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少年マンガ
みいちゃんと山田さん(1)
4巻配信中

みいちゃんと山田さん(1)

720pt/792円(税込)

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216pt/237円(税込)

作品内容

2012年、新宿。
夜の街でキャバクラ嬢として働く山田さんは、
何をやっても”ちょっと足りない“新人・みいちゃんと出会う。
ヤル気と元気はあるものの、漢字も空気も読めないみいちゃんは、
周りから馬鹿にされ「可哀想」のレッテルを貼られてしまう。

それでも、健気に働くみいちゃんの姿に、山田さんは徐々に心を惹かれていき―――。

不器用で愛くるしい女の子たちを巡る、夜の世界の12か月。

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作品ラインナップ  4巻まで配信中!

  • みいちゃんと山田さん(1)

    720pt/792円(税込)

    2012年、新宿。
    夜の街でキャバクラ嬢として働く山田さんは、
    何をやっても”ちょっと足りない“新人・みいちゃんと出会う。
    ヤル気と元気はあるものの、漢字も空気も読めないみいちゃんは、
    周りから馬鹿にされ「可哀想」のレッテルを貼られてしまう。

    それでも、健気に働くみいちゃんの姿に、山田さんは徐々に心を惹かれていき―――。

    不器用で愛くるしい女の子たちを巡る、夜の世界の12か月。
  • みいちゃんと山田さん(2)

    720pt/792円(税込)

    新人キャバ嬢のみいちゃんは、"ちょっと足りない"女の子。

    お客さんに本名をバラしたり、SNSに女の子の写真を無断であげたり
    トラブルメーカーとして敬遠されてしまう。

    危機感0、デリカシー0、忍耐力もちょっと低め。
    それでも山田さんは、みいちゃんから目が離せない。

    小さな家族"ハムカツ"と、元会社員の新キャスト"ニナちゃん"、
    キモオタ系のお客さん"シゲオ"。
    そしてみいちゃんの――――――彼氏。

    新たなメンバーが加わり、一層 賑わう夜の街。
    2012年。4月が、はじまる。
  • みいちゃんと山田さん(3)

    720pt/792円(税込)

    2012年、東京の片隅。
    トラブル続きの新人・みいちゃんは、失敗を繰り返しながらも、少しずつキャバクラの仕事に馴染んでいった。
    空回りしながらも笑顔を絶やさない姿を見て、みいちゃんを指名する客も増え始める。

    ぎこちないながらも、"夜の街"での居場所を見つけつつあった、ある日――――全身傷だらけのみいちゃんが、店に現れた。
    その姿に驚いた山田さんは、看護のため、みいちゃんの自宅を訪れる。

    そこで語られたのは、みいちゃんがまだ子どもだった頃の、誰にも話さなかった思い出だった――――。
  • みいちゃんと山田さん(4)

    720pt/792円(税込)

    歌舞伎町のキャバクラで働くみいちゃんは、
    常識知らずで、”ヤバい” 女の子。
    そんな彼女の生い立ちに興味を持った山田さんは、
    過去の記憶の断片に、静かに耳を傾ける。

    まるで別々の世界で育った二人が、東京で出会った偶然。
    この奇跡を噛みしめるように、正反対な二人は距離を縮めていく。

    その一方で、DV彼氏・マオ君との関係を断ち切れないみいちゃんは、
    また一歩、夜の沼へと堕ち――――山田さんの前から姿を消してしまう。

    大人になれない大人達の、最初で最後の夏休みが始まる。

レビュー

みいちゃんと山田さんのレビュー

平均評価:4.5 55件のレビューをみる

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高評価レビュー

リアル。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 広告で気になって、どんな話か解ってるのに、つい読んでしまいました。読書は日常から離れる楽しみの枠なのになあ。でも、それだけ魅力的な作品です。

みいちゃんは、自分が今の仕事に就くきっかけになった要因の1つの、学生時代の精神科実習中に出逢った患者さんにそっくり。
リアルな描写。弱さも強さも、素晴らしい解像度。救いの無さまで。あまりにも現実的で驚きました。

