ネタバレ・感想ありCOLD SLEEP 全3巻【合冊版】【イラスト入り】のレビュー

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号泣めっちゃ泣いた
2025年4月15日
3巻エグイ2巻との落差 よ受けが大人すぎる受けが神対応 受けがけなげすぎる 受け皿が大きい これが愛続きあり 読む 必須
いいね
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読み終わりました〜
2025年4月6日
凄く満足した。序盤は藤島にイライラし、中盤はラブラブで幸せになり、後半は、藤島があまりに可哀想だと辛くなり、私の心は上がったり下がったりしてました。ハッピーエンド助かります。これが、愛か。非常に学びになります。愛ってこんなに分厚くて濃くて暖かいんだ。あーあ。木原先生の作品全部読み終わってしまったら私はどうやってBlで幸せを享受すればいいの?ああ……。普通にblってシリアスな作品の割合が少なすぎませんか?5割にしてください
もしかしたら
ネタバレ
2024年10月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ラストは透と藤島が心中しちゃうんじゃないかと思うくらい暗く沈んでいったのでドキドキした
でも幸せ見つけられて良かった〜!
いいね
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傑作です。
2024年5月23日
皆さんの言うように繰り返し読むのも大変ですが、こんなに心に残る作品はなかなか無いのではないでしょうか。あまりに辛くて、幸せな二人も感じたくて、ドラマCDや、続きの作品すべて購入しました。こんな素敵な作品に出会えてよかった。
いいね
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凄すぎた……さすが木原作品
ネタバレ
2024年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 合冊版で読んだ。事故による記憶喪失物、段々明かされる真相、記憶が戻らないまま今のお互いを認めあい愛しあう………普通に面白い結末……と思いきや、ストーリーの大半を費やした殆どが記憶回復によって失われ二人の関係は最悪に。そして木原先生らしい物理的にも心情的にも痛く苦しい描写が続き、正直受けは死んでしまうのかと思ったほどだった。もう怒涛の展開に後半は捲る手が止まりませんでした。そして合間に別のストーリーが並行して描かれるが、本編とは無関係に見せて最後にクロスオーバー。なんてなんて理想的で面白い作品なんだ!なんで私は今まで読まなかったんだ、と叫んでいます。
倫理的に無理なところは改変して良いので、ハイレベルな実写ドラマ化で観たいです。
ひと味違う記憶喪失モノ
ネタバレ
2023年6月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 記憶喪失のお話ですが、これまでの記憶喪失モノとは一線を画しています。とにかく、藤島がかわいそうで・・。特に、記憶を無くした透と撮った幸せな頃の写真を、記憶が戻った透に捨てられたシーンは、読んでいて本当につらかった。残酷です。ただ、透が酷い人間になってしまったのは、彼のせいではないのですが。素晴らしい作品なので、もう一度読みたいですが、今はつらくて無理です。
2人分のお願いだからきっと早く神様に届く
ネタバレ
