ネタバレ・感想あり藤原征爾君追悼特集に寄せてのレビュー

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マスコ先生の手腕が光る神作品(^_^)…追悼
ネタバレ
2024年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ 吉池マスコ先生最高です(^_^)
最終的に主役の攻受cpをくっつけるため、攻の恋人(しかも良い人)を“追悼”にすることで、とても奥深く美しい物語になっているという吉池マスコ先生の手腕が光る神作品です。
タイトルも秀逸です!
ラストの『あとがき』に薔田先生がちょっと油断するとエロい忍者になってしまいそうになる…、と書いてあって何故かほっこりしました(^_^)
もう薔田先生があのエロい忍者にしかみえない…笑(^_^)
わざと拙くみせる上級者の手練手管に惚れる
2023年8月23日
せつないなりの面白みがあり、物書きの熱量と業の深さもさらりと匂わせ、結果としてマスコ流のペシミズム回避に落ち着く。エロ忍者も面白いけど物書きを主人公にした作品は奥行きが感じられて好き。
切ないな。
ネタバレ
2023年8月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルがずっと気になっていて、ようやく読む事が出来ました。うまく言葉に出来ないけれど、ずっしり重みのある切ない気持ちになっています。藤原先生を亡くした薔田先生の気持ち。薔田先生の事が大好きで一緒に暮らせるかもの期待で幸せだったであろう藤原先生の気持ち。宮本さんの薔田先生への気持ち。それぞれを考えたら悲しくて切なくて。この感情をどうしたら良いのかわかりません。藤原先生は宮本さんの薔田先生への気持ちに気付いていたと感じました。鈍感な恋人ですよね。藤原先生が亡くなっても薔田先生と宮本さんの関係性の中には藤原先生も一緒にいるんですよね。さすがマスコ先生だな。先生の作品が大好きです。ありがとうございました。
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淡々と描かれているからこそ
2023年2月3日
作者様買い、フォロー様のレビューでも軒並み高評価な本作。気合い入れて読みました!淡々とした中に突如グワッと来ます。吉池先生の作品は、読後忘れ難いものが多いですが、またひとつ増えました。
再読
ネタバレ
2022年6月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前購入した本の再読。作家業から足の遠退いた中年作家がファンの編集に押されまくる話。半ば、推しの強いストーカー気味の編集。でも、なかなか好きって伝わんないとこが切ない。
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タイトルに惹かれて購入。
2022年6月12日
亡くなった作家の藤原先生とその恋人の薔田と藤原先生の編集者の宮本の話。人は誰かを愛すといつかはその人を失う日がくるが残された人はそれでもひたすら生きていかないといけない…というのが初見で思ったこと。この作品は難しく考えれば考えるほど色んな疑問点が出てくるんだけど何回も読んで自分で解決したいです。すごくシンプルな話だけど深いな…。
タイトルのインパクト。
ネタバレ
2022年6月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 感想がまとまらないので、思ったこと独り言スタイルで失礼します。(?)
タイトルの最初の印象と少し違って、薔田先生と藤原先生のひっそりと、でも穏やかな未来が想像できるやりとりがしっかり描かれていて驚きました。
藤原先生は何か予感していたのかな…。
薔田先生が筆を再び取るキッカケがどんなものであれ、新たな文章を読める事を何より、誰より望んだのは藤原先生だと思った。
それを待ちわびる優しい視線がずっとストーリーを包んでる気がしました。
宮本さんの作品への愛も薔田先生への恋も罪悪感も包み込む、穏やかなその視線が胸を締め付けます。
悲しいのに終始温かかった。
マスコ先生の描く人間はいつも誰かを想って前を向いている気がします。表情から読み取れるものの多さに心が揺さぶられる。
笑いたっぷりの作品も大好きですが、こういう情感溢れるお話も素晴らしい。
タイトル見てずっと気になっていた作品ですが、最後まで読んで、タイトル見てまた泣いてしまうとは思いませんでした。
皮肉だなって思いながらこれ以上のタイトルもない。このセンス痺れます。
どっぷりマスコ先生沼です。
人の歴史
2022年4月3日
受け攻めが入れ替わる(リバという意味ではない)作品は賛否あるかと思いますが、私は歴史のようなものを感じて好きなんですよね。毎回しっとりとした気持ちで読んでいます。タイトルの通り死ネタが入ってるので苦手な方はご注意ください。
じわじわくる。
ネタバレ
