柏木春子さんのファンになるきっかけを作ってくれた私にとって記念すべき作品です
。 昔から漫画少年でコミック類は大分読みました。私のコミック選びの基準は先ず1.作画力 2.構成力 3.最後に読み手の気持ちに自然にスッと入って
きて呉れるかどうか、という所です。 読んでいる間に自分がその物語の中で、自然に自己投影出来ないと作品を読んでいるというより「読まされている」という感じになり、精神的に不安になってしまいます。 ともあれこの作品は作者の“人”に対する気持ち・考えが無理なく自然に伝わってきてとても共感が持てます。 “性”を題材にしてはいますが、人としての日々の生活の中での“気持ちの有りよう”を問う作品だという感じがします。 絵のタッチは『手塚治虫』や『ちばてつや』に通じる所が有り、その点も気に入っています。 コミック初心者〜通好みの方まで充分楽しめる作品です お勧めですよ
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