知的な遅れという言い方は、まるでいつか追いつくのではないかとの誤解をご家族様方に与えますが、そういうことは無いので、解った時点で、はっきりと未来の障害像も含めて、サービスも含めて、告知すべきじゃないかなあと個人的には思います。
特別支援学級とか、そんなことではなくて。
何かの枠に入った方が良いよとの言い方は、何かの枠から外れたよとの通告になってしまうので。
生きていくために、何が必要なのかを伝えられると良いのかなあと思いますが、それは目の前に無いものの話なので、そもそも想像力の無い、共感性の低い、つまりは、知的な力の無い人には理解が難しい話です。
この物語のみいちゃんの家族のように、ご本人だけでなく、残念ながら家族自体も知的な弱さを持つことは多い気がするので、どうにもならない場合も多々ありますね。

家族次第、家族というか、親権者次第で、こういう方々の人生は決まってしまうのだなあと思うと、人権という言葉の難しさを感じます。
障害がある方にも、選択する権利は無くてはいけませんが、選択する権利を持つ、本人でないその人にその力が無い場合は、どうにもならないことも多い。
しかも、本人じゃない、その選択権を持つ人のための選択になってしまうことが多いので、だいたい根本解決にはならない、先延ばし的な選択になることが多いし、もう、先も見えない。

よくある話を、妙な綺麗事でぼかさずに、よくきちんと描いてくださったなあとびっくりしています。ラストは既に見えた上でのストーリー展開ですが、最後までお付き合いしたいなあと思います。
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63件
2025年9月22日
難しくて根深い問題
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 話題の漫画なので気になっており、1巻分が無料だったので拝読してみました。
取っつきやすい可愛らしい絵柄からは想像しづらい、だいぶハードな内容になっています。キャバクラ嬢の山田さんと、その友人となったみいちゃん。彼女が何者かに殺害されてしまったという衝撃的な結果ありきで、物語は過去に遡って描かれていきます。

境界知能、もしくはそれ以上の…、と思われるみいちゃん。境界知能・軽度知的障害については、以前他の作品やネット等で詳しく知りました。知的なこと意外に判断能力に乏しく、結果、トラブルや犯罪に巻き込まれやすいのだそう。
作中のみいちゃんの常軌を逸した行動(明確に言えば犯罪)に度肝を抜かれた私。誤解を恐れずに言うと、正直ここまでひどいとは。
善悪の判断が全く出来ていない…。いけないことと懇々と説明しても理解してくれない彼女、非常に歯痒く思いました。

そんなみいちゃんの昔からの友達として登場するのが、同じく知能に問題を抱える女の子・ムウちゃん。
彼女の場合は万引きを繰り返したことで逮捕され、それによって出所後にケースワーカーがつきます。そのお陰で、皮肉にも何とかまともな生活に引き戻された。しかしみいちゃんは…。二人の今後の明確な分岐点を見せられたようでした。

みいちゃんについても何とか福祉関係に繋げられていれば、最悪のケースは免れたんだろうなと思ってしまいます。
保護者の教育方針一つでその道が閉ざされてしまうとも知り、考えさせられました。

みいちゃんの身に一体何が起こり、冒頭のような事態にまで行き着いてまったのか。心して見守りたいと思います。
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38件
2025年9月23日
考えさせられる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初は身の程知らずなみいちゃんに少しイライラしながら読んでいたが、それだけでは済ませられない、考えさせられる内容。
自分の負の特性を、正面から向き合って認めて受入れて付き合っていくというのは、けしてみいちゃんだけの問題ではなく多くの人にとっての課題だろう。
おそらくみいちゃんと同程度の知的レベルと思われるムウちゃんとの明暗差が印象的。自分の特性を素直に受け入れ無理せず楽しんで生きていける居場所に落ち着けたムウちゃん。それは山田さんの独白のように出会えた環境や人の差だろうか。それとも本人の性格の差だろうか。
子供の頃のエピソードで、みいちゃんの特性を理解し、唯一福祉に繋げようとしてくれた先生とそれを拒絶する母親や祖母が対比的に描かれていたが、今ではその先生の「絵かきさんや小説家になるかなー?」という無責任な励まし提案がみいちゃんの自意識に根付いていて、逆に福祉に繋がる妨げになっているというところも、なんとも皮肉で心苦しい。
みいちゃんにかけてあげたい言葉が沢山ある。しかし、みいちゃんくらいの知的レベルの人間にどう言えば伝わるだろう。理解され、その理解が記憶に根付くだろう。
知的障害だけでなく、子供や老人にも言えること。