2022年4月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 好きな人に愛されて、そのまま命が尽きるなんて幸せだと思う。でも残された人には先の長いいつもの生活があって、どん底から這い上がるために支えてくれる存在には絆されてしまうだろうと思う。淡々と進むけど、読み込んだら結構重い作品。
喪ってしまった大事な人の回想と恋愛
ネタバレ
2022年2月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォローしてる方オススメのマスコ先生作品。あーこれは少し前に読んだ作者さんの過去作品「黄昏小説家」と構成が似てて、さらに切なくて泣ける。タイトルに癖があって正解だと思う。地雷な方いるはずなので。(私は大好き、こういう話)
編集者の宮本が担当している若手人気小説家の藤原先生宅にお邪魔していたら、出会ってしまったのが裸の薔田、過去に数作出版して有名になりすぐに文壇から消えてしまった憧れの作家だった。宮本は薔田先生に小説を書いてもらいたくてアプローチするが断られ続けてる。薔田先生と藤原先生は恋仲だから、自分の気持ちは何があっても隠し通そうと思っていたのに、ある日突然の訃報が舞い込んできて。。。
タイトルと表紙が薔田と藤原CPなことからわかるように、作品内の表題作で亡くなってしまう藤原先生との恋愛と回想がフォーカスされてます。それでも生きていかなければいけない遺された者たちの姿を後日談でも丁寧に描いていて、「黄昏小説家」で少し消化不良だったのに比べると納得の完結。
最高でした。
2022年1月15日
フォロー様のレビューを読んでこれは!と購入したものの、これは泣いてしまうヤツだからと躊躇しまくり、、やっと読むことができました。覚悟しすぎたためか、マスコ先生がちょいちょい挟んでくる笑いのツボに、涙が出そうになったり引っ込んだりと忙しかったです。。

薔田先生と藤原くんの出会いから別れ、濃密な愛の日々が優しくて温かくて、幸せな時間が確かにそこにあったことが本当によかった。。。

藤原くんが書いた「鈍感な恋人」を読む薔田先生、薔田先生への恋心を隠している宮本くん。それぞれの心に思いを馳せると切なかった。。
そして藤原くんも言ってたけど、宮本くんって若い時の藤原くんに少し似ているんですよね。そんな宮本くんに薔田先生も救われていったのかな。
読後余韻を噛み締めながらマスコ先生のあとがきでひと笑い。そして描き下ろしで幸せになれました。最高です。
そこにある愛に救われる
ネタバレ
2022年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 一見、淡々と飄々とつづられていくお話や表情が、
私にはより辛く感じられました。
寧ろ、泣き叫び崩れゆくような描写がないからこそ、内側を覗き込もうと思考を掻き立てられる。

書けなくなった元カリスマ作家の薔田と
恋人で人気作家の藤原。
そして、尊敬する先生に対する想いを隠し、ひたすら応援する宮本。
3人の想いとふたつの愛のお話でした。

藤原の残した「鈍感な恋人」に想いを巡らせ涙が止まらない。
藤原と過ごした愛しき日々と死別。編集者として側に居続ける宮本。
薔田の絶望の先に見つけた「そこにある愛」。
読み込むほどに涙が止まらなくなる。

失った者による喪失感が辛く切なく、それでも生きていく事で、希望を見つける尊さに救われました。

此方の御本に辿り着くこととなったレビューに感謝です。
ありがとうございます。
(1月17日迄セール)
タイトルのインパクトで。
ネタバレ
2022年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 元々エロ忍者的な作品で知っていた作家さんだったのとセールだったので購入✨
タイトルの通りでちょっと辛い系なんですが・・・・それでも最終的には、生きてる人は「時を止めずに生きていく」という感じだったので決してネガティブな内容ではなかったと思います。
たった3作で小説を書くのを辞めた元カリスマ小説家:薔田(そうだ)と、その恋人であり現売れっ子小説家:藤原、そして薔田に憧れて雑誌社に就職した、藤原の編集担当:宮本との、人間模様・・な感じです。
基本は宮本目線で描かれていますが、藤原が亡くなったあと、薔田と藤原との出会いから亡くなるまでを薔田目線で描いています・・・これはちょっと切なかった・・・・でも藤原がきっと幸せな中で亡くなったんじゃないかと思われる最後の笑顔のシーンがあって・・・凄く脳裏に焼き付きましたね・・・忘れられないシーンでした・・。藤原の家族環境などを考えると、早すぎる死が悼まれます・・・。
だけれど残された人達は生きていかねばならないわけで。乗り越えなければならないわけで。でもそれには時間が必要で。そして進んでいかねばならないのです。
そんな作品です(^^
3人の思いが痛いほど胸を打つ
2021年12月22日
喪失と再生の物語です。
読み返す度に新たな箇所で泣いてしまいます。
結果、三周目以降は、ほぼ泣きっぱなしという事態に陥ってしまいます。
えっちシーンですら泣けてしょうがありません(でもちゃんとエロいよ)。。。

創作者にとっての停滞は、生きながら死を感じるほどの苦しみだと想像します。
