電子コミック大賞2025
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少年・青年マンガ少年マンガ KADOKAWA カドカワデジタルコミックス 魍魎の匣魍魎の匣 4巻
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作品内容

昭和二十七年、日本を震撼させた武蔵野連続バラバラ殺人事件。被害者たちの共通点を見出した作家の関口巽、雑誌記者の鳥口守彦、探偵榎木津礼二郎たちは事件を調査し、真実へと辿り着く。そして物語に終わりをもたらす黒衣の男が、魍魎の憑き物落としを始めるのだった――。

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作品ラインナップ  5巻まで配信中!

  • 魍魎の匣 1巻

    560pt/616円(税込)

    終戦間もない昭和の日本。女学校に通う楠本頼子と柚木加菜子は、最終列車に乗って湖に行く計画を立てる。当日、加菜子は到着した電車に轢かれてしまう。偶然居合わせた警視庁捜査一課の木場刑事は、混乱した現場で頼子の監視を頼まれる。加菜子の安否を気遣う頼子とともに、運ばれた病院に向かった木場は、そこで加菜子の姉と名乗る女性、柚木陽子と出会う。それは、木場が憧れていた女優、美波絹子その人だった。京極夏彦の大ベストセラー小説のコミック版ついに刊行!!
  • 魍魎の匣 2巻

    560pt/616円(税込)

    昭和27年。戦後刑事になった木場修太郎は、偶然列車事故に巻き込まれる。列車に轢かれた女学生の加奈子に会うため、現場にいた頼子とともに、匣の形をした建物へ向かった。売れない作家関口巽は、バラバラ連続殺人事件を取材していた。探偵榎木津礼二郎は、依頼人から人捜しを頼まれる。それぞれの事件が、やがてひとつに、京極堂こと中禅寺秋彦のもとに集約されていく――。
  • 魍魎の匣 3巻

    580pt/638円(税込)

    人身事故に巻き込まれた木場修太郎。そこで出会った二人の少女。搬送先の病院で出会った銀幕女優。木場の運命的な出会いと強すぎる思いが、さらなる悲劇への幕を開ける。そして深秘の御筥様。柚木加菜子の失踪。楠本頼子の供述。手袋を嵌めた黒衣の男。パズルのピースのごとく散り散りになった情報が中禅寺秋彦の元に集約される。そこで導き出された答え。しかし現実は、答えのさらに先へ進みだしていた――。
  • 魍魎の匣 4巻

    580pt/638円(税込)

    昭和二十七年、日本を震撼させた武蔵野連続バラバラ殺人事件。被害者たちの共通点を見出した作家の関口巽、雑誌記者の鳥口守彦、探偵榎木津礼二郎たちは事件を調査し、真実へと辿り着く。そして物語に終わりをもたらす黒衣の男が、魍魎の憑き物落としを始めるのだった――。
  • 魍魎の匣 5巻

    580pt/638円(税込)

    中野の古書肆兼宮司兼拝み屋を生業とする中禅寺秋彦こと京極堂。「深秘の御筥」の憑き物落としを終わらせた京極堂は、武蔵野連続バラバラ殺人事件と、柚木加菜子の関係者の憑き物落としを行うため、美馬坂のもとに出向く。五幕に及ぶ憑き物落としで、凡てを救うことができるのか――。戦慄のミステリ、堂々完結!!
アニメ化

「魍魎の匣」

【声の出演】

京極堂:平田広明 / 榎木津礼二郎:森川智之 / 関口翼:木内秀信 / 木場修太郎:関貴昭 / 鳥口守彦:浪川大輔 / 楠本頼子:高橋美佳子 / 柚木加菜子:戸松遥 / 柚木陽子:久川綾 / 中禅寺敦子:桑島法子 / 楠本君枝:津田匠子 / 関口雪絵:本田貴子 / 謎の男:古谷徹 / 美馬坂幸四郎:田中正彦 / 雨宮典匡:檜山修之 / 増岡則之:三木眞一郎 / 福本巡査:うえだゆうじ / 青木文蔵:諏訪部順一 / 笹川:小山力也 / 石井警部:宇垣秀成

【あらすじ】

「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君――」元映画女優・美波絹子の妹・加菜子は、親友の頼子と共に最終電車に乗って湖を見に行こうとするが、何者かに駅のホームから突き落とされ、轢かれてしまう。偶然、事故車両に乗り合わせた刑事の木場は事件を追うが、大勢の警官が警備する中、搬送先の研究所から重傷の加菜子が忽然と消えてしまった……。時同じくして、八王子で連続バラバラ殺人事件が発生。小説家の関口と編集者の島口は、「御筥様」を祀る宗教との関連を調べる。一方、探偵の榎木津はある人物から加菜子の捜索を依頼される。互いに調査を続けるうちに、箱型の建物とのつながりが判明するが……。一同は憑き物落としの京極堂の元へ集結し、怪奇事件の真相を追う!