2023年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビュータイトルは作中で1番胸を抉られた台詞です。子供時代の透は、こんなにも悲惨な境遇なのに泣いている藤島を慰めてくれるとても心優しい素直な子です。そして、神様にお願いしたらきっと大丈夫、と思えるほどの純真さもあり、まだ本当の地獄を知らない。泣きました。2人ともなんてどうしようもないんだろう。正反対なようでいて、凄くよく似た2人なんだと思う。不器用なところとか、口下手なところとか。でも、お互い離れられない。とんでもないものを読みました。ラストシーン、海で写真を燃やした理由がすぐにはわからなかったのですが、きっと「今」を生きる透のためだったんですね。わたしだったらそんなふうに出来ないと思う。あれだけがあの2人の最後の思い出になってしまうかもしれないのに…きっともう不安にさせたくなかったのかも。ずっと自分はそばにいるよって、行動でも示したかったんだと解釈している。だって、そばに居たいから藤島さんのためになら何でもするって言ったんだよ…あの透が…もう暴力的なこともしないし、旅行が好きならどこにでも連れていってあげる、ケーキだってまたすぐ美味しいのが作れるようになるって…健気さすら感じます。そんな透見てられないよね。藤島さんの愛は深く、容易には感情を汲み取れないこともきっとあると思います。それでも、できるだけ透と仲良く暮らしていってほしいな、と思った。2度目の記憶喪失でまっさらになった透も実は嫌いじゃありません。なんかかわいいな、と思う瞬間すらあり、これは若い頃にはまず抱かない感想な気がしたので、読むたびに気持ちが変わるかもしれません。結局透も藤島さんも好きで好きでどうあってもどこにもいけないんだ、と思った。ずっとこれはスゴイ作品ダゾ…という予感はあったのですが、辛口コメントなどチラ見してなかなか踏み出せずにいました。が、結果読んで良かったです。違う作品も読んでみたいです。結論から言うとわたしは暴力的なシーンにはそこまでビビりませんでした。ほんと人それぞれとは思うけど、気になるならぜひ買って読んでみてください。
合本版おすすめです!
ネタバレ
2023年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 事故で記憶を失った透を友人だという藤島が面倒をみてくれるのですが、傷つけないよう、したいことをさせたい、そうやって生まれ変わったのなら、過去のつらいことは思い出してほしくない。
痛いほど、透への愛が深すぎて。
1冊目では、記憶のない状況での葛藤。
2冊目では、恋人ににるまでと、やりたいことをみつける。
3冊目では、記憶をとりもどしたものの、事故後のことがまったくわからず、気づいたら6年経過していて、いらつく藤島と同居している。6年間の自分は居場所があって、あまりにも幸せなことへの苛立ちを藤島にぶつけていく。
本当に記憶とりもどしてからの透は嫌な奴で、藤島がどんなにつらくあたられたり、身体を強要されたり、暴力をふるわれても我慢してるのが、とても辛かったです。
切なくて、記憶はないままだけど、記憶がないときもあるときも透の根底はかわらないというゆるぎない愛がむくわれて、よかったです。
やっと、いろんなぐちゃぐちゃな気持ちを消化してからの透の藤島への愛がまた重いけど、そこがいい。
セールとクーポンでお得にかえて大変よかったです。
めちゃくちゃ泣いた!
2023年2月8日
ずっと読みたかったけど、
メンタルがいい時じゃないとヤバい!
と聞いていて怖くて手が出ず、ずっと積み本でしたが、
勇気を出して読んでみたらやっぱりめっちゃ泣いた!!
透が可哀想で、藤島さんが可哀想で痛くてなんでこんなに辛いんだーーーー!!!
叫び出したくなる程お話にのめり込んで泣きました
つらっ…(><)
私の推しを返して…(><)
もし迷ってる方がいましたら、めちゃくちゃ泣くし辛いけど、本っ当に面白いです
読後数日放心するかもしれませんが、読んで下さい
つらっ(><)
傑作です
ネタバレ
2022年10月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 素晴らしかったです。
全3巻、名前だとどの順かわかりにくくもあるのでこちらの合本版はありがたいです。順番に読めるので。