大好きな作家が書けなかった時期、ファンとしてはただただ祈りながら待つしかなかった経験があります。作家がエゴサすれば目に止まる場所にどれだけ作品が好きかを綴るのが精一杯でした。
新刊が出た時には、えも言われぬほどの喜びに震えたものです。
なので編集者の立場から作家を後押しするも、結果が得られない虚しさはどんなに辛いものなのでしょうか。
また、書けないを書かないと決めてしまうのはどんな心持ちなのでしょうか。
それでも支えると決めた愛する人の為なら造作もない事だったのでしょうか。。。

そこに突然として、かけがえのない、とても大切なたったひとりを失うというメガトン級の空虚が襲います。
深く、痛い。
作品が淡々とした調子で進んで行くので、様々な苦しみ悲しみ虚しさが、色も音もなく、ぽとんぽとんと落とされ蓄積していきました。
積もったモノは最後まで抱えて読み終わる、安易な手法を取らないのが、リアルの人生と同じだと思いました。。。

3人の祈るような思いが静かに全編から溢れ出す、哀しいけれど温かい作品です。。。

再生に向かう過程で、飼い猫の数がだんだん増えていくのが痛さの中でぬくもりを感じました。
タイトルがネタバレ
2021年8月1日
風変わりなタイトルと、なかなかにラフなタッチの絵で、どうかなぁと思ったのですが、良かったです。ほだされ……なのか? ちょっと毛色の違う作品を読みたい人におすすめです。
染み入る..
2021年7月4日
他の方もレビューで書かれてだけれど何度も読み返したくなる物語です。藤原先生の家族の確執も掘り下げ書かれてはないけれどちゃんと想像出来たり、作者さんの物語の構成の巧さを感じました。淡々と描かれてるようで心に染み入るような良質な作品。エロもしっかり、クスッと笑える所もあるし死ネタですが読後感は優しい気持ちになれます。大好きな一作になりました。
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生乾きの傷を引きずり回しながら
2021年2月8日
好きな作品でした。死を扱う作品は、後味が悪いことがあるので、気になりつつ購入を迷っていましたが、フォローさんのレビューを読んで購入。買ってよかったです。お話の構成や展開がとてもいいなと思いました。最初から死を扱っていることが分かっているという、心づもりがあったからかもしれませんが、すべての流れをスッと受け入れることができました。切なさは残りつつも、嫌な気持ちになることはありませんでした。3人の生きてきた道は、きれいごとだけでなく、輝かしいだけでもないけれど、それぞれの生き方が作用し合って、それぞれにとって、かけがえのない人生を形作っていることが、私的にとても響きました。さりげなく入っていた、宮本君が中学生の時のサイン会のエピソード、良かったな。読みながら、「ありがとう」や「さようなら」が言える別れは当たり前じゃないということを、思い返しました。おススメレビューありがとうございました。
それでも日々は流れていく
2021年1月29日
「シニアハイスクールスチューデント」が大好きだったのでセールにて作者様買い。
この作品もすごく好きでした。タイトルに追悼とある通り、人が亡くなります。
悲しくとも、時間が止まるわけもなく、想いを胸に抱えたまま生きて行かなければならない。そして日々が流れる中、決して彼を忘れたわけではないけれど、寄り添える人ができ、また人を愛するようになる。少し切なくもあるけれど、2つの愛の姿が、2人との愛の月日が、淡々とだけど温かく綴られていてやっぱり好きな作家さんだなと思いました。あとシニア~はピュアピュアだったんですがこちらは濡れ場多かったです。
心情を汲み取るのがお好きな方は、よりお話に入り込めるのではないかと思います。
題名に惹かれて購入
2020年8月4日
題名に惹かれ購入しましたが、静かに流れる大人の時間に深い愛があって、また新しい愛が始まっていく・・とても良いストーリーです。作家さん作品はこれが初なので他作品も気になります。
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タイトルが
2020年5月12日
タイトルが『追悼』と書いてあったので、もっと苦しいお話かと思っていましたが、割りとあっさりしていました。
編集の宮本君が、とてもがんばり屋さんで自分の憧れの作家さんに冷たくされてもめげずに企画やら持っていく強さが救いでした。
人が亡くなるということは残された人にとってとても辛いことだけど、誰かが一緒にいてくれれば何時かは前に進むことができると言うことですね😄
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静かな官能
2020年4月2日
死はありますが、思ったより重くなくてよかったー!マスコ先生の作品はどれも好きなので、どの作品でも全てみんな丸くハッピーエンドじゃないってのは少し慣れてるのかな?プリケツレスラーはぶっとびすぎて、ハッピーのゲージ超えですが笑笑 でも、みんな幸せ。
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しっとり
ネタバレ
