まるでロミオとジュリエット的な様相で、悲劇的な雰囲気が漂っていて、あまりにも純粋で真っ直ぐな二人が本当に痛々しく感じていたところに、
やはり陰謀が、互い一族間での猜疑心と積年の恨み?的な暗鬱な何かに押し流され闇へと堕ちていくように…不幸な出来事に翻弄される二人……。
お互いの立場がお互いを遠ざけるけれど、運命は残酷な試練を二人に与える……読み手にも明かさない真実…ギリギリ、ラストまで苦しかったぁ………
作画のある種の粗削りさと繊細さのあるラインがまた魅力的で、官能的なシーンも読み応えありでした。