悲運な主人公、綺麗系な晃の悲しい復讐劇です。
家族の復讐の為に5年かけてやっと議員の愛人になった晃。嫌でも仕方なく憎い相手に、体を捧げるなんて苦しい。秘書の弘瀬は新しい愛人の晃の身辺を調べ始めます。人に興味がなく情が薄い弘瀬が、晃のふとした涙に可哀想になり心惑わされ執着していきます。エリートイケメンの執着の始まりです。
お話の進みが早かったので、できれば1巻で終わらず2巻くらいまであって、晃が議員の愛人になるまでの5年間と嫉妬する議員と弘瀬との晃の取り合いも見たかったなぁと思いました。
描き下ろしの弘瀬の言葉に、晃〜よかったね!と涙出そうになりました。