2019年12月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 進んでいくお話。死ネタなので苦手な人はダメかもしれませんが、
恋人の死を乗り越えて静かな愛情を育んでいける
パートナーとのハピエンなので私は好きです。
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二つの愛の物語
ネタバレ
2019年10月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 愛する人を失って、でも残されたものは生きていかなくてはならない。「生乾きのまま引きずり回して行くしかない」痛みを抱えながら一日一日やり過ごしていく中で、そばで自分のことを心から愛してくれている存在に気づいてまた歩き始める。藤原先生への愛が失われたわけではなく、宮本君が藤原先生の代わりというわけでもなく、生きていかなくてはならなくてそばにいてくれる人がいて。悲しいのだけれども心が温かくなるお話で本当に読めてよかったです。
しっとりした内容でした。
2019年10月24日
悲しくはないんだけど、藤原先生のことを考えると ハピエンでも 切なくなりますね。でも 彼は 天国で、この二人のことを 微笑みながら見守ってるのかなぁ、なんて、考えてしまいます。そうだと良いです。
ちょっと寂しい
2019年7月1日
独特です。絵は細い感じですが、描写は濃厚。恋人が死んでからの先生が、新しい恋人にいくまでに、藤原さんの死がちょっと切ないです。
ストーリーが好きな作家さんです。
余韻が…
2019年3月25日
タイトルの意味を深く考えず、奇をてらったものだと思って読み始めました。あれ…予想しなかった重い気配…物語は淡々と進むのですが、三人三様の大切に思ってる様子がジワジワ染みてきて。最初から結末は分かってるのに、途中無理かなと思ったりして、でも不自然でなくゆっくりと訪れる結末が温かい。良かったです。Hなシーンはなんとも言えない色っぽさでした!
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これは買いです。
ネタバレ
2017年5月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作者買いですが、プリ尻シリーズとかと違って、シリアス!題名しかり、頭痛薬内服もしかり、最初っからフラグ立っちゃってましたが、わかってても読むのをやめられませんでした。最後に宮本君とくっつくとか、なんかもう。そこが好き嫌いをわけそうですけど、悲しいだけで終わらなかったので私はこのお話しは大好きです!
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ぎゅっとなりました。
2017年4月19日
幸せなことも、辛いことも..出逢いも、別れも..生きていると色んなことがあって、それぞれ自分の内に受け入れて生きて行く..あからさまではない前向きな雰囲気が漂った作品で胸をつかまれました。
切ないけど温かい
ネタバレ
2017年4月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 藤原先生が、自分の先が短い事を知っていて、恋人の薔田先生のこれからを宮本の薔田先生への気持ちに気付いていながら宮本に託したと言うのが何とも切なくて…温かい。実際、薔田先生は、この二人の思いに支えられて藤原先生の死も自分の長いスランプも乗り越える事が出来るのですが、とにかく切ない…。宮本が、藤原先生の薔田先生へ思いと薔田先生の藤原先生への思いをちゃんと受け止めながら薔田先生との関係を築いている感じが本当に良かったです。
視点がよい
2017年3月19日
起こるエピソードはタイトル通り湿っぽいのですがこのドライ感というかジメジメしない、でもちゃんと入り込めるところに品を感じてツボです。好きです。
切なくも愛しい
2017年1月19日
そんな感じの内容です。ちょっと読んでて辛い部分もあったけど人って支えて支えられてなんだな〜〜と考えさせられるお話でした。残された2人が幸せになって欲しいと思わず願ってしまいましたー。
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星4.5
2017年1月19日
一冊まるまる表題作です。タイトルとストーリーが、考えてたものと違って、いい感じで裏切られました。もう少し掘り下げて描いて欲しいところもあったのでマイナス0.5
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淡々と
ネタバレ
2016年12月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 過ぎていた日常に起きた「恋人の死」という大波を少しずつ時間をかけて受け止めていく薔田先生と、支えたいと一生懸命寄り添う編集君をこれまた淡々と描いている。それまで取り乱さなかった薔田先生が編集君相手に乱れる姿が泣けるし、編集君のいじらしさも泣ける。最後ハピエンでなんだか読んでたこちらが救われた気分。吉池先生の絵柄が話に合っていて、すごく良かった。
