ネタバレ・感想あり花に問ひたまへのレビュー

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ちっぽけな幸せが羨ましくてたまらない。
ネタバレ
2022年7月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一太郎の世界は目に見えるものに価値はない。じゃあ何に価値があるのか?それは自分の触れたものだけ。大事なモノは全て手に触れられるモノだったのです。なんてシンプル。なんて確実。ちっぽけな幸せかもしれませんが、そのちっぽけさが羨ましくなる。落語デートとエロ本オヤジの話が最高に好き過ぎました。
名作
2022年12月19日
目の見えない前向きな一太郎と人生上手くいかずイライラしがちなちはやが出会う物語なんだけど二人を含め色んな人との交流を経てちはやが前向きに成長していく姿に胸が熱くなり思わず泣いてしまいました。短いながらも名作だと思います。
前向きな気持ちに……
2017年6月11日
ネガティヴな女性と、ポジティヴな盲人男性との心の交流を描いた詩のような作品です。ネガティヴちゃんが少しずつ前向きになっていく過程に読者の気持ちもいつの間にか穏やかにポジティヴになれる、そんな静かな佳作です。
自分を花に問うてみようか
2024年9月15日
雨に打たれて考えようか、登る太陽に聞いてみようか、天空の月に答はあるか、この一冊に優しかった人を想う。
花は悲しみを吸い取るらしいですよ。
2025年6月11日
視界半径1メートル、目からビームを飛ばしてみる。
次は視界半径3メートル、目からビームを飛ばしてみよう。
素早く!的確に!
なんとすっごい隙だらけww
うしろがら空きじゃんね~。
一方、盲目の一太郎の心の視界は五感を使ってとっぷりと静かに広々とひろがってゆく。
好意や優しさだけではなく悪意や怒気すら頂きながら自由自在に。

まず、花と一太郎が話をしているような表紙が好き。
あとから題名がそれだったと気づくww
作品紹介分を読みなるほどなるほど、、、とページを進めましたが思っていたよりもとてもコミカルでフランクな印象。
一太郎のハンデに対してもう少し感傷的な部分がある作品なのかと想像していましたが違いましたね。
人と人とが触れ合うのは物理的距離ではなく記憶や優しさや思いやりなのだとあらためて思い出させてもらえました。

チャンスがあったら一読することをお勧めします。
本は出会いですから。

**274ページ**
一太郎、やっぱり世界は温かいね
2021年12月17日
盲目の一太郎と、人生どん詰まりなちはや。
作品紹介文と試し読みを読んで、普通なら泣ける良い話なのかなと思いそうです。
でもさそう先生がその普通を描かれないのは分かっていたので、何をどう描かれたのかすごく気になりました。

…うん、やっぱりさそう先生だった!!
そして予想を越えてすごく良かった。
クセは多少あるものの、こんな作品だとは驚かされました。
読みやすいし、これはオススメしたいなぁ。

一太郎は目では見えないけれど見えている。
そんな一太郎が見せてくれる世界に自然と心動かされます。

無理に感動させようとも、
何かを説こうともしない。
生きることは、綺麗なばっかりじゃない。
それでも確実に心に届くものがあって、
自分の世界をも愛したくなる作品でした。

さそう先生は、一太郎みたいな人なのかなと感じてしまいました。
勝手にごめんなさい(笑)
抹茶入りアップルパイ
2021年12月22日
フォロー様が絶賛ハマり中なのが気になって、読んでみました。

なるほど…この、どこにもなさそうな不思議なテイスト、癖になるのわかる。

無駄のない、スッキリとした可愛い絵。
このシンプルな美しさ…絵津鼓先生を思い出した。

さそう先生独特の、個性的な表現方法が面白い。
杖が落ちるシーンが美しくて、一気に話の中に引き込まれる。

読後、なんか抹茶入りアップルパイみたいだなって思った。
美味しいの。
味も違和感なくなじんでるの。
でも普通のやつと国から違う感じ。
不思議な味わいが美味しかった。
思ったより甘かったかな。★4.5。
とてもよかった
2026年1月11日
ちはやみたいにイライラしがちな私にとっても、一太郎みたいに心穏やかで人間力の高い人は憧れてしまいますね。
そんな一太郎と触れ合って、ちはやも変わっていくのがよかったです。
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ハンデに負けず生きて
ネタバレ
2023年9月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ そのうえ、まわりの人たちにも幸せをもたらす一太郎の姿に、心が温かくなった。貧困の中で絶望し、捨て鉢になっていたちはやの中に残っていた優しさが一太郎と出会ったことで息を吹き返すプロセスが素敵。最後はちょっとやりすぎな感があるけどね。
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ハートフルなヒューマンドラマ
ネタバレ
2026年3月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 飲んだくれの父親の暴力に耐えかねて母親が家出してしまい、主人公の女の子ちはやは貧しく荒れた生活をしています。そのツンケンした乱暴な態度に私はあまり共感できませんでしたが、全く正反対の穏やかな全盲の一太郎に出会い、ちはやの世間の見方が徐々に変わっていきます。一太郎は、不遇な境遇にもくさらずに自分でできることは全部して穏やかで人好きのする人なので、ちはやはそれに感化され、周りの人との関係も徐々に良くなっていきます。最後には、あのクズ父や、悪役ポジションの一太郎の異母兄(弟?)までいい人に変わり、異父きょうだいを産んだ母との関係まで再構築できました。そんなお話はハートフルでよかったです。
ただ、絵は好き嫌いあるでしょうね。青年漫画だからまあ、許容範囲内なんでしょうけど、私は好きになれませんでした。
後、最後の口紅。一太郎が買って隠していたものだと信じたいです。偶然見つけた古い口紅なんて汚くて誰もつけたくないです。
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イイネ
2024年2月6日
強く生きて行きなさいと言われているような気になります。ハンデがあっても幸せってあるしハンデがなくても幸せは探せます。
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作家名: さそうあきら
出版社: 双葉社