒頭の段階で、父親とのすれ違いから受けた主人公の心情描写から興味を持って読んでみました。
結果…途中には少しハラハラする展開もありながらも、上手く纏まってたなぁという印象だけ残りました。
そう、上手く纏まってるんですが…それ故にはみ出してるところがないんでしょうね。
心に引っ掛かりを残すようなものがないというか…。
主人公は嫌みがない代わりに特段好き!というには今一つ何かが足りない。望みが無さすぎて人間味がないのかな。
お相手に関しても同じですね。
父親が母親に対して本当のところどう感じていたのかとかも語られることもなく…何かをもう少し掘り下げて描いてあれば良かったのかもとは思うのですが…。
切ない系のお話として期待してましたが、ちょっと望んでたのと違ってました。
可もなく不可もなく…という印象ですね。いいね
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なんだこのお話。2019年5月26日正直、設定はまっったく好みでじゃありません。
なのになんでこんなに高評価なんだろうと訳が分かりませんでしたが、読んでみると今までにない新境地のお話でした。
障害があるが故に当たり前のことができない。
その事実からくる劣等感や気遣ってくれる両親への申し訳なさだとか、そんな主人公の思考が妙に説得力ある文章で描かれていて、最初は病みそうな展開だなぁと思いました。
ですが一転、閉じて暗くなりそうな主人公の世界をたった一人の存在が打ち砕いてく。
その目映い光に照らされるような、パッと視界が開ける瞬間の描写がとてもすばらしかったです。
その場面以降も紆余曲折はありますが、鬱々とした暗さを感じさせない見事な思考の転回でした。
主人公はぶっ飛んだ思考回路なのに筋が通っていて、ぶれない。作者さんのキャラ造形の深さに感嘆しました。
そんな主人公のお相手もパズルのピースを合わせたような人で…ぴったりとしか言いようがない。
全然違うタイプなのに、この人しかいないと思わせるお話でした。本当にスゴい。
ほとんどの物語では人を救う人物なんて、優しさだったり、正義感をもった人徳者だったりするのに、この物語はそうじゃない。
そうじゃないのに出会っただけでお互いの心の深淵で救われてる。
ホント、なんだこのお話、です。
2巻を通してそれぞれが自分の持ってる何かしらの殻を破って成長していくので、清々しく気持ち良い。
本来、好みじゃないので、その部分で不満感は出るはずなのに、すばらしいところが沢山あり、やっぱりこの評価になるなと納得してしまいます。 -
イマイチ…2019年5月25日無料分読みましたが、残念ながら良さがイマイチ分かりませんでした。
御曹司にケガさせたからっていきなりお世話しなさいって展開は…まぁ、普通ないですね。
漫画だからとんでも展開でもノリで流せちゃうことも結構あるんですが、この作品はそうはならないんですよね…。
恐らくとんでも展開が許せちゃうくらいの引き込みが弱いんだと思います。
まず男の子の魅力があんまり伝わらないです。
御曹司で顔がいいくらい。字は褒めてましたが、それもあんまり響かないんですよね。
あと無駄に美形ばかり登場するところも、物語に必要なんだろうかと疑問です。後々活躍するならいいのですが、意味もなくただ美形で集まってるって最近多いですよね。
それに付随して女の子も色んな男性にドキドキふらふらが多くてなんだかなぁ…。
女の子にも魅力が欲しいところです。
そんなこんなで、物語展開も今一つですし、続きは読まくてもいいかなぁ。 -
とっても可愛い♪2019年5月24日まだ全部は読んでませんが、とても可愛いらしい物語ですね。
普通こんなに無口のヒロインじゃ話が広がらなさそうなのに、素朴で真っ直ぐな気持ちがストレートに描かれていて、それがまた良くて可愛らしいです。
また、性格も女性のドロドロしたところがなく、ある意味、気持ちにとても素直なので好感が持てます。
お相手の男の子は優しげな容姿なのに、男の子特有のプライドとかスポーツに燃えるところとか、うーん、ツボを押さえてるなぁと思います。
ちゃんと男の子だなと感心。
恋愛の戸惑いや喜びがたくさん詰まったいい作品だと思います。
こなれた大人の恋愛ではない初々しさにキュンときちゃいました。 -