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死ネタなので苦手な方は気を付けて
2016年9月25日
作者さんの後書きで「題名見て死ネタ苦手な人が回避できるように」とありました。エロもがっつりありますが、ストーリー漫画ですね。
編集者、売れてる小説家、もう書いてない小説家、3人それぞれの想いがちゃんと伝わり、切ないけれど心もちゃんとホンワカする作品です。
パートナーの死後、新しい恋人との関係を築く流れにも無理がなく、心情をちゃんと表現しているので読後感が良い。話に引きずられて、こっちも疲れるって程でもなくモブで出てくるおじいちゃん達や仔猫も可愛いのでぜひ挑戦してみて欲しいです。
死別ネタ…でも割とガッツリエロいやんけ🍒
ネタバレ
2016年6月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごーく泣けた。嘘、ほんとには泣いてないけど(笑)ジーンとした。ネタバレ感想です。

薔田先生と藤原さんのラブラブが結末を知っているだけにすごーく切ない。出会いから10年経ってもラブラブで、それに至るまでも丁寧に描かれていて、それだけに藤原さんの死がツライ😌そして、この2人の絡みがかなりガッツリエロい。ストーリーがかなりシリアスだし、絵もサッパリしてる。それだけにラブシーンの濃厚さにちょっと戸惑う💦でも、その激しいエッチが、優しくて穏やかな藤原さんとぶっきらぼうで情に厚い薔田先生のナイスカップルぶりが表れてる気がしたので許容範囲。
恋人が亡くなった後の薔田先生も、泣かないのに苦しんでるのがすごく伝わってきた。宮本がその代わりのように涙脆くてポロポロ泣くのも可愛くて切なかった。
最後の読みきり4ページで薔田先生が楽しそうで幸せそうで良かった。藤原先生の遺作はどんな内容だったのか気になるところ。1冊まるごと同じお話なのでボリューム感がすごくて、じっくり腰を据えて読める作品でした。この作家さんは初めて読んだのですが、総合的にとっても良かったです。ハマりそうかも。
じんわり心にくる。繰り返し読んで解る。
2016年5月14日
190ページ、1冊表題作。
お話良かったです。私は好きでした。
心理描写ではなく、お話の展開でグッとくるものがあります。
じんわり、心に染みてくる。
ガンコ先生の流され具合が楽しい(笑)
彼に恋する2人の健気さが、切なく愛しいです。
あのタイミングの死は本当に哀しい。。
主人公のマイペースな粘り強さが可愛く、ナイスでした(笑)

実は初回読み、タイトルから勝手に予想してたのとは違う展開だったので続きがあるのかと思い、完結表示にガッカリしてしまった。
時間を置いて再読したらそんなことなく、3人の想いが心に染みる、幸せエンドでした。
繰り返し読んでお話の深みが分かる、そんな作品かも。

内容の割に淡々としてドラマティックではなく、好みが別れそう。
ストーリー重視の切ないのが好きな方にオススメ。
解りやすいラブラブを期待する方には向かない。
ドキッとした
2016年3月8日
タイトルからしてドキッとしますね。
内容もドキッとした。
大人の男達が、落ち込んでも唇を噛み締めて上を向いて歩き出す姿が愛おしいです。
ゆっくりと心に染みてきます
2016年1月10日
絵が特徴的なので苦手という方がいるかも知れませんが、それでも是非手にとって頂きたい。ゆっくりじわじわと、でもズッシリと心に染みてくる作品だと思います。繰り返し読んでいる作品です。
じっくりと
2016年1月10日
BLです。が、ストーリー重視の方におすすめです。作家二人と編集のお話ですが、切ないです。また絵はとてもあっさりしてますが、あっさりしてるから読む方の想像力を掻き立てるような気がします。なので、エロはたくさんないのに、凄く濃いものに感じます。
(泣)
2016年1月1日
普段から小説をよく読む方にオススメです。
読み進めていくうちに涙が…
コンタクトが(泣)
切ない
2015年12月17日
編集と作家さんの話かな、と思いながら読み進めるとBLでもなく、、その先の展開に砂場の落とし穴に落とされたような感じです。ストーリーを読みたい方にはおすすめです
<div>三人三様の時間</div>
2015年12月13日
この作家さんには徐々に惹かれ、今では商業誌でのコミックスはほぼ読んでおります。まるでMGMのカートゥーンのようなキャラクターが暴れる作品もあれな、飄々としながら泣かせる作品もありますが、この本はその中でも泣かせの果てのようなものです。お話が時系列に並んでいないために、一読目はうっかりと読み過ごしてしまいますが、再読すると泣けて泣けてしかたありません。
BL要素は十分、ギャグも多く入ります。きれいな絵が必須という方には向かないかと思います。私個人としては永久蔵書入りの一冊です。
泣きすぎて明日目が腫れそう
2015年11月1日
急にグッと胸にくる瞬間がありました。
面白くて笑えるとこも多いのに切ないとこもしっかり描かれていてストーリーに重みがあり読み応えがありました。
受けと攻めの絡みもしっかりあるので、ストーリー重視の方も絡み重視の方も満足できると思います。
題名と表紙から推測してね!
