視界半径1メートル、目からビームを飛ばしてみる。
次は視界半径3メートル、目からビームを飛ばしてみよう。
素早く!的確に!
なんとすっごい隙だらけww
うしろがら空きじゃんね~。
一方、盲目の一太郎の心の視界は五感を使ってとっぷりと静かに広々とひろがってゆく。
好意や優しさだけではなく悪意や怒気すら頂きながら自由自在に。
まず、花と一太郎が話をしているような表紙が好き。
あとから題名がそれだったと気づくww
作品紹介分を読みなるほどなるほど、、、とページを進めましたが思っていたよりもとてもコミカルでフランクな印象。
一太郎のハンデに対してもう少し感傷的な部分がある作品なのかと想像していましたが違いましたね。
人と人とが触れ合うのは物理的距離ではなく記憶や優しさや思いやりなのだとあらためて思い出させてもらえました。
チャンスがあったら一読することをお勧めします。
本は出会いですから。
**274ページ**