★3.52019年5月18日最近★3.5ばっかりつけてますが、標準以上にいい話が多くて個人的には良い傾向だなぁと思います。
このお話のポイントはお相手の男性が魅力的に描かれていることだと思います。
大人の男性が好みの方にはビジュアル的にかなりいい線いってるかと。
そしてひたすら主人公とイチャイチャしてますね。
まぁ、悪い意味でも前述した内容ですべてが要約されてしまいますね。
お相手の男性のビジュアルや仕草はスゴくいいのですが、行動がたまに…そぐわないこともありますね。
20代の若い世代ではないのですから、公共の面前では控えましょうよと。
大人だからこそのスマートさがもう少し欲しいですね。
お話はあまり起伏がなく、事件性に乏しいので個人的にはもの足りないです。
その意味では主人公はあんまりひどい目には遭わないので、そういうのが苦手な方にはいいと思います。
イチャイチャには当然大人の関係も描かれてますが、さらーっとだけなので、色気はあんまりないですね。
男性の魅力が標準以上にあり、その点はホントにいいですが、いい意味でも悪い意味でも緩い感じのお話です。 -
★3.5です。2019年5月12日★4よりの3.5にしようか悩みましたが、レビューはすでに高評価が多数なので、厳しめに付けました。
というわけで標準以上には面白いです。
執事本人含め癖のある人物達がコミカルに生き生きと動いてて、思わず笑ってしまう場面もあるくらいに、キャラが個性的でいい味出してます。
そう、面白いんです…が、手放しに面白いと言い切れず、★4にもできずにいる理由が何故かちょっと考えてしまいました。
明確に断言できないのですが、お嬢様の性格が少し受け付けないのだと思います。
執事本人も生意気って言ってますが、私自身もそっちの方が気になってしまうんですよね。
…いや、恋した相手にはしおらしいですがねぇ、執事さんにも恋した相手の身代り練習とかそんなの抜きで優しくする場面がもっとあってもいいのでは!?と大いに引っ掛かってしまうのですよね。執事さんからはかなり目をかけてるのになぁと。
料理も執事が作ったのを自分が作ったように伝えるのも人としてどうかと思うし、勉強の場面も執事に対して酷すぎます。
執事と恋した相手を別人と思うミラクル設定からの強引さは気にはなりますが、まぁノリで流せる範囲です。
それより私はお嬢様の態度が所々引っ掛かってしまいます。
それ以外は面白いと思います…お嬢様の性格が違ってたらハマってたかもしれません。 -
レビューを躊躇する表紙ですが…(笑)2019年5月11日表紙と題名にいい意味で裏切られました。
官能的な場面はそのままの表現では伝わらず、私自身は痛みとして感じたせいです。
シーンの背景的に、プライドの高い主人公がその矜持を傷つけられる場面のように感じて、その痛みの比重の方が高かったからです。
また、それだけでなくそこでは叶わない恋心への疼きもひしひしと伝わってきました。
ですので、同じ感性を持つ方には表紙のような内容を求めても期待が裏切られるかもしれません。
でも、私はこのお話が好きです。
まず文章が涼やかで、とても綺麗だと思います。
他の作品でも澄んだ空気感のある文章だなと感じてましたが、この作品でもそうでした。
すれ違いの場面は切なさが演出され、でも最後にはお互いを深く想い合っているのがとてもいいです。
というか、好みのど真ん中です(笑)
最終的には上手く行き過ぎかなと思うかもしれませんが、私はこれくらいハッピーエンドの方が読後感良くて満足です。
英国を描くお話は階級等の身分差がかなり高い壁として設定されてますが、物語なのでそこは乗り越えて欲しいと思っちゃう私は一般の甘い日本人だからかもしれません。
そういう意味では番外編のアルの話はあんまり好きではないですが、主人公カップルは私の中では完璧でした。いいね
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試読途中ですが、好みの作品です。2019年4月7日前作も何作か読んだことがあるのですが、今作の方が断然良いですね。
前作はキャラの行動や展開がやや唐突だったり、不自然さがありましたが、今作はそういったことがなく、とてもいいです。
男性も素敵ですし、主人公も表情豊かで可愛いです。
画面がやや暗いので、重そうな印象を受けますが、基本的に主人公は悩みつつも病的なほどの深みにはまらないため、読み手としてはしんどくはないです。