読みながら、社会福祉について思考の尽きない良い漫画だと思う。
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63件
2025年8月5日
可愛い絵柄に騙された。その後に期待。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ はじめこの絵を見た際に可愛いなーっと思ったのですが、1巻内容を読み始めるととんでもなく闇が深かった。
「何か足りない」女の子のみいちゃんがキャバクラで働き始めて紆余曲折あり、最後には……されてしまう。はじめにそのネタバレがあって、これはみいちゃんがそうなってしまうまでのお話なんです。
超リアルなキャバ嬢のルーティンがノンフィクションっぽくて面白いです。作者様のかつてのご友人の実話を元にして作られているらしく、心理描写に共感できる点が沢山あります。性的な描写も多少ありますが生々しくないです。
何より、人間関係がすごく鮮明に描かれていて実際にこういうこと有り得るってこともありました。主人公の性格は毒親に育てられてるにも関わらず、結構物事を俯瞰的に見ていて、尚且つみいちゃんを見捨てない優しい良い人です。これからどう物語が変化していくのか?みいちゃんを…した人は誰なのか、続きが気になって仕方ないです。
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26件
2025年6月29日
これはね、
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ チョットね。みぃちゃんがペットのように可愛すぎるけど読むのはきついかも。こういう子いるよねって言えたらいいんですけど、1巻で語られるのはみいちゃんが殺されたというところ。良いこととかやったらいけないことがわからない、人としての道徳とかマナーがみいちゃんは欠陥している。社会的にも特殊学級ってこういう意味で必要なんだと思ったり。可愛い絵柄からは想像できない、もっとライトでクスッと笑えるお話かと思っていましたが、読むと重いので心して読んでください。うちの学校にも普通学級にお母さんと一緒に来ている子はいたけど、今思うとその子のことを考えると特殊学級の方が良かったのでは?と思います。特に日本って偏見が多いと思う。その子に適した教育や居場所をあげられたらよかったのに。風俗でNGなしの子は周りと比べてゆっくりな子が多いというが、そんな子にも優しい世の中になってほしい。
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4件
2025年9月25日

最新のレビュー

可愛さと怖さと
絵はすごく可愛いですが、お話は夜職や障害のシビアさがメインです。
こんなにキラキラしていない夜職モノは珍しいと思います。面白い!
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1件
2025年10月11日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

常識を超えた剥き出しの人間性がテーマ
営業:亀(シーモアスタッフ)
真実が嘘に埋もれる街、歌舞伎町で「ぺろぺろで許してもらえるから!」と屈託なく笑うキャバ嬢、中村実衣子(みいちゃん)。明るく奔放、だが倫理観も社会常識も“ぶっ飛んだ”彼女は、不器用さゆえに感情を爆発させることも少なくない。『誰とでも寝る』というみいちゃんの行動は、彼女にとっての“対等な優しさ”を求める劣等感の現れなのか?それとも彼女なりの処世術なのか?亜月ねね先生がかつての友人をモデルに描く、衝撃のヒューマンドラマ。常識を超えたみいちゃんの言動の裏に隠された、剥き出しの人間性。みいちゃんを通して、キャバクラに集まる人々の本性が次々と浮き彫りになっていくーー。破滅へのカウントダウンが、みいちゃんの運命と物語をより一層鮮烈に描き出す!不穏な空気の中進むストーリーにページをめくる手が止まりません!

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