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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少女・女性マンガ女性マンガ 講談社 Kiss ISIS(14)
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作品内容

「家族」ができた。守りたいものが、チカラをくれた――。新章「春(ハル)・大人編」スタート!! 高校卒業から5年。パティシエ修業中の春は、大好きな伊吹(いぶき)との“再会の夜”を迎えるが……!? IS(インターセクシャル)の隣人マクソン、人間不信のみゆ、そして明るいドジッ子の寧々(ねね)。不器用だけどあったかい仲間たちには、それぞれ秘密があった――。

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レビュー

ISのレビュー

平均評価:4.3 255件のレビューをみる

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高評価レビュー

我が人生最高の漫画✨
生まれて初めて、まぶたが腫れるほど泣きました。
「春」編の途中から涙が止まらなくなり、顔をぐちゃぐちゃにしながら、それでも強く惹き付けられたまま読みつづけました。
幼稚園の頃から30年以上…それは多くの漫画を読んできましたが、間違いなく、私の人生で最良の感動の名作です❗

この作品は、ISという、「男女」で区分された二元論をこえた“性別”(との表現は逆説的ですが💦)で生まれた主人公達が、悩み、苦しみ、それでも家族や友人や恋人の深い愛情に支えられながら自分らしさを失わず生きてゆく…という話を主軸に、周りの人々のエピソードも交えて進んでゆきます。

自分が心を動かされたのは、マイノリティとしての苦悩を背負った悲しみよりも一人の人間として前向きに生きようとする主人公を通じて描かれる「人生の意味」「生きる価値」「個性の違いを認め合うことの必然性」、そして、家族愛・友情・恋愛の全てに共通している「愛の絆」…。
悩みながら生きているのは過酷な運命を背負った主人公だけでなく、周囲の“普通“の人々もそう。
そして私達だって同様なのではないでしょうか…。

人は誰でも自分が大事で狡くて弱い。
だけれど誰かを大切に想い、想われる事は、確かで強いパワーになる。
…この作品から、生きる力を分けて貰えた気がします😶

名作ですが、そこにあるのはどこにでもあるような青春の日々ですので、肩の力は抜いてて👌😃
素晴らしい作品との出会いを求めている方には、声を大にしてオススメします。
お得な今、是非ともパック買いをして、心洗われる感動をどうぞ✨
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14件
2011年8月7日
色は二色ではない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 男は黒、女は赤。ランドセルの色で区切られた時代を生きてきました。自分がインターセクシャルと関わることがあって、男や女という区切りではなく、自分らしく生きたいと言われたとき、その言葉の重みを感じました。エピソード3星野春のお話は彼が生まれたときから高校を卒業し、社会にでるまでの長いお話です。その間にいろんな偏見に晒されます。しかし、春を支える両親や、友人、そして恋人、同じインターセクシャルの人たちそれぞれが悩み苦しみ、春とともに成長します。特に春とその恋人のお話はかなり見ていて切ないです。春の、自分と女の部分の葛藤は胸に迫りました。生まれたその時に社会的な性を決められ、そして成長したあともまたホルモン補充療法で性の選択をする。性器の外見で、一般的には性別が決まりますが、そうではなく胎児の性の分化がうまくいかなかったことで子供が背負うものって、こんなに重くていいのだろうかと考えさせられました。
ようやく性同一性障害に理解を示し始めた日本の社会に、あと一歩門戸と理解を求めたいです。是非お手にとって考えてみて下さい。インターセクシャルは2000人にひとりという確率で生まれているのですから。
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1件
2016年7月5日
優しく強く生きたいと思わせてくれる作品
素晴らしい作品に出会えて心洗われる思いがしました。 全ての人に読んでもらいたいですが、特に思春期真っ只中で、自分の存在意味を模索中の人達に響けばいいな、と思います。
親として考えさせられることも多く、涙しながら最後まで一気読みしました。
個性よりも同質や協調性を求められる排他的な日本社会において、ISという超マイノリティの存在はまだまだ知られざる世界なのだと思います。ISの方達の苦悩を本当の意味で理解することは不可能ですが、彼らの苦悩に少しでも寄り添い、耳を傾ける人達が増えることを切に願います。

この作品は、ISという性に生まれた主人公が、その性ゆえに自我に苦悩し、さらには社会の無知や偏見によりもたらされた障害に負けそうになりながらも、一つ一つ乗り越えながら自分らしさ&幸せを掴んでいく物語です。主人公はもとより、その主人公に関わる全ての人も共に悩み成長していく姿は、性別や年齢を問わず共感&感動させられます。 くじけそうになったら、また読みたいと思います。
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3件
2018年4月2日

最新のレビュー

んー
現実にある症状をマンガにしてるせいなのかなんなのか、妙に生々しいところがあってそこが苦手でした。途中で読めなくなってしまった。
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0件
2025年4月30日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

バラバラな心と体
営業:カレー王子(シーモアスタッフ)
「レッドポイント」の作者、六花チヨ氏の代表作「IS」。サブタイトル~男でも女でもない性~の通り、半陰陽…身体的な性別を男性や女性として単純には分類できない状態にある人物を主人公とし、主人公や周囲の人物たちの苦悩や葛藤を描いた作品となっています。2011年にテレビドラマ化もされていますね。ISはインターセクシュアル (intersexual)の略語であり、漫画内での造語かと思いきや本当に実在するとのこと。柔らかいタッチの絵柄に反して内容は終始重く、シリアスです。Case3の春の話が物語のほとんどを占め、男としての心と、女として成長していく身体をもつ“彼”の生き様が、16巻に渡り描かれています。長いですがその長さに比例するだけの中身が、ぎっしりと詰まった作品です。

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