2023年2月11日
こういう関係が苦手な人が回避しやすい、題名と表紙。マスコ先生、優しい…。自分的にはこういう関係はいいと思う。たぶん藤原先生は、宮本くんに重ねていただろうし、また宮本くんの強さに、その先を見越していたのかな。宮本くんとくっついてしまった薔田先生だけど、二人の間にはちゃんと「藤原先生」という存在が確かにあるのが感じれるので、この関係性は好きです。
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作家2人と編集くん
2022年5月5日
まるっと表題作。タイトル通り作家の1人が亡くなるのですが 作家2人の出会い から恋人としての生活 そこに担当として来た編集くん。1人の作家に憧れた作家と編集くん。作家同士 恋人の2人をみて恋心を仕舞い込んだ編集くん。恋人を亡くした作家さん。それぞれが 色んな想いを抱えたお話しでした。よかったです
ちょっと切ない
ネタバレ
2020年8月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最後は宮本くんの頑張りが報われて良かった〜、だけど、藤原先生がとても良い人でそうだ先生をとても愛していたのが分かるので切なかった。胸が痛みます。そんな人を失ったそうだ先生も辛かったと思うけれど、生きるって前に進むことなのだと、この作品を読んで思いました。
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人生
2020年1月31日
ストーリーは大好きなんですがタイトルにもあるように作家の藤原さんが亡くなるのは辛かったです。
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じんわりくる
2019年10月20日
吉池さん作品はコメディーも好きですが
こういったシリアス作品、心にじんと来ます。
他の作品の
エロ忍者(わりとシリアス)とぷり尻レスラー(コメディー)と比較すると、
エロ忍者よりの作風です。
作者買いです。
満足です。
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良かった。
2019年8月31日
1回目読んだ時はあまりグッときませんでしたが2回目読んだ時少し泣きました。淡々と進む中で切なさがつのります。読んで良かったです。
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タイトルから想像できる内容です。注意。
2019年3月28日
ストーリーとして面白かったかと言われれば面白かったと思う。ただ、BLを読む場合、こういう切なさはあまり求めていない人が多いと思う。作者さんもそれをわかっててこういう推測できるタイトルにしてくれているのはありがたい。私はこういった片割れが死ぬ話はダメな方で、恋人を失った過去があるとかはいいのですが、こういう風に現在進行形の恋人が亡くなって、というのがこんなにもダメージを受けるものだとこれで知りました。今まで読んでなかったので。
タイトルからもちろん私も人が死ぬ話だと思いましたが読んでみたい欲の方が勝って、それにまあ思い入れのない登場人物が死んでもそんなにダメージ受けないだろうと思ったんですよ。1冊読みきりのBLだし、そこまで感情移入しないだろうと、、、。駄目でしたね。辛い話です。くっついたことも含めて。でも漫画としては面白いので星4です。オススメはしません。
お話は好き
2019年2月19日
他の方がレビューしていらっしゃる通り、お話は良いんです。好きです。
でも、なぜ小説家が、スランプ中とはいえ、「二の轍を踏む」なんて誤用をするの?小説家設定なら校正はいつもの倍気をつけて欲しい。萎えます。
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前々から気になって
ネタバレ
2019年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルから気になっていてやっと購入出来ました!吉池マスコ先生はいつも面白い場面がふんだんにありますが、この作品は全編シリアスでした!何だろ?感動と言うよりは自分的にはタイトルの謎が解けて納得したって感じですか?小説家を題材にしたBLは沢山読みましたが、死を扱ったのは初めて読みました!…やっぱり、少し辛かったです!
