マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少年・青年マンガ少年マンガ Jコミックテラス 無力な人々無力な人々
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】
少年マンガ
無力な人々
1巻完結

無力な人々

100pt/110円(税込)

クーポン

会員登録限定70%OFFクーポンで
お得に読める!

作品内容

内に秘めたロマンの炎がジワリと迫る! 西田東先生の未発表サイキックライフ短編が登場。出世コースから外れた男と女には秘密があった……超常の力でも変えられぬ日常を不器用に生きる人々のドラマが熱い!

新刊自動購入と月額メニュー継続で10%還元!
詳細  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

  • 無力な人々

    100pt/110円(税込)

    内に秘めたロマンの炎がジワリと迫る! 西田東先生の未発表サイキックライフ短編が登場。出世コースから外れた男と女には秘密があった……超常の力でも変えられぬ日常を不器用に生きる人々のドラマが熱い!

レビュー

無力な人々のレビュー

平均評価:4.9 19件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

無力な人々の、結末のその先にあるもの
こちらを見つめる表紙のシブいイケオジと視線を交差させ、ドキドキとおもむろに開いた1ページ目、この無音の3コマの部屋の様子や物の位置、表情だけで彼がどんな人であるか3割がた説明しきる先生の描写力。まただ。1コマの持つ意味とパワーでまた否応なく足止めされ隅々まで目を凝らしてしまう。
BLではなく青年マンガ枠の46ページの短編。
役員登用を蹴り閑職に追いやられたアラフィフの尾崎部長とその息子の修一、異動してきた女性部下の沖本の3人が織りなす想定外のストーリー。
そもそも“無力”って何のことだろう?確かに登場人物のうち2人には“力”がある、なのに“無力”とは…。不要で無意味な力?客観的なそれというよりは主観的な無力(感)に近いのかな。自分が夢も希望もなく人生を精力的に生きていけないという以上に、自分にとって意味ある存在が力強く生きていく力になってあげられない、それが彼の感じる “無力”の正体なのでしょうか。
切実なまでの親の心に胸を衝かれる。憤りや苛立ち、申し訳なさや哀しみ、気がかりに憂い、身を捨ててでも救いたいかけがえのなさ。それらを皆ひっくるめて愛しさと呼ぶのだろうか。
はたして何人が無力な“人々”だったのでしょう?2人?3人? あるいは…?
珍妙な紹介文は事前に読まない方が無難です
(8/30までセールにて 65pt)
いいね
20件
2021年8月22日
失った後に構築するもの
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ サイキックという非現実的なアイテムを使って現実味のあるストーリー。
西田先生、相変わらずすごいな...とため息しか出ない。

突発的に手に入れた無意味な「力」を持て余す、家庭が破綻している尾崎と心が破綻した過去を持つ沖本。
そして、何も持たない尾崎の息子、修一。
こんな「力」があったって自分は無力だと絶望感漂わせる2人が、その「力」で他人を救うんですね。
沖本が尾崎を、尾崎が修一を。
私は修一の、父親から見ても思い入れがあるようには見えなかったバットへの執着にドキリとしました。
大切にしていることって目に見えてることだけじゃないな、ほんとに。

絶望的だった無力な人々に光が射したかな...の瞬間もこれまた淡々と笑。
最後のオチでいつもなんかホッとします。
(2020年2月/46p)
いいね
9件
2022年2月13日
「無」
「無力」「無理」「無意味」…タイトルだけでなく目につく「無」。
絶望している人々は「無」に引き寄せられるのだろうか。「無」だから絶望するのだろうか。
自分を「無力」だと思うとき、「無力」な自分が許せなかったり、「無力」であることを悔やんだり、「無力」を嘆いたりする。なぜだろう。なぜ「無力」をありのまま受け入れられないのだろう。「無力」を意識してしまうのは(意識すること自体は無意識だとしても)、わずかながらも希望があるからかもしれない。淡い期待があるからかもしれない。だから、苦しいのかもしれない。彼らの姿から、「無力」だと思いながらも、「無(何もない)」ではないのだと分かる。確かにそこに存在するものがある。と、そんなことを考えていました。最後の一コマに緊張が緩んで、ホッ。(短編:8/30までセール)
いいね
15件
2021年8月26日
フォロー様ありがとうございます
西田先生の短編少年マンガ、フォローしている方のレビューを読んですぐに読みました。
絶対に自分では見つけられない作品です。本当にありがとうございます。
作品の魅力の全てがレビューに詰まっていて、読んで感服です。
短編ですし、1ページ目の絵で語る、この作品にネタバレは無しで。
ジャンルがSFファンタジー。このジャンルをこう描くのかと驚きです。
「無力な人々」というタイトル、読後にあれこれ考えるとそこから西田パンチが効いてくる。
何が、どこが、どうして無力なのか。
色んな立場、側面から読むことができる良き作品です。
いいね
9件
2021年8月22日
《無》力な人々。
フォロー様のレビューを読んで、拝読。
なるほど~。これはさすがの作品。
この切り口からの展開に脱帽です。
読後、すべてを問いかけられて自分で感じた読み解いた《無》を探す楽しみ。
何度も何度も噛み締めて、その度に感じるものがある気がします。

小学生の時に大好きだった「★新一」先生作品を思い出しました。
ちょっとブラックSFファンタジー。
ネタバレは絶対ない方がいい作品なのでココまでとします。
いいね
19件
2021年8月22日

最新のレビュー

この2人でもこの2人じゃなくても
この作者であと240話くらい続けて欲しい。「絶望」という顔を文字無しで描ける漫画家はそうはいないだろう。
いいね
0件
2025年4月28日

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