なんとも密度の濃い三冊で、読み終わった後もしばらくこの本のことしか考えられませんでした。
一冊目で夢中になり、二冊目でハラハラ、ほんわかし、三冊目でボロ泣きし…。ものすごく心が沢山動かされる本でした。

透くんが。透くんが可愛くて可哀想で愛しくて…。
二冊目の最後、お誕生日のところのセリフ何度も読み返してしまいます。

同じ作者さんの「こどもの瞳」も共通点がありますが、あちらは初心者向け、こちらは上級者向けですね。

つらい展開も耐えられるならば本当におすすめしたい一冊です。
欠けたところを埋めていく
ネタバレ
2022年9月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 透も藤嶋も与えられるはずのものが無かった。歪なところで育った2人は3作を通して産まれ直すようでもあった。それぞれの目線で展開するストーリー。藤嶋は、自分の蒔いた種を刈り取る為にとても辛い時間を過ごす。けして赦されない事ことをした、過去の行為の代償だと思います。透は自分を守るための殻が厚くなりすぎた。やっと。殻を破ってその一言を吐露できた。一人で生きられない。誰にも自分の気持ちはわからない。そんな気持ちを持ちながらも、誰かに理解されたい激しい想いは藤嶋の側で癒されていくのですね。重く苦しい描写もありますが、嘘くさいものがない木原ワールド。心して読んで下さい。
コミカライズ版を読んでから
2022年5月21日
筆者さんの「美しいこと」「Cold Sleep」を読んで、こちらを読みました。コミカライズ版も良かったのですが、ノベルズはさらに細かいディテールが読め、読んでよかったな、と思いました。が、重かったです。読んだ後でずっしり来るので元気な時におすすめします
三冊分一気読みです
2022年3月6日
1巻は記憶喪失の主人公とそれを支える謎の男、なぜこんなにも尽くしてくれるのか。なにもわからず1巻がおわります。2巻で支える男との二人の過去と理由がわかりかなりの衝撃をうけ、3巻は出だしからもう手がとまりませんでした。
ああ、もう幸せになってくれ!となんともスッキリしない気持ち。
綱渡りのような幸せを過ごす二人をハラハラとしながら見守ったり、切なくて、互いのジレンマというか、もうなんとも言えない、気持ちでいっぱいになりました。
3巻は涙無しに見られないです。
情事のシーンが悲しくて泣いたのは初めてでした。
こんなにやりきれない情事があるのかと。
読んでよかったです。
出会えて良かった物語でした。


圧巻の読み応え、読んで良かった
ネタバレ
2022年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原先生の作品は昔から結構読んでいるんですが、これは壮絶にしんどそうだなという作品は避けてしまっていて。こちらもその一つでしたが、やはり気になる作品は全部読んでおこうとかなり覚悟して読みました。
ハラハラの展開に引きずり込まれ3冊一気読みしましたが、特に3巻目のCOLD FEVERが圧巻でした。これを書くために1、2巻があったんだなと思う程の読み応えで、ここまで書き切った木原先生の凄さに感嘆しました。

COLD FEVERは確かにキツい物語です。苦しむ。2人が本当にずっと苦しみます。それを見ているこちらも辛いし苦しくてたまりません。都合の良い展開にはならないし、安易に救われたりも全くしません。
それでも実際透の状況に置かれればこれがリアルかもと思うと、絶望を感じるほどの現実を突きつけてくる、決して甘さに逃げない先生はやはりすごいなと思いました。

