Nightsから彼らのその後を気にしていた私は、即こちらも購入、結果満足。
Nightsで不完全燃焼抱えた方々には少し、気持ちが満たされるはず。
今回のキーワードは二つ。
1、話半ばでテンテンが間崎に普段どうやって性処理をしている
か問う場面がある。
間崎は『テンテンを想い、自分でシテる』というが、それまでずっと振り回されてコケにされてると感じているテンテン（実は違うんだけどね〜）にはジョークと感じられ『嘘つけ』と軽〜く返してしまう。
2、又、夜通し抱きたいテンテンは、明け方何時までならこうしていられるのかを間崎に問うが、彼からは日の出の時間である、am6:09と告げられる。
じつは、この二つのエピソードに後半、ポーカーフェイスで素直じゃない間崎の本音が暴かれる。
1を指して行為後の明け方、間崎が寝ているテンテンを見ながら『気分は狼少年だな』と呟く。今まで惑わす様な言動ばかりとっていたから、『テンテンを想い、自分でシテる』
を信じてもらえなかった。嘘ばっかりついてたから、本音を晒した際、サラリとテンテンに流されてしまった。しかし、この言葉こそが間崎の紛れもない本音だったと、解る。
そしてキーワード2。時計が6:05から6:10になっても名残惜しく、テンテンの側を裸のまま離れられぬ間崎。半年帰れぬ捜査に出かける時間だというのに『愛ゆえ離れられぬ』己の状態を指し『さて・・・由々しき事態だな』とヒトゴトみたいに嘲笑し呟く。
多分この後、バタバタと、テンテンを残し家を出るのであろうが、きっと内偵中ずっと、テンテンが恋しいのだろうな・・・と、皆まで描かれてはいぬが、察することができる。全く粋な描き方だなぁ・・・この様子だと半年後逢った際はきっと更に甘いはず。
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