なかなか、何となく手が出せなかったスカーレット・ベリ子先生。
『四代目・大和辰之』読みたくて、スピン元のこちらから。
みのり先生は、なんだか幽閉されたお姫様みたいに感じました。
幽閉「された」のではなく、自ら罪の意識から身を隠したわけだけど、見つかりたくない、一方で見つけ出して許してほしい、という相反した気持ち。(ただ、なぜ性的なことをしなくてはいけないのかはモヤる)
そして、対する壮太。彼は自分の辛さも稔の苦しみも全て飲み込んで前に進み、さらにお姫様を見つけ出し乗り込んだ王子様。
「みのり先生」を「稔」に戻してくれた。
めでたしめでたし…なんだけど、まさかの姫と王子が真逆だったとは!!
同録の『幸せのかたちB4サイズ』(こちらの短編よかった!)も同じくだけど、新鮮な驚きでした〜
辰之は、キャラ立ちしてるものの、今作ではゲスト出演。
でもここからシリーズ始まるんですよね!