しかし3冊通して読み終わってみると、覚悟して読んだせいもあるのか思っていたよりもずっと優しい着地点だったなと思いました。
特に「LAST FEVER 四季」「花咲く花散る花開く」まで読んで救われる思いがしました。
苦しい時期を乗り越えた先に、途中の激しさからは想像も出来なかった穏やかな現在があって、癒しきれない傷はあるけれどそれをそっと包みながら2人は生きていくのだろうなと感じました。
記憶喪失の間の6年間のような愛し合い方はもうできないし、その時が永遠に失われてしまったことは言い知れない悲しみを感じますが、傷付け疲れ絶望したその先にあった小さな光を掴んで向き合った2人を応援したいと思いました。
凄い凄まじい、面白い!!
2021年12月16日
漫画版は読んだ事あったんだけど、やはり原作は素晴らしい。
木原さんの話はもうどうしてこんなに面白いんだろう。漫画版読んでてストーリー知ってても関係なく夢中になってしまう。
記憶喪失と人間性
ネタバレ
2021年10月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分は一体何なのか。生まれ持った気質、育った環境、与えられた愛情、裏切り。そのパーツによって自分の人間性や存在意義が変わってしまうのか。そして失った記憶と知らない自分を知る人々。
「(その1人である)恋人は自分の体の一部みたいなもの」という透のセリフがその答えのように思いました。
大好きです。
2021年8月9日
夢中で読み切ってしまいました。
木原さんの作品は素晴らしいですね。
息もつかせぬ展開
ネタバレ
2021年6月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み始めたら止まらず一気読みでした。
1回目に読んだ時は3巻「COLD FEVER」で透の魂の叫びのような行動に号泣。
2回目読み直すと2巻「COLD LIGHT」の幸せな姿から、もう号泣してしまう始末でした。
改めて木原先生の凄さを思い知る作品です。
内容は全く異なりますが、木原先生の「秘密」を読んだ時の読後感と似ていると思いました。
再読
2021年2月7日
このストーリーを考え、過不足なくまとめあげた作者は改めてすごいと思った。
酷いよな。容赦ないよな。清々しいとさえ思える。神だな。
胸が痛い
ネタバレ
2020年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原作品を初めてみました。木原さんの作品は覚悟がいるというレビュー多いので、今まで遠慮してましたが、読んだら、止まらない。でも、胸が苦しい。3巻は特に、早く終わってくれ!と、さえ思いました。もう、精神的にも物理的ににも痛い痛い。1、2巻程度なら、大丈夫だと思った自分がバカでした。3巻は苦しくて、目を逸らしたい、これでハピエンじゃないなら、読んだ事への後悔しかないと思いました。涙。記憶をなくしていた時のトオルくんに、もう2度と会えないのかと思うと切なくて、いい子だったのにと寂しいです。でも、藤島さんが、幸せなら、それで全部OKです。藤島さんのトオルくんへの深い想いが苦しくて胸がいっぱいです。
言い訳しない男、藤島
2020年9月22日
この作者さんの作品を初めて読み、圧倒されました。3巻、心身ともにイタイです。この作品も、その後のスピンオフ3作もですけど、受けの人に「他にもいい人いるんじゃね?」と言いたくなりますが、その反面、執着して惹かれてしまう気持ちも理解できます。どうしても、2巻までの透よカムバックって気持ちになりますが、3巻の透に寄り添い切った藤島に「よく頑張ったね」と言ってやりたくなります。でも、もうちょっと言い訳してもいいと思うんだ。何もそんな辛い道通らなくても……という老婆心の湧く作品です(笑)
圧倒的!
2020年4月15日
波乱万丈すぎて、つらみの波が次から次へとやってきて、でもやっと幸せになれた……と思ったら三冊目で再び、それまで以上に深く深くつらみに落とされ。それでも、救いがありました。圧倒されました。暴力がきつい場面も多いですが、意味のあるシーンだと思えました。
もう一つのカプにはどんな繋がりが?と思ったら終盤にやっと意味がわかりました。
痛いお話でした。
ネタバレ
2019年8月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 記憶を失なった攻めと、受けとの関係が徐々に明かされていくストーリーもドキドキしましたし、記憶を取り戻した後の二人の関係性が痛くて苦しくて、ハラハラしました。それでもお互い、手を離せないという所までの完結の持って行き方が、本当に凄いお話でした。読み応えのある作品を求めてる方に、是非読んで頂きたいです。