その裏返しとして、このお話には怒濤の展開や巧みな話運、卓越した心理描写はないのですが、その分気軽に楽しめる作品だと思います。
作画も雰囲気に合っていていいですね。
誰かの真似したような絵ではなく、この作者さん独自の描き方をされるので、個人的には好感をもってます。
続きを読んでみようと思いました。いいね
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んー?2019年3月24日絵は繊細で綺麗だと思います。ちょっと線が細くて弱い感じはしますが、細かいところまで描けていて、上手い方なんだろうなぁと…。嫌みがなくていいと思います。
そしてストーリーは…私が年を重ねたせいか、何にも響かないですーっと流れてしまいました。
いいことも書いてるような場面もありますが、当たり前のこと言ってるなぁとなり、あんまり響かないですね…。
多分主人公の悩みにあまり切迫感がないから淡々流れていく印象ですね。
第三者視点から見てしまって、気持ちに共感しきれずにあぁ、そういう人もいるよねとなってしまいます。
ハマる漫画や小説って自分が体験したことがない出来事でもあたかも自分が今その感情を抱いているかのようなシンパシーを感じるもの、なんじゃないかと思います。
その点がこの作品は弱いですね。
特段嫌で突っ込む所がなく、綺麗なお話なので、ほのぼの系が読みたい方にはピッタリです。 -
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完結してません。2019年3月19日今作の1~3では完結していません。
番外編を経て、さらに追加作5巻にて完結です。
ですので、他の方が書かれている通り、3巻まで読んでもメイン2人の話としては中途半端で終わってます。
ストーリーは途中から怒濤の展開になります。
どうなるのだろうと引きずり込むように読ませる力量は流石だと思います。
正直序盤は魅力が感じられなかった主人公も成長していていく過程があり、努力してる姿があったので、最初の頃よりは少し印象が良くなりました。
このお話は出来事に対しての心理が掘り下げられており、自然に描かれているので、ここまでのお話と、番外編までは★4です。
ここまでは★4…なのですが。
続きは完結編のレビューに書きます。 -
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ヨーロッパ舞台のロマンス物語2019年2月24日花と悪魔から人物の画風が変わっていたので、同じ作者か一瞬見返しました。
ですが中身をみるとやはりバックの背景や、テイストは同じ作者さんだなぁと感じます。
個人的にはキャラの造作は前作の方が可愛らしくて好きです。
ストーリーはキャラ設定も含めもう少し捻りが欲しいところですね。
少し薄く感じてしまいます。
事件はありますが、こちらの感情が揺さぶられるような何かがなくさらっと流れてしまい物足りないです。
ですが、前作と同じように可愛らしさやヨーロッパの異国感ある雰囲気が伝わり、そういうのが好きな方にはウケそうですね。
ただ前作より強く、同じような題材の某ライトノベルを連想させてしまうので、やはりもう少し独自の個性があったらいいように思います。 -
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そこそこ面白いと思います。2019年2月10日恋愛ものは好きなのですが、このお話に関しては最初、絵柄と関係性が実はあまり好みではありませんでした。
絵は単純に癖が強いので、見かけてももなかなか読むまでには至らなかったです。
同じレーベルの他の作家さんのお話が面白かったので、今回、気が変わって読んでみました。
恋愛に関しては単純にドキドキ感とか胸キュン度が低いですね。初期の頃は特に。
ただ、お話としては展開が気になり、ぐいぐい読ませる魅力がありました。
そしてなんだかんだ結局最後まで読んじゃったので、面白いと思います。
購入してまで読むか…というと難しいですが、読み放題なら、オススメします。いいね
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