面白かった!最後までギャグを忘れないのも英断だったのではないかと思います。悲壮感は要らないからと被害者の出ない作品(それはそれでいいですけどご都合主義ですよね)が多い中、被害を最小に抑えつつの完結は見事でした。少し褒め言葉が多すぎたのが読んでて恥ずかしくなったりもしましたが、「相手を素直に褒める、尊敬する」は言語化しないとわかりにくくなるので、教科書に載ってもいいんじゃないかなコレと思いましたw
最初からきちんと構成されていらしたのが、多分この物足りなさの原因でしょう。作品自体は物足りなくないのですが、「さらに盛り上げて」と長期化せず、予定通りすぽんと収まったのが読者としては「まだ見たいのに!」と物足りなくなります。良い意味で「引き際が見事」です。
ありがとうございました。