素晴らしい。
2019年8月20日
とても良かったです。激痛を伴うお話で、先が見えない中、最後の最後に救われた気がしました。
冷と熱
ネタバレ
2019年7月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ いつも心臓を刺されながら拝読しております。この作品もあらすじをボヤかせながらレビューをチェックし、今読む体力と気力が自分にあるのかグダグダと考え長い間本棚に寝かせておりました。
やはり凄まじかった。生死ギリギリの痛みと恐怖、希望と絶望、愛憎、好悪、死と再生。正反対のものが激しくぶつかりひとつになったような印象が残る作品でした、絵に描いた様な不幸が現実にもある中、ハッピーエンドに救われ二人の物語に感動致しました。
合冊版の方がお得だったので
2019年5月28日
シリーズ作全てに星5評価です。LIGHTで終わらないのが木原先生らしい!個人的にはFEVERが一番好きでしたが、何せ一癖も二癖もある人を選ぶ作品だと思うのでシリアスや重いのが苦手な人はSLEEPとLIGHTだけでも物語としてはエンドにはなると思うのでおススメします。ただやはり凡庸なハピエンではないFEVERは是非読んでほしい。今回も特殊な人間の魅せ方が本当に上手いなと感嘆するばかりでした。並行して進んでいった谷口と黒川のお話も良かったですし、最後には二作品の絡みもあり面白かったです。
重い、辛い…でも読んで良かった
ネタバレ
2019年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューを読んでずっと読むのを迷ってました。最初のSLEEP、LIGHTは悲しとこもあるけど幸せの方が大きかったしやっぱり最後まで読みたいと思いFEVERも読み進めました。が、最初から辛くて何度も何度も涙しました。
藤島さんを思うと辛い苦しいとなりましたが、透の夢への一歩を踏み出そうとした時に自分は6年間全く別の人生を歩んでいてどうしていいか分からない、さらに、(覚えてないから)好きだった人に再度裏切られてしまこと、透の方も同じぐらい辛くて苦しかったです。
最後は希望が見える終わり方で2人の幸せを見つけていると思いたいです。
秀逸です
2019年1月5日
木原音瀬さんの小説はとても引き込まれる。文章が上手い。すぐ飽きてしまう私がこんなにスルスル読める作品は珍しいです。
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重いなぁ。重いけど良かった。
2018年7月28日
全3巻一気読みでした。レビューを読んで覚悟はしていたけれど、それ以上の衝撃を受ける内容だった。1巻目から重い上に、2、3と更にヘビーになります。暴力描写が苦手な人は避けた方がいいです。でも、読後はあったかい気持ちになったので、胸を締め付けられるハラハラ感を我慢して読んだ甲斐のある本でした。
購入して良かったです!
2018年7月23日
絵はあまり好みじゃなかったけれど、読み始めたらじわじわと引き込まれました。互いにの想いや攻めの気持ちの変化や事件など、衝撃的な場面もあり読み応えありました。
ストーリー的にも好きな話だったので買って良かったです!😊
724ページは伊達じゃない。
2018年6月19日
何故作者が違う題名にしたか、よく分かる秀作。同じカップルをずっと追っていますが、1冊ずつテーマがあるようにかんじます。こんなボリームある話は滅多にない。幸せとはどういうものか、絶えず考えさせられます。キングオブ健気受ですが、ある意味執着受です。
予想だにしない展開。
ネタバレ
2017年9月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 合冊版購入。2,700円と値は張りましたが後悔してません!
この作者様の小説は初めてだったのですがレビューをみて購入。
導入部分ではふーんへーほー、この二人が恋に落ちましたっていう展開になるんでしょーというテンションで読み進んでいたところ、え!?あ、そうなの。えぇ!??という展開に急にジェットコースターに乗ったかのような心の揺さぶりにあい、それからはもう辛い、泣く、辛い、泣く、辛い、辛い、泣く泣く、もうダメやめての展開。しかし、最後まで読んでよかった😊読んでよかったけど、最後ほんわかするけど切ない。。
そんなお話です。
重い!スピンオフはCOLD HEART。
ネタバレ
2017年7月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ (小説)

