めっっっっちゃくちゃ面白い。えっめちゃくちゃ面白いぞ!夜光花先生、長編が多いので、そっちに入る前に…と思って読んでみたんですが、あたしこのお話好きだー!!
受けはお人形さんみたいに、面の良い男。人形館で働いている。からくり人形の館とか、また時代を感じさせられていいね〜あやつり◯近とかの昔のアニメ塗り、かつやや禍々しい不気味さを感じさせる世界観でぜひ読んで(個人の想像によるところが大きいです)
攻めは結婚するところだったんですよ…お前結婚しちまったのか、俺以外のやつと…状態スタート。
受けの妹が誘拐されたり、誘拐犯から、攻めの結婚破棄させろとか電話きたり、この辺の展開の読めなさ、どうなるの!?と読者をワクワクさせる手腕がスゴイ。だって、一見そこの繋がり関係なさそうなんですもん。どゆこと??と思うじゃないですか。久緒さんが名探偵なんですけど、ま、まさかそんな…!!という展開。久緒さん面白い人で好きだった。本当にネタバレなしで読んで確かめてほしいよ。私は気に入った作家さんができるとあらすじとか読まずに買うから博打もあるんだけど、幸せだなって思う瞬間だよこんな面白い本に当たった時は。
攻めとの関係はどんどんおかしくなってっちゃう。攻め、まだ受けのこと好きだったんかいいい!!!攻め、結婚しちゃヤダ…って縋り付いてくる、受け振り解けるわけないんだよ。元々攻めが好きだったんだよ!!学生の時にかくれんぼしてて、一緒に隠れてる時に、攻めすごい心臓ドキドキしてたねって受けから言われて真っ赤になるような純情な攻め、どうしてこうなった???お前との付き合い方、今まで間違ってたんだな…って、なんか悲しいとか切ないとか超越したやりきれなさに涙出たんですけど…
受けは人から好意を感じると重く感じて引いてしまう。妹からのプレッシャーもしんどい。人といたくない。自分っておかしいのかな?という悩み。
攻めは優しくすると受けに逃げられてしまいそうで、ただ身体の関係ばかり重ねて、ろくに会話もなく笑顔も消えていって…ウオォこれ以上泣かせないでくれ。最後には攻めが受けのこと優しく抱いて、受けもそれを受け入れてくれて、お互いに好きだって確かめ合ったのが感動的だった。遠回りしたけど、学生の時に本当に付き合ってたら卒業と共に別れたと思うし、これで良かったんだと思ってる。攻めもっと出番欲しかったけどスゴイ良かったよ!