悲しい
ネタバレ
2018年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 題名からこの二人は死が分けてしまうのだと分かっていましたが、作者買いとこの表紙の二人の話が読みたいと思い購入。
私情で申し訳ないですが私は宮本タイプの受が大の苦手です。この手の受が出ている本は避けまくっていますがどうしても薔田と藤原の幸せな時を見たくて読み進めました。どうか藤原と薔田の間に入り込んでこないで、亡くなったからちゃっかり後釜についたりしないでと願ってましたが予想通りでガッカリしました。健気と思われて誰からも責められず美味しい所はガッツリもっていく。無意識に。
藤原が可哀想でたまりません。せめて最期は薔田と一緒にいられる展開でも良かったんじゃないかな。藤原は薔田と宮本が結ばれても薔田が幸せならいいと思うんだろうな。宮本の薔田への恋心も気付いていてあの振る舞い…優しすぎる。優しいと損しますね。
この作品を読んでモヤモヤ感が残り作者の表紙を見るだけでなんだかチクリとする。読後感は悪いですが沢山読んだBL本のなかで印象に残りました。
作品としては良いのだろうと思いますので☆4にしました。
良い
2018年5月29日
久々読んだらば哀しいけど良いお話でした。亡くなった藤原先生が引き合わせたかのような薔田先生と宮本くん。2人でいる時はきっと自然に藤原先生の話題になるんだろうなぁと思うと何だかうるっときます。
作家さんらしいお話し
2017年8月11日
キャラ達でした。特に攻めキャラさんにそう感じましたね。今作は期待し過ぎたせいで星は4にしましたが充分素晴らしい内容だと思います。泣けました。絵柄で好みは分かれるかもですがお話しの内容はすごくいいのでお勧めします。読んでみてください
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ストーリーが良かった
2017年1月12日
初めて読む作家様でしたが、じっくりと読ませてもらえる作品でした。悲しい展開もあり、泣けましたが、読み終わった時はスッキリできたし、良い作品だったと思います😄
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表紙の見た目だけで購入
2017年1月1日
作者さんの「彼と任務と…」の六郎太が好きで似たような容姿のこちらの本を購入(あとがきにそのようなことを書かれていて購入した甲斐がありました)
内容はタイトル通り死を前提で読む話で 明るくはないけど重すぎるわけでもなく大人の男らしさが出てました。
じわじわくる
2016年12月30日
最初はあまり絵も好きじゃなくてピンとこなかったんですが、2、3回読んでみるとじわじわくる。切ない悲しいけどぐっとくる部分もある。
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リアル
2016年12月29日
好きな人が亡くなったら普通にこうなるよなぁとか、仕事はしなきゃだけどこっちも大事とか、リアルで入り込んでました。淡々としてるとこもあって、恋愛とかエロとかは少なめだけど本当のとこが描かれててよかった。描かない方がBL的にはいいかもなのに!想いとか、でも生きてくとか、淡々としてるんですよね〜と、この歳だから分かるのかも。共感出来ました。切なさも込みでちょっと胸が温まりました。
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いつもよりギャグ要素控え目(^^)
2016年12月15日
面白くてエロ可愛い、いつもの吉池作品とはちょっと違った雰囲気。いつもの感じも大好きなんですが、これもとても良かった(≧∇≦)作家と編集者の話で、大スランプ作家が若い編集者との出会いで、少しずつ再生していきます。暗くなり過ぎず、最後はあぁ良かった、と思わせてくれました。あっさりした絵だからギャグ系でも、シリアス系でも違和感無いんでしょうかねぇ。とても魅力のある大好きな作家さんです。
いいね
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淡々と静かに流れる感じの
2016年6月6日
ストーリーは悪くないのですが、絵があまりうまくないです。特に裸体。うーん。それがどうしても気になります。絵がダメでも圧倒的なストーリーで5を付けた作品も過去にあったけれど、そこまでではないかな…。
表紙タイトルは苦手な人が回避できるよう考慮してつけているとのこと。今気づきましたが、主人公・宮本が表紙にいません(ある意味珍しい?)。
淡々と流れるような感じの作品です。感情を出してるシーンや、それなりに大きい出来事もあるけれど、淡々と静かにという感じ。1回目読んだ時は少し展開に違和感を感じたところもありましたが、2回目読むと意外にしみじみ来ます。