あぁ。。
この、なんともいえない、余韻が残りすぎる、心がえぐれるような読後感。。
作者さんファンになって慣れたというか覚悟して読んでましたけど、やっぱり、などっしりキツイ読み応えの深すぎるお話でした。
3冊の3部作となっていてそれぞれ区切りの良いエンドですが、それぞれ読後の意味と余韻が全く違います。
時系列や謎解き、3冊仕立ての意味もあるので、必ずシリーズ順に読んでください。
キツイのが苦手な方には、合冊版で読むのではなく1冊ずつの購入で2冊LIGHTまでで読み止めるのもアリなお話です。

作者さんファンで、人生の酸いも甘いも含んだ複雑な展開も好きな方には、ぜひお徳で一気に読める合冊版をオススメします。
そして、この、心をわしづかみにされるお話を堪能してください。。

ある意味、一途過ぎる愛情でした。
2人とも対人スキルが低すぎて、読み手はハラハラします。
何度も恋する。。
心にずーんときました。
BLファンタジーに慣れていると裏切られるようにも感じますが、写真を焼いたとき、あぁ作者さんらしいな~とこの話の意図を感じました。

スピンオフでCOLD HEART(東京・NYの2冊)があります。
透の友人のお話。
余韻が冷めずに続けて手に取りましたが、本作3部作に負けず劣らず、ヘビーな読み応えのお話でした。

時系列としてもCOLD SLEEP3部作の後になり、透たちもたまに登場していて、その後の様子が垣間見れます。
話の内容はそんなにリンクしてないので別作品としても読めますが、両方読むなら先に本作3冊読んでからをオススメします。
一気には読めません苦しくて
ネタバレ
2017年5月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビュー書くか迷う、何故なら読み飛ばした所がそこそこあるから。何ですかこの構成、散々甘くて幸せな光景見せるだけ見せて、もうこれは大丈夫なんじゃないかな?迄信じ込ませてからどん底へ突き落とす…ドエスにも程があるわ作者様よ…。feverに関してはまだ噛み砕き理解する段階ではないです、私貧血の治療してますが今悪化したなって瞬間がありました(笑)辛いシーンの連続ですので心の状態が良い時にfeverは読んで下さい。