【制作会社】

マッドハウス

【スタッフ情報】

原作:京極夏彦 / キャラクターデザイン原案:CLAMP

監督:中村亮介

シリーズ構成:村井さだゆき / キャラクターデザイン:西田亜沙子 / 音楽:村井秀清 / 色彩設計:大野春恵 / 美術監督:金子英俊 / 撮影監督:五十嵐慎一 / CGディレクター:菅友彦 / プロップデザイン:木村雅広 / 編集:寺内聡

【音楽】

OP:ナイトメア「Lost in Blue」 / ED:ナイトメア「NAKED LOVE」

レビュー

魍魎の匣のレビュー

平均評価:4.6 29件のレビューをみる

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高評価レビュー

匣の中を覗いたが最後…
志水アキ先生のコミカライズ版“百鬼夜行シリーズ”、現在出版されている分は全て読破しております。
その中でも取りわけゾッとした物語がまさにこの“魍魎の匣”。私的には最もグロテスクな描写が多いと感じ、当初は最も苦手なエピソードでもありました。

しかしシリーズを何度も読み返しているうち、実はどれより心に焼き付いているのはこの物語かもしれないと思うように。
二人の少女と若き幻想小説家の数奇な運命が交錯する…。戦後間もない昭和の時代と不可思議な事件が見事にマッチした、悍ましくも美しく感じてしまうストーリーです。

物語冒頭、匣の中に入った少女が一言つぶやく「ほぅ」。このシーンが後々トラウマになりかかるくらい印象深かった。
匣の中を覗いてしまったがゆえに、ある者の人生が狂っていく。やがて複数の事柄が絡まり一つになり、恐ろしい事件が浮き彫りになる。そして最後に古本屋兼神主・“京極堂”こと中禅寺秋彦が、その難解な事件を紐解いていきます。

私は原作小説の方は未読なので恐縮なんですが、もはや京極堂といえば志水先生の作画で再生されてしまうほど。メインキャラの榎木津、木場、関口たちも、もう完全に作中のキャラデザで刷り込まれております。

それと本作のゲストキャラのデザインで特にいいな~と思ったのが久保竣公。美青年風ながらどことなく神経質さが漂い、危うげな雰囲気も兼ね備えている。あとあの髪型も昭和のインテリな感じがよく出ていると思いました。
そんな志水先生版・久保のイメージは、若かりし頃の鳥○実さんだそう。わかる…!初見では「誰かに似てるなぁ、誰だっけ??」と思いつつ本編を読んでいた思い出。
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22件
2025年9月24日
ユラユラ シフルフル
原作シリーズが大好きで、
相当読み込んでいます。

映像化は
見た事がありません。

そういうコアな愛読者に
認められるコミック化って
珍しいんじゃない
でしょうか?😃


原作の雰囲気を損なう事も
なく、
更にコミックならでは❗の
見せ場をガッツリ踏まえて
目を見張る出来映えです。

中禅寺秋彦然り、
関口先生も木場修も榎木津
鳥口、青木、千鶴子さんに
至るまで

「ああ、そんな感じ❗❗」
と言いたくなる人物像。

私はこの物語の久保には
(シュンコウ、トシキミの変換が
解らない🙄)
唸りました。
もう、うますぎて。

作画としての表現も
素晴らしいです。

終盤の憑き物落としに
掛かってくる「腕」のシーン
なんて……
ゾクゾク来ますよ❗

しかもそこに
あの呪文を載せるなんて
京極夏彦先生も
満足なさったのでは
ないでしょうか。

長い物語ですが、
どっぷり浸れる読み応えが
ある上に、
レンガのような重い原作を
ずーっと手にしているより
遥かに軽やかに(笑)
引き込まれる事ができます


フルベ ユラユラトフルベ

ヒイフウミイヨ、
イツムウナナヤココト、
何だか酷く
男が
羨ましくなってしまった…


作品世界に
のめり込んだ方は読んだ後
やはりそう思うでしょう。

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6件
2013年11月9日
やっと読めた!
昔友人が京極先生のファンだったよなぁと思い出しながら無料分のみ読みました。ホラー好きなので世界観はすんなり受け入れられました。ずっと機会があれば読みたい作家さんでしたが、堅苦しい活字は理解するのに時間が掛かるので手を出せず😔漫画にしていただけて嬉しいです。映画化もアニメ化もされる人気作なのにどちらも駄作だったって、原作ファンにそこまで言わせるあたりある意味神作(苦笑)漫画版は原作を知らないで読んでも大丈夫。独特の怪しげな雰囲気と上手すぎる描写で話が進むにつれ、登場人物の繋がりは理解出来ても事件の謎が絡まって絡まって、一度関わると戻れなくなる様な印象を受けました。漫画家で人物の描き分けが上手い方の話はほぼ当たり作かなと勝手に思ってます。ホラー好きにもオススメしたい。
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3件
2016年9月10日

最新のレビュー

漫画化するとこんな風になるのね!
昔分厚い原作を頑張って読んで、
たまたまこちらを発見して読んでみました。
長編だし登場人物も多いから情景を想像しながら読むのはなかなか難しかったので、漫画で再度この作品に触れることができたのはとても嬉しかったです。
ちょっと怖い描写もあるけど、絵が綺麗で読みやすかったです!
いいね
0件
2025年10月11日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

戦慄のミステリー!
制作:きりぽよ(シーモアスタッフ)
2008年10月にテレビアニメ化された、京極夏彦先生によるベストセラー小説が志水アキ先生の手によってマンガ化!物語の始まりは1952年、中央線での人身事故です。暗い性格の少女、主人公・楠本頼子は、秀才&美少女の柚木加菜子と湖を見に行こうとしますが…。謎が謎を呼ぶ、衝撃ミステリーです!

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