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「視える」少年と「視たい(けど視えない)」伯父さんの、昔の田舎を舞台にした不思議ストーリー。
1話目の河童の話が良かったです。子河童かわいい。
伯父さんを始めとしたキャラクターは良く、絵柄も話に合っていて良かったと思い
ます。伯父さんの幼馴染の主治医とか、視える仲間の少年とか、もしかしたら人気があったらもっと続ける予定だったんでしょうか……キャラクターの説明が済んで詳しくはこれから、というところで終わっている気がします。
また、全体的に詰めが甘く、時代設定がいつだかよくわからない(明治から戦後まで混じっちゃってる感じ)とか、和歌の解釈であの勘違いは昔の人ならあり得ないだろうとか。
個人的には、手紙の相手の存在が気になって、落ち着かなかったです。ただのモノローグの雰囲気要員で、全く話に絡まなかった……余分な設定だったと思います。
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