総196ページ。
これはなかなか業が深い
ネタバレ
2023年8月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 196ページ。
書けなくなっていた小説家が、再び筆を執るまでの話。
話運びには静かさがあり、死んでしまった藤原との日々が哀しい。
一人の男が立ち直るまでの癒しと再生、と言うには違和感があって、しばらく考えた結果、これは作家の業の話だったのではないかと自分の中では結論付けました。
薔田のそもそものスランプは、それまでの原動力だった親への反発が親の他界で消滅してしまったことにあります。おそらくは自己憐憫で書くタイプなんじゃないでしょうか。だから藤原との穏やかな日々は、現実の生の糧となり幸せにはなっても、書けるようにはならない。それがまた書けるようになったのは、大切な藤原を亡くしたという喪失を得たからに他ならない。
藤原の死は薔田の作家としての生の糧となり、薔田の現実の生の糧は藤原から宮本にとって代わる。他者を糧にすることでしか存在できない、才あるからこそ許される、業の深い作家であると思います。
かなり良い作品だとは思うんですが、薔田タイプが趣味じゃないので星の数が伸びません。ごめん。特に終盤、宮本への態度を改めるにあたって「藤原に怒られるから」って言うんですよ。よくある演出ですし、一般的には良い話分類になるのも知っていますが、自分の中の言い訳や鼓舞にひそやかに使うのは良いんですが、他者に向けた言葉として使うのは嫌いです。このセリフがあるからこそ、薔田の作家性が確定して業の深さが作品を良くしているんですけど、それと趣味とは別問題。
藤原は自分が薔田の作家としての糧になれたことは無上の喜びではないかなと思います。宮本との日々が喪失を埋めた時、薔田はきっとまた書けなくなるんでしょうね。それは幸なのか不幸なのか。業が深いわ〜。
うわぁ〜ごめんなさい!
ネタバレ
2023年5月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作のみ、p.196。以前ヨミホで先輩はプリ尻レスラーと忍者のお話が面白かったのと、タイトルのインパクトに惹かれて購読しました。
死ネタ自体は大丈夫なのですが、10年も藤原君と薔田先生付き合ってて、藤原君死後の約1年そこらで宮本君と付き合うのが早すぎー!って思ってしまいました。先生はずっと忘れられないとは思いますが、某超有名漫画の主人公のように一生引き摺って欲しい…そこまでは思いませんが、もうちょっと待って…と思ってしまいました。
ストーリーはぐいぐい引きつけられましたが、ちょっと気持ちが追いついていけないというか、残念ながらあまり読み返しはしなさそうです。でも、吉池先生の作風は好きなのでまた他の作品を読んでみたいと思います!
うん。
2017年10月12日
どうにもならない関係とか複雑化した状況の最期に死を持ってきて完結するストーリーは嫌いです。でも、この作品は違いました。もう少しゆっくり話が進み、もう少し伏線やエピソードがあれば泣けたかも。でも、愛する人の死、深い悲しみ、その後の新しい恋や情、人生とか仕事とか、そういうことが描かれていました。
サラッとしている死ネタ
2017年8月15日
かなり涙もろい方なのですが、特に刺さらず…。切ない話ですし、亡くなってしまうのがわかって読むと藤原さんと薔田さんの過去話はやるせない気持ちになりますが、全体的にサラッとしているのであとをひく重さはなかったです。
タイトル
2017年3月13日
に偽りなく。じわりと沁みるものがあるのですが、個人的に深くまで刺さらず、でした。
題名が・・・
2016年6月15日
すごいタイトル名ですね。ストーリー重視なのかな?絵はちょっと雑です←ごめんなさい!!
なので、エッチもあるにはありますがどうもグッとはきませんでした(*_*)でも、多分何度も読め返すとジワジワ染み込んできそうな感じはしました。
表紙通りモノクロな印象
2016年1月3日
まず、絵が素朴で酷く淡白です。これで大分損している感じがします。感情が生き生きと訴えかけてくるタイプの漫画ではなく、読者の想像力や、感受性しだいな感じ。 タイトルから重苦しい感じを覚悟していたのですが、そうでもなかったです。熱心で一途な編集者と、寄り添う二人の毛色の違う作家。三人の人生が交錯します。波瀾含みのストーリーの割にはお話の進みが早い感じがしました。感情をもっと丁寧に見せて欲しかった。ラブシーンは静かですがそれなりにあります。
良かったけれど、読み返しはしないかもと思うので☆3.5です。
どうして高評価??
2020年4月30日
うーん。絵が好みでないだけではないと思う。あまり印象に残らない作品でした。
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