でもsleep、Lightのあの面白い小説を読んだ時の集中する感じ…多少の音や邪魔にも何の影響も受けずひたすらに先へ先へと読み進める気持ち良さがあったのですよねー。Lightも目を逸らしたくなるシーン沢山ありましたけど「今」の透が素晴らしい人格者でね、ケーキ屋ポートのアルバイトとかね、少しずつ積み重ねて新しい透になっていくのなんてホントグッときますよ…しかもケーキは藤島さんが幸せそうに食べる私的萌えシーンもセットでね…なのになのに…全部の記憶忘れる事無くない???私は戻ったとしても昔の透と新しい透の記憶のせめぎ合いの様なものを想像してましたから…透も今の俺を応援してねって言ってたし(ああ、あの透に会いたい泣)feverは正直えっまた一から?と思いましたよ。

今はfeverの印象強すぎますけど、他のレビュアー様方の冷静で泣けるレビューを読んで何とか折り合いを付けた所です。そうですね、どんな形でも何度もその人と恋に落ちる…あの透との恋も完成には必要で作者様の書きたかった所なんですよね。もう少し時間が経ったら最初からじっくり読み直したいなと思います。

あともう一つのカップルが…私パラレル的な世界を勝手に想像してたんです、何となく藤島さんと透をひっくり返したような似たカップルだったので。そしたらなんて事はない絡みでちょっと肩透かしくらった感じでした。
すごい
2017年5月29日
気になっていた作品だったので割引で購入。んー、苦しいところが多くて途中で辛くなってしまいました。が、こんな展開は初めてでぐんぐん引き込まれてしまいました。単純なハッピーエンドではないとこがこの作品を良くしているんだろうなぁ。
何度も恋をする。何度も今を生きる。
ネタバレ
2017年5月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 第三部COLD FEVERは確かに、読んでて辛くなるほどの内容だけれど、でもやっぱり、これを書きたかったんだろう、この透を書きたかったんだろうと思いました。
藤島は精神的にも肉体的にも辛い思いをし、それは過去の罪に対する制裁というには余りあるものでしたが、幼い透に心奪われ、忘れた透にまた恋をして、思い出し、過去と六年間と現在の狭間でもがく透をまた愛しいと思ってしまう…違うけれど同じ相手に何度も何度も恋に落ちるのは、つらいけれど幸せなことでもあるのかもしれません。
救ってあげたかった、物語の最後に安寧を与えたかったのはやはり、『この透』なんでしょう。
『六年間の透』は確かに藤島に愛され、その記憶は忘れ去られることはないだろうけれど、今を生きる今の透だけを、真摯に、藤島は愛すのだろうと思います。。。切ないけどっ(T-T)
……文字にできない余韻にどっぷり浸かってしまいます。
甘い日々が今となっては切なくて、まだ第二部は読み返せません…
藤島さん……(泣)
ネタバレ
2017年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 木原音瀬先生にはまって、ずっと読みたいと思っていたこちらのシリーズが合冊でお安くなっていたので、今だ!と思い購入しました。ザックリいうと記憶喪失ものなのですが、sleep、lightで記憶を失っていた透がfeverで記憶を取り戻すという内容。lightではやっと結ばれた藤島さんという恋人と甘々な日々を送っているところで終わり、feverでなんと……(泣)きっと読んだ人はみんなfeverで号泣するでしょう。私は木原音瀬先生の本が大好きです。木原先生と言えば、痛くて切ないが代名詞ですよね。でも私は真性の痛い切ない好きではないんでしょうきっと。feverを読み続けるのは、今までで1番辛かったです。肉体的に痛いのは「fragile」が私が読んだ木原先生の本では1番でした。でもあれは痛い思いをしている本人が、正直クズだったので普通に読めたんです。精神的に痛いのは、木原先生の代表作とも言える「美しいこと」でした。でもこの作品は、そのどちらをも上回ってしまいました。一気に読破したものの、正直最初は私にはハッピーエンドとは思えませんでした。記憶を取り戻した人は記憶を失っていた間のことを忘れるというのは、他の作者さんの本でも読んだことがある設定だったので覚悟はしていました。が、まさか透があんな事を藤島さんにするとは……。私は記憶を失っていた間の透が大好きだったので、ほんとに号泣してしまいました。透と藤島さんが最終的にはどうなるとしても、藤島さんのことを愛し、愛された、あの透は戻ってきません。他の作者さんでは、記憶を失っていた時のことを何となく思い出したり、知っている感覚だと思ったりしちゃいますが、そんな救いは一切ありません(泣)。そこが木原先生なんですよね……。でももう一度、feverの後半を読み返して、今やっとハッピーエンドだと納得する事が出来ました。あの透とは別人だけれど、この透もやっぱり藤島さんが愛した透なんだと。ただ、まだまだ糖分不足なのでスピンオフまで追っかけたいと思います。cold heartは藤島さんと透がメインではありませんが、その後の2人も少し絡んでくるそうなので。痛くて切ないのが好きな人も、若干苦手な人も、読後はきっと読んでよかったと思えると思います。あくまでも読後ですが(笑)オススメです!
なんて重い人生だ!
2024年11月2日
読後の感想と言えば、すごかった…としか出てこない。透の幼少期と過去、藤島の過去と現在、2人の現在の関係性…明らかになる度に「えっ!?」「ウソでしょ!?」「うわっ!」ってなる。良くなるかと思うと、待ってました!とばかりにひっくり返って最悪に変わる。まるでオセロのようで、一体誰が遊ぶゲームなのか…神と悪魔か…
とんでもない衝撃の中で、2人のとてつもない孤独と絶望と哀しみが浮き彫りになり、その中で小さく震えるように「自分を見て、置いていかないで」って泣いてる小さな子達が見えた。
償うって難しい。許すのも、また難しい。私にはまだわからないけど、出来ることをやるしかないんだと思った。
藤島さんは幸せだろうか?透は…?それが愛と呼ぶものではないかもしれないけど、2人が一緒にいることがそこにある何かを証明するものなのかもしれない、と思った。
この先2人に、どうかたくさんの笑顔が溢れますように…心から祈りたい。

