漫画が良かったので続きが待てずこちらも読みました😊
漫画は1年に1冊の発行ペースでしょうか。
漫画では青の王が冷たく感じ、セージに対しての愛情がよくわからなかったのですが、小説の方を読むと気にかけてる(?)のが分かります。しかしながら、もうちょっと甘くてもいいんじゃないかと、セージの気持ちを思うと悲しくなります。分かりやすい愛情表現が欲しい!作者様は不憫がお好きだとか...(笑)
王政なら一夫多妻でも仕方ないんだろうけど、やっぱりセージだけを愛して欲しいって思っちゃうので、ルリ問題はモヤモヤしました。青の王はルリがかの行動をとってしまった要因は自分の言動にもあると責任を感じていたのかもしれませんが、シアンの意見同様、そこまでする必要あるか?と思っちゃいます。
そして若干14、5歳のセージが妹を助けるため必死に頑張っている姿と兄妹の絆が切なく、王となるには精神が幼いながらも周りを巻き込んでいきながら西方を建て直していく様も読み応えがありました。性的なシーンも漫画より小説の方がエロくていいですね。青の王を求めても応えてもらえない切なさに涙しちゃいます。
総じて綺麗な絵と世界観に惹き込まれ、面白いのですが、ところどころ、状況が読み取りづらいところがありました。他の方のレビューを読んで、自分では理解できなかった状況や心情的な部分を補足しています。