最後に、藤島さんのアノ傷は大丈夫だったのかな…?その後の説明なかったけど…透よ…あれはイカンわ(ドン引き)
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読みごたえあり
ネタバレ
2022年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 値引きのタイミングで購入。一気読み出来て良かった。自分が必要とされること、肯定してもらえることは大事で、blを越えて人と人との関係を築く上で一番大切なことだと思いました。
暴力的な場面ばかり注意されてますが、私は特に気にならなかったです。物語を進める上で必要な描写だったのかなと。
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痛みが足りないのでは?と。
ネタバレ
2022年6月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 痛くて切ないと木原先生の前評判を聞いていて2冊めまではあれ?今作は痛みが足りないのでは?と思い始めた所、3巻で一気に底の底まで突き落とされる…。これぞ木原音瀬ワールド。6年間の透ちゃん、切ないね。味方になってほしかったね。あと間に挟まれる別カプがそんな繋がりなん?と逆にビックリでした。もしかしたら事故相手のカプで(お姉さんは既婚で)6年間の透ちゃんは弟くんが乗り移ってたり?とかもうよくわからん話まで予想したり妄想したり、冷静なや読んでるつもりがとりあえずしっかりはまってしまいました。
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幸福の落差が凄まじい・・・
ネタバレ
2022年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 個人的には「灰の月」が大丈夫なら今作もOKだと思います。にしても。藤島と透の生い立ちが凄絶。藤島が優しい性格に育ったのは奇跡だと思う。もはや聖母。暴力シーンも多く、心折れそうになりながらも読む手は止められず見届けたいという気持ちが強かったです。他の方のレビューにもありましたが、暴力が苦手なら「COLD FEVER」を読まないも一手。でもこれは合冊版なので読んじゃいますよね〜。複雑なものもありますが、概ねハッピーエンドです。素晴らしい作品なのですが、突然ぶっこまれる「同窓会」はちょっと・・・と思いました。藤島と透の行く末が気になる!ところでいきなり横道にそれます。単体で読めば良いのかも知れないけど、あそこまで盛り上がっておいて谷口と黒川の恋バナとか正直どーーーでも良かった。ってくらい本編が気になった。途中から透も登場したりしたので、すっ飛ばすわけにもいかず読みましたが、全然入り込めなかった。六年間の透が残した言葉、最後の写真を焼いたシーンは止めどなく涙が溢れました。「COLD HEART」の方にも藤島と透がちょいちょい出てくるので必読です。
スピンオフから本篇へ
2021年12月23日
ColdシリーズのスピンオフCold Heart in Tokyoを読んでたので、本篇が読みたくて3巻合冊版を購入。今まで読んできた記憶喪失物は、受けが記憶を失うか、攻めが記憶を失うか、によって、ストーリー展開は異なるが、こちらはシリアスな展開で、ちょっと重たいかな。でもよくまとまっていて、読みやすかった。
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とにかく重い作品
2021年1月7日
記憶喪失の青年×謎の友人??
交通事故によって記憶をなくしてしまった青年が主人公なのですが、失った過去が重すぎて、読みながら何度もどん底につき落とされてしまいました。
長編ですが読み始めると一気です。
この話も相当痛いのですが、スピンオフのCOLD HEARTは輪をかけて痛かったです。
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なかなかハードだった〜😢
ネタバレ
2017年6月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3巻長かったけど、けっこう一気に読みきりました〜❗かなり壮絶な過去と藤島さんの覚悟に泣けたけど、健気な切ない系ではないですね。リアルな暴力シーンが苦手な方にはオススメできません😔。それにしても、いくらトラウマを覚えてないからとはいえ、性格がこんなに変わるもんか?あと、記憶喪失ってこんなに完璧に忘れてしまうものなの〜?そして、透が全く違う分野で2度も成功するってなんかズルくな〜い⁉️でも最後にはうまく行って良かったです💕あいだにはさまれた別カプの話しはあんまり好きじゃなかった。雅之が黒川を好きになる理由が全然わからない。最後にはつながるけど、透と藤島さんだけの話が良かったな。
複雑
ネタバレ
2017年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 藤島という男の情の深さに何とも言えない思いでした。酷い仕打ちにも逃げ出さなかった藤島がどんな気持ちで殴られ、抱かれ、疲れ果てても透から離れなかったか。それが愛情なのか過去の贖罪なのか、一言では片付けられない気持ちが只々切なくて。幸せな時を過ごしたからこその苦しみ。記憶のない6年間の写真を、透が捨てた時の藤島の絶望が、それまでの支えを失ったのだと伝わって胸を締め付けられる思いでした。もちろん透の生い立ちや事故、記憶を取り戻してからの葛藤など、心を揺さぶられるものがあったけど、やはり心に残るのは藤島の透への温かい想いでした。最後は幸せになったので良かったですが、読んでいて苦しかったです。
面白い
ネタバレ
2020年12月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 3冊分なので、ボリュームがあって、読みごたえがあると思います。好きな作家さんなので、購入しました。
いいね
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心情は好き
2018年11月15日
心情の切なさは好みなんだけど、エピソードは昼メロ過ぎて、世界に入れなかった・・・
なんともいえねぇ...
ネタバレ
2017年6月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 続きが気になるという点では面白く一気に読んだのですが一言にハピエンと言っていいのか...ゆっくりとこれからおこることへの期待をはらみつつ上って上って上ってピークを迎えたとたんまっ逆さまに墜ちる、まるでジェットコースターのような...着地点はなんとも言えない切なさの残るラストでした。藤島が予測し恐れていた事がおき途中が甘々だっただけに透の豹変ぶりが読んでいてとても辛かった。暴力の描写がすごくてひるみました。ただその生い立ちから人への接し方や愛し方がわからない透の苛立ちや戸惑い、葛藤がよく表されていたと思います。ストーリー構成は星5つでもいいくらいなんですけど途中あまりのことに読むのが苦しくなるところもあって心情的にマイナスしてしまいました。読みごたえはじゅうぶんあります。
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響かなかった
ネタバレ
2024年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んだことある内容で、合本とはいえ、バラで買ってもない。
作者名で本棚検索しても買ってないのに。
どこで読んだかな、、ってなりました。
最後までよみましたが、え?ってなるくらい全く響かなかった。
クチコミ良かったのに不思議。
たまにある、世の中の皆さんと感覚違う感を感じる作品でした。
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作家名: 木原音瀬 / 祭河ななを
ジャンル: ライトノベル BL小